「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」強烈な存在感で魅せたカン・ハヌルら名脇役キャストを総チェック

02月23日10時30分 
(2024年02月23日10時36分 更新)
ドラマ
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2月23日テレ東にて「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」(全30話)の第1話が放送された。強烈な印象とドラマに重厚さを残したキム・ボムレ、イ・ヘヨン、ファン・ヨンヒ、そして特別出演のカン・ハヌルとと演じたキャラクターを紹介、まだ日本版予告動画はまだ公開されていないが、Youtubeにて日本語字幕なしの予告動画が視聴できる。

【相関図】/メインキャストのキム・ソヒョン、ナ・イヌ、イ・ジフン、チェ・ユファはこちらで紹介⇒眼福必至の4人紹介



「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、三国時代の高句麗(コグリョ)を舞台に、国を守るために戦う王女と純朴な青年の真実の愛の物語。【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景や、キャストの魅力、放送にあわせて各話の詳しいあらすじと見どころ、豆知識など紹介していく.。

※貴族勢力(桂婁部、絶奴部、順奴部、灌奴部、消奴部)については時代背景:高句麗と五部で解説。

ピョンガン_ピョンウォン王画像:KBS番組サイトより■ピョンウォン(平原)王
ケル(桂婁)部。高句麗第25代王でピョンガン王女の父。干ばつになれば、自身のおかずの数を減らすと言われるほど民を大切に慈愛深く寛容な性格の聖君であったが、臣下たちに実権を奪われてからは疑心暗鬼な王に豹変!⇒高句麗第25代・平原王紹介
悩める高句麗のオセロ、余の間違いをただし、高句麗の王権を取り戻せるか?

★キム・ボムレ(김법래)(1970年7月24日、身長182cm)
1995年、音楽劇でデビューしたミュージカル俳優。2005年ドラマデビュー。「ずる賢いバツイチの恋」「イカゲーム」で借金取りを演じ、よく響く低音と恰幅の良い体格から「輝くか、狂うか」の後漢の将軍、「僕を溶かしてくれ」ウンソングループ会長をはじめ、「シークレット・ブティック」「赤い月青い太陽」などの作品で貫禄ある役を演じている。「獄中花(オクニョ)」では実在の朝鮮王朝第11代王・を演じ、本作でも高句麗の実在の王を演じた。
※本作では、聖君と臣下に翻弄されて最愛の妻に対して侵してしまった罪に苦しむ二面性を貫禄たっぷりに演じている。

ピョンガン王女_ウォンピョ画像:KBS番組サイトより■コ・ウォンピョ役
ケル(桂婁)部の王族(コチュガ)で、コ・ゴンの父。高句麗五部の首長を務める絶対権力者。ピョンウォン王を排除して王座に座るのを夢見る。
王座は我が家門のものだ!

★イ・ヘヨン(이해영)(1970年9月7日生、身長182cm)
1989年に演劇の舞台で本格的に俳優スタート。「ボイス~112の奇跡~」「交渉人」「スケッチ~神が予告した未来~」「サイコパス ダイアリー」「君は私の春」などの作品で警察関係者を演じているミスター刑事!知的な風貌から捜査官や官僚なども演じ、善悪様々な役を演じ分ける名バイプレイヤー。
※本作では、王族ウォンピョンをどこまでも憎々しく演じている。

ピョンガン王女_ファン・ヨンヒ画像:KBS番組サイトより■サ氏夫人役
オンダルの養母で非暴力平和主義者。許しと理解し、共に生きる生活重視。オン・ヒョプ将軍の遺言を守って、オン・ダルには武芸もさせずに、人の大切さや、命の重さ、生きるための知恵だけを学ばせる。オン・ダルに平和な人生を送らせるためにはわが身を捨てるのも惜しまない。
目が見えない理由はオン将軍への義理とタルへの慈愛!

★ファン・ヨンヒ(1969年3月22日生、162cm)
2006年映画デビュー。端役を演じ下積み時代経たのちに、2014年MBC「私はチャン・ボリ」ヒロインの母親役で大ブレイク。その後も「緑豆の花」「あなたが眠っている間に」「魔女たちの楽園」など多くの韓国ドラマで強気な母役を演じている。
※本作では、オン将軍の遺言を守るために命がけでオン・ダルを護る養母を厳しくも愛情深く演じる。またオン・ダルの平穏な暮らしをかき乱しそうなピョンウォンを追い払おうとするが、めげない彼女とのやり取りがコミカルでクスっとさせられる。

王女ピョンガン_オン・ヒョプ画像:KBS番組サイトより■オン・ヒョプ
スンノ(順奴)部の族長。高句麗一の将軍でオン・ダルの父。国と部族に対する義務と責任のために思う存分愛してやることの出来なかった息子に対する申し訳なさを胸に抱いたまま、冤罪を被ることになる。
半端ない存在感!

★カン・ハヌル(강하늘)(1990年2月21日生、身長181cm)
デビューは2007年「最強!うちのママ」。その後、「ミセン~未生~」で高学歴インターン社員、「麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」で文系王子、「椿の花咲く頃 」で純朴な警官など様々な役を完璧に演じ高い評価を得た。2022年には「カーテンコール:木は立って死ぬ」で2役、「インサイダー」では丸刈り頭も披露し、検事の汚職捜査のために刑務所へ潜入する司法修習生を演じ、現代ドラマでも見事なアクションを披露している。その性格の良さも話題で、韓国では「美談製造機」と呼ばれているほど。『ミッドナイト・ランナー』で共演したパク・ソジュンは、「カン・ハヌルの悪いところは冬にアイスアメリカーノを飲むことを除いては全くない」といったほど。
まだ30歳(撮影当時)そこそこでベテランと呼ぶには若すぎるが、本作では時には主人公もかすんでしまうほどの存在感を見せる。どちらかといえば文系のイメージの強い彼が、本作では全てを覚悟している将軍であり、子を深く愛する逞しい父を抜群の演技力で具現している。出番は少ないが、「もっとも印象に残るキャスト」としてカン・ハヌルを選ぶ視聴者がいるのも納得できる。脇役でありながらも本作は、俳優カン・ハヌルの「人生ドラマ」と言ってもいいかもしれない。
※「人生ドラマ」:韓国では「過去最高の」「これまでで一番」などといった意味で「人生〜」と表現する。


※同じ時代を描いた作品は【ドラマの年表:三国時代】で確認できる。

■キャスト
ピョンガン/ヨム・ガジン[カジン]:キム・ソヒョン(声:合田絵利)
オン・ダル[タル]:ナ・イヌ(声:三木眞一郎)
コ・ゴン[コン]:イ・ジフン(声:河西健吾)
へ・モヨン:チェ・ユファ(声:甲斐田裕子)
オン・ヒョプ:カン・ハヌル<特別出演>(声:阪口周平)
 ほか

テレ東「王女ピョンガン」番組サイト
 2024年2月23日スタート 月~金8:15~9:11
Youtube予告動画

【作品詳細】【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】
kandoratop