K-POP投入は日本音楽シーンへの問題提議だった!DJ OZMAが最後に語った“引退の真意”とは?

2008年12月28日08時57分音楽

最初から一年限定のプロジェクトのつもりだった…のっけから衝撃的な激白でサプライズをもたらすDJ OZMAのインタビューを、Yahoo!ミュージックは、DJ OZMAのラストアルバムからの『MASURAO』のビデオクリップ・フル配信とともに掲載中だ。

それにしても、DJ OZMAの活動と存在はセンセーショナルだった。もちろんそのエンターテイニングな仕掛けについては皆様もご存知のところなので、今回はあくまで彼の音楽性についてタッチしたい。
DJ OZMAの楽曲はダンスチューンを基調としながらも、実は音楽的な斬新さを持っていた。それはトラック・メイキングに関する構成的なフックだ。彼の楽曲には予定調和的なサビがない。すべての音楽的構成要素が、いま着火されたばかりのガソリンがピストンを激しく叩き活発にまわるエンジンのように、能動的でキャッチーなメロディー&リズム要素を持っていた。それは意図してもたらされたアレンジであり、Aメロ⇒Bメロ⇒サビみたいに、サビを聞かせることを前提とした一連のメロディー配列をDJ OZMAが嫌ったからなのだ。ゆえに”最初から最後までサビみたい”と彼が語るK-POPの導入は意識的だったとこのインタビューの中で彼は語っている。つまり、日本音楽シーンに対して一石を投じて見せたかったのだ、と。

だからDJ OZMAの音楽には祝祭的な感じがしたのか!と思わず膝を叩いた。彼の”おちゃらけ”はその音楽的才能をフレンドリーにする隠れ蓑に過ぎない。だからこそ、DJ OZMAの引退後の次のプロジェクトにこそ注目したい。またそこではエンターテイニングな仕掛けとともに彼の音楽的挑戦を伺うことが出来るからだ。

この衝撃インタビュー、下記リンク、Yahoo!ミュージック・ミュージックマガジンで詳しくチェックしてみて欲しい。そのインタビューで彼の音楽的意志を知り、そしてクリップされている新曲『MASURAO』を体感するとまた違う新たな発見がある。

ともあれ、DJ OZMAプロジェクト、個人的にはもう少し長く観たかったなと思う。しかし、惜しまれる間に退いてこそ、”花道”と言えるのではないか、と思う。avexに移籍し、さらに活動を加速させていく彼の新プロジェクト発表に期待が募る。

Yahoo!ミュージック ミュージックマガジン DJ OZMA