劉備三兄弟の戦い、そして官渡の戦いへ…ドラマ「三国志Three Kingdoms」第26・27話みどころと前回までのあらすじ-BSフジ

2012年05月07日09時06分ドラマ

BSフジで放送中の中国時代劇「三国志Three Kingdoms」は7日に第26話「古城に再会す」、8日に第27話「官渡の戦い」を放送、三兄弟たち悲願の再会と官渡での大戦が描かれる名シーン盛り沢山の回となる。曹操によるあの手この手の懐柔策にも一切目をくれず劉備の下へ向かう関羽は、ついに張飛と再会する。それを伝え聞く劉備は2人が滞在する城へ向かう途中に趙雲とも出会い、劉備の周囲にはまた以前の顔ぶれが揃うのだった。そして戦局は袁紹と曹操の本格的な戦を迎える。

■第23話「関羽、三事を約す」
曹操に破れ命を絶とうとした劉備は許攸に出会い、袁紹がようやく出兵した事を知るが時は既に遅かった。劉備は改めて曹操を終生の敵とする事を近い、許攸の勧めで袁紹の下に身を寄せる。袁紹もまた仁義の士である劉備を快く迎え入れ、共に打倒曹操の意志を固める。
その頃曹操の敵として残るのは関羽が死守する下ヒのみだったが、曹操は関羽を是非とも配下にしたいことから姦計を用いて関羽を捕らえる。曹操は関羽と親交のある張遼を使いに、関羽の義に訴えて投降させる。そこで関羽は三つの条件で投降する事を誓う。それは曹操でなく漢王室に帰順するものであること、劉備の夫人を手厚く遇すること、劉備の生存が確認されればすぐ駆けつける事の3つだった。曹操はこの条件を承諾、関羽を迎え入れることとなった。
一方、孫家再興に備えていた孫策は周兪と共に大喬・小喬の姉妹と出会う。その美貌に心酔した二人は孫策が大喬、周兪が小喬を娶ることとなる。一方の関羽は曹操からの贈り物が届く日々に驚き感謝の意をあらわにしていたが、関羽に対する曹操の厚遇は一部の家臣の不満も招いていた。その反面、関羽は手厚すぎる曹操に対して申し訳ない思いを募らせていった。何としても関羽を我が物としたい曹操は、更なる贈り物を関羽に与える。

■第24話「白馬の戦い」
曹操が関羽に与えたものは天下の名馬・赤兎馬だった。かつて呂布が持つその馬は、曹操の息子・曹丕が欲しがっても曹操は分不相応として与える事がなかった。類稀な名馬を前に関羽は喜び、赤兎馬があれば一日で劉備の下に戻れるとして曹操に礼を述べる。どんな手を使ってもその忠義が曹操に向けられる事が無い事態に曹操はめまいを起こし側近らは大いに怒るものの、曹操は関羽の忠義を褒め称え得がたい武将として遇するのだった。
関羽が劉備を案じるころ、劉備もまた関羽と張飛の安否が分からず不安な日々を送っていた。そこへ袁紹がいよいよ曹操との戦を決断、「白馬の戦い」が幕を開ける。先鋒に立った袁紹軍の顔良は次々に曹操配下の武将を斬り殺し士気を上げるが、そこへ曹操軍の武将として関羽が現れ、顔良を一太刀で倒してしまう。翌日は袁紹軍から文醜、曹操軍からは張遼と徐晃が参戦し白熱の戦いを繰り広げる。中々決着がつかない中、またもや助っ人として関羽が現れ、文醜を倒すのだった。袁紹軍の名将であった顔良・文醜を斬ったのは劉備の義弟の関羽であるという話はたちまち伝わり、袁紹は劉備が曹操と通じているのではと疑いをかける。そこで劉備は関羽に書簡を送り、関羽は劉備が袁紹軍にいる事を知るのだった。関羽は曹操の下を去る決意をする。

■第25話「単騎千里を走る」
ついに劉備の所在を確かめた関羽は曹操の下を去ろうとするが、曹操や張遼は仕事や病を理由に関羽に会おうとしなかった。義を重んじる関羽は厚遇の礼を述べてからでなければ辞せないという思いから身動きが取れないでいた。そこでこれまでにもらった財宝や金品全てを残して出立することにした。そこまでして劉備に尽くす関羽を知り落胆の色を隠せない曹操だったが、心底惚れこんだ武将として曹操はわずかばかりの供を引き連れて関羽を見送りに出る。そしてまさに去ろうとする関羽に曹操は錦の羽織を贈る。最後の最後まで厚く遇する曹操に関羽は深い感謝の気持ちを抱く。関羽に心を持っていかれたかのような曹操を前に、軍師の程昱は困惑するばかりだった。曹操はここまで関羽の心を掴んだ劉備の持つ恐ろしさに改めて気づくのだった。
その頃、張飛はいずこかの県にたどり着き役所を乗っ取って拠点としていた。何故か県の行政にまで関わっていた張飛は裁判まで取り仕切っていたが、持ち前の気性の荒さや単純さからその判決は滅茶苦茶で周囲を混乱させていた。そこに関羽が曹操に投降したという情報も入り、張飛は怒りの余り手当たり次第に暴れまわる。
そして関羽は劉備を目指してひた走っていた。ところが通行手形を持たない関羽は関所ごとに通行を止められるが、戦いを挑んで関羽は次々に関所を突破。これが名だたる「五関突破」である。黄河の畔までたどり着いた関羽は、猛将・夏候惇に遭遇する。曹操のいとこでもある夏候惇は、関羽の武勇知りたさに一騎打ちを申し出る。中々勝負がつなかい中、曹操からの使いに出された張遼がたどり着き事情を説明し勝負は水引きとなる。そして関羽は再び劉備を目指してひた走るのだった。


<第26・27話みどころ>
三国志演義の中でも盛り上がる「官渡の戦い」がいよいよ登場。曹操という人物の豪胆さや政治手腕が存分に発揮される戦いであると同時に、名将たちによるエピソードが次々に登場し、まさに戦国時代劇らしい迫力ある合戦シーンが期待出来る。劉備たち再会のシーンは胸熱く盛り上がること間違いなし、義兄弟の絆を改めて感じ入る場面は必見だ。

「三国志Three Kingdoms」は月曜から金曜の午後6時から放送。作品オフィシャルサイトでは予告とダイジェスト動画を公開中。

ドラマ「三国志」公式サイト
BSフジ「三国志Three Kingdoms群雄割拠」

ドラマをもっと楽しむためのコーナー 【「三国志」を2倍楽しむ】メニューへ

PR
amazonで「三国志」の関連商品を探す   楽天で「三国志」の関連商品を探す