朝鮮王朝最高の実在の名妓、ファン・ジニの華麗な生き様をノーカット字幕で配信開始!

2009年01月19日18時58分ドラマ
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16世紀朝鮮王朝、卓抜した技芸の才能で差別や偏見の多かった時代に反旗を翻しながら、女流芸術家として生きた実在の妓生がいた!名前を 黄真伊(ファン・ジニ)という。

彼女の波乱万丈の生涯を描いたドラマ『ファン・ジニ』を、ショウタイム【KoreanTime】が配信開始した。

『ファン・ジニ』は、2006年韓国KBSで放送されたドラマで、妓生(キーセン)の母と両班(ヤンバン)の父の間に生まれた主人公のジニ(チニ)が、生まれながらの美貌と芸術的才能を開花させ、やがて名妓として名を馳せていくまでをドラマチックに描いた純愛大河ドラマだ。

苛酷な運命と、血の滲むような苦しい修行の中で美しく成長していくジニを、「チェオクの剣」、「バリでの出来事」のハ・ジウォンが演じている。ハ・ジウォンは朝鮮最高の名妓を演じるため、古典舞踊や古典楽器の猛特訓をしたという。妓生のつける衣装やカツラの重量は想像を超える重さで、立っているだけでも大変な中で軽やかに舞ったりするのは相当大変だったようだ。これまでも演技には徹底的にこだわる彼女は、このドラマの撮影中の半年間は24時間ほとんどファン・ジニ姿で通したという。

共演者には、ジニの初恋の人を「ベートーベン・ウィルス(キム・ミョンミン主演)」のチャン・グンソク、初恋に破れたジニを全身で受け止めた高官を「マイラブ・パッチ」のキム・ジェウォン、チニの師匠を「愛の群像(ペ・ヨンジュン主演)」のキム・ヨンエら。優れた物語に最高のキャストで臨んだドラマは、下馬評どおり最高視聴率29.3%をたたき出し大ヒット作となった。

一流のキャスト陣がドラマに登場すると、豪華な衣装や装飾品が一層映える。どのシーンも画面から切り取ればそのまま一枚の絵画になるような美しさだ。特に物語の終盤で登場する“桃の形の籠”と罪人を運ぶ“牢の籠”が行き交う場面最高の美しさは筆舌しがたい。鳥瞰(空から見下ろすように)でとらえた2台の籠が、あまりにもせつなく物語を描いていてその美しさが却って残酷に思えた。

その類まれな表現力でデビュー以来、実にさまざまな役に体当たりしてきたハ・ジウォンは、この作品でKBS演技大賞を受賞している。芸と恋との狭間で揺れる葛藤をゾクッとするほど美しく演じたハ・ジウォンの演技をぜひとも見て欲しい。

また、ジニが属するソンド教坊の妓生たちのコミカルな演技にモ注目して欲しい。客席に出る前の準備室で化粧や着替えのときの彼女たちの会話が実に面白いのだ。まるでイマドキのOLたちの会話のようなテンポの良さで“オンナ”の会話をする。思わずメモっておきたい彼女たちのセリフを楽しみに。

◆ 配信詳細
・作品:2006年/全24話(日本語字幕付) 放映:KBS
・第1話=無料、第2話以降各話=210円/3日間、7話パック=1260円/14日間
・配信ビットレート:768kbps、2Mbps
・配信日程:第1話~12話=1月16日(金)より/第13話~24話(最終話)=4月1日に配信予定。
ショウタイム『ファン・ジニ』