三郎の死に弔い合戦を誓い、覚馬の生存を信じる!大河ドラマ「八重の桜」第22回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年06月01日18時30分ドラマ

6月2日、NHKの大河ドラマ「八重の桜」は第22回「弟のかたき」を放送、三郎(工藤阿須加)と覚馬(西島秀俊)が死んだと会津には伝わったが、覚馬の遺品が見当たらないことから八重(綾瀬はるか)は覚馬の死を疑う。政情は既に佐幕派が圧倒的に不利な状況に追い込まれており、今後の方針について会津藩内でも意見が分かれていた。そして西郷隆盛(吉川晃司)ら新政府軍は江戸への軍を進めていく。

[第21回「敗戦の責任」あらすじ]
鳥羽伏見の戦いは、会津藩士たちの奮闘も空しく、薩長連合軍の新兵器の前にもろくも崩れ去った。これが初陣となる三郎は殺戮の現場におののくものの、八重の刺繍を見て落ち着きを取り戻し敵に銃を構える。大砲隊を率いた山川大蔵(玉山鉄二)の到着で劣勢の会津藩も一度は安堵するものの、その時突如戦場に錦の御旗が立ち戦場は混乱、徳川軍は退却を余儀なくされた。
その頃、雪の降りしきる会津では女たちが家族の無事を祈っていた。神社で八重は神保修理(斎藤工)のためにお詣りをする雪(芦名星)と出会う。女たちは戦況も分からず、ただ祈るしか成す術もなかった。
慶喜は錦の御旗が立ったとの情報を聞き、そんなものは存在しないが岩倉具視(小堺一機)の工作である事を見抜いた。しかし既に「錦の御旗」の存在は浸透しており、慶喜は討ち死に覚悟で戦を進めると誓った。しかし神保は慶喜に一旦江戸へ退くべきと意見を述べた。一方、戦場では薩長方に寝返った他藩から会津藩が急襲を受け、混乱の中にあった。覚馬が視力を失った今、山本家の男子として戦功を立てるべきと意気込む三郎は、大蔵が止めるのも聞かず最前線に立とうとする。そして敵陣に向かっていった三郎の体に、敵の砲弾が降り注ぐ…。大蔵は必死で三郎を陣へ運ぶが、三郎は覚馬の事を最後まで気にかけつつ、息を引き取った。大蔵は幼なじみの三郎の亡骸を絶叫して抱きしめるのだった。
陣では、慶喜に退却を意見した神保に佐川勘兵衛(中村獅童)が食って掛かっていた。そこへ榎本武揚(山口馬木也)が軍艦・海洋丸を率いてやってきたことを伝えにやってきた。松平容保(綾野剛)は慶喜から軍艦に乗って江戸へ退却することを強要された。兵を置いて江戸へ逃げることはしたくないと拒否する容保だったが、慶喜は神保の意見であると嘘をつき海洋丸に急がせた。その後、もぬけの殻となった容保の部屋を見て異変を察した神保は港へ馬を走らせるものの、海洋丸は出航した後だった。朝が来て榎本が海洋丸を慶喜に乗っ取られたと会津藩本陣に苦情を言いに来たものの、それを聞いて呆然とする藩士たちを見てこれが慶喜の独断である事を知った。大将が兵を捨てて逃げたという事実に愕然としながらも、会津藩士たちは江戸へ退却する事を決定した。しかし程なくして容保の官位は朝廷より剥奪され、会津藩は更に窮地に立たされる。
この危機の中、ついに西郷頼母(西田敏行)が家老に復職した。そして慶喜追討令、会津と桑名が朝敵になった事を知らされ藩は大いに動揺した。そして山本家でも、恭順すべきと主張する尚之助(長谷川博己)と戦い続けるべきと考える権八(松重豊)で対立が起こる。尚之助は軍制改革が急務であるとして、八重には来る戦に備えて銃や鉛を蓄えるように指示した。
行方が知れなかった覚馬は、薩摩藩へ囚われの身となっていた。牢で覚馬は西郷を呼べと叫ぶものの、一向に相手にされない。時を同じくして、江戸の会津藩上屋敷に集まった容保と家臣たちは神保の処遇について話し合っていた。騒動の発端となった容保たちの大阪脱出が神保の意見によるものだとして、神保は囚われの身となっていた。神保は無関係であり、本来ならば責めを負うのは自分であると訴える容保に、藩士たちは神保は容保の名誉を守るために無言を貫いている、それを分かってやるべきだと押し留める。そこへ追い討ちを掛けるように、会津藩の登城禁止が言い渡されたと知らされる。悲嘆に暮れる者、呆然とする者、憤るもの…。慶喜は老中を解雇し、共に戦った藩の出入り禁止を命じることで、新政府に対して全面的に屈服したことを示したのだ。
その夜、容保は下屋敷に移された神保に面会に行き、責任を神保に負わせた事に頭を下げた。しかし事態はのっぴきならぬ状況へ追い込まれており、容保は神保へ切腹を言いつけるしかなかった、秋月悌次郎(北村有起哉)は、殿の配慮により屋敷の警備は手薄になっていると伝え、暗に逃げ延びるように促した。しかし神保はこれをよしとせず、敗戦の責任を一身に背負い、自刃する。自らの失策を最後まで庇う神保を思い、容保はただ涙を流すのだった。

大河ドラマ「八重の桜」第22回は2日(日)総合・よる8時から、BSプレミアム・午後6時から放送。再放送は総合で毎週土曜日ひる1時5分から。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。放送翌日からNHKオンデマンドでは見逃し配信を行う。


NHK「八重の桜」番組サイト
NHKオンデマンド「八重の桜」視聴ページ
18時より見逃し配信開始(視聴価格:200円)

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