スパイク・リー×デンゼル・ワシントン『マルコムX』以来2度目のタッグ!『インサイド・マン』あらすじと予告動画

2015年05月28日17時00分映画

武装した銀行強盗vs NY市警!『マルコムX』でタッグを組んだスパイク・リーとデンゼル・ワシントンによるスリリングなクライム・ムービー!クライブ・オーウェン、ジョディ・フォスター、ウィレム・デフォー出演!NHK BSプレミアム29日(金)23時45分より『インサイド・マン』を放送、予告動画はYouTubeで公開。

スパイク・リーといえば『ドゥ・ザ・ライト・シング』(1989)で一躍注目を浴び、黒人解放運動家の生涯を描いた『マルコムX』では主演のデンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞にノミネート…など、作品色、メッセージ色の強い作品を撮る監督として人気だが、そのスパイク・リーが完全娯楽(クライム・サスペンス)を撮ったとして話題になったのが、29日(金)放送の『インサイド・マン』。

ネタバレになるので多くを語れないが、このサスペンスは銀行の会長、強盗団、そして警察がどう絡むかがポイント。強盗団は何の目的でこの信託銀行に押し入ったのか…時間稼ぎをしているのはなぜか…会長から弁護士が派遣されたのはなぜか…いろいろ謎が多いのだが、見終わったあとはなぜか気分爽快! 不思議な満足感が残る映画である。ストーリーはもちろんだが、デンゼル・ワシントン、ジョディ・フォスター、クライブ・オーウェンとこれだけの大物が揃うのも、スパイク・リーならでは。一ひねり、二ひねりあるクライム・サスペンス、大人が楽しめる娯楽作品として評価が高い。

■あらすじ
ダルトン・ラッセル(クライブ・オーウェン)率いる4人の銀行強盗が、白昼堂々マンハッタン信託銀行を襲撃。従業員と客を人質に立てこもった。事件発生後、NY市警のキース・フレイジャー(デンゼル・ワシントン)が現場へ急行。しかし、周到な計画をもとに立てこもっている強盗団とのにらみ合いが続く。事件の一報を聞いたマンハッタン信託銀行の会長アーサー・ケイス(クリストファー・ブラマー)は敏腕弁護士マデリーン・ホワイト(ジョディ・フォスター)を呼び出し、現場へ向かわせるのだが…。

【インサイド・マン】(2006)
監督:スパイク・リー
脚本:ラッセル・ゲワーツ、アダム・エルバッカー
音楽:トレント・レズナー、アッティカス・ロス
出演:デンゼル・ワシントン、クライブ・オーエン、ジョディ・フォスター、ウィレム・デフォーほか
備考:英語/字幕スーパー/カラー/レターボックス・サイズ
『インサイド・マン』Blu-rayはジェネオン・ユニバーサルより絶賛発売中。

NHK BSプレミアムシネマ5月29日(金)23時45分より『インサイド・マン』を放送。監督:スパイク・リー、出演:デンゼル・ワシントン、クライヴ・オーエン、ジョディ・フォスター、ウィレム・デフォーほか。予告動画はYouTubeにて視聴できる。

映画『インサイド・マン』字幕なし劇場予告(YouTube)
NHK BSプレミアムシネマ公式サイト