立川談志、「人生」「落語」「未来」を語る-NHKオンデマンド

2009年05月01日19時44分芸能
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「稀代の天才落語家」立川談志さんが、歩んできた人生、落語観を語る、NHK BSハイビジョン4月30日(木)放送の「プレミアム8 100年インタビュー<人物>立川談志」が、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスにて配信されている。視聴料は315円(税込み)。

独自の家元制度を取り入れ、落語協会とは一線を画しながらも、今なお落語界の第一人者として走り続ける談志さん。16歳で第五代柳家小さんに入門し、1963年に五代目立川談志を襲名して真打ちに。テレビ時代の落語家として国民的人気者となり、一方で元国会議員の肩書きも持つなど破天荒な生き方をしてきた。談志さんは「落語は人間の業(ごう)の肯定である」と独自の理論のもと、古典落語に現代語アレンジなどを取り込んで新風を吹き込むなど、常に新しい挑戦を続けてきた。
「人間のの業の肯定」とは、「楽をしたい」「悪いことをするなといわれてもやりたい」など「弱きもの」の視点を失わないことだと、談志さんは言う。

声が出ない病とまで闘いながら、それでも談志さんが落語を続ける理由は「未練」という。「未練」のその先にある「未来の立川談志」とは。軽口を叩きながらも、迫力の熱弁が続く89分間だ。聞き手は渡辺あゆみアナウンサー。

プレミアム8 100年インタビュー <人物> 立川談志 NHKオンデマンド