織田課長（遠藤憲一）は、一ノ瀬（中島裕翔/Hey! Say! JUMP）に自分で商品を売り歩く“営業課恒例の研修”を課す！ひょんなことから桐明（瀬戸康史）もこの研修を受けることになり、一ノ瀬と桐明は一緒にモノを売り歩くことに…一方、あかね（山本美月）は行きがかり上、人見（桐山照史/ジャニーズWEST）を助手席に乗せて大型トラックを運転することに！新人たちが大奮闘する「HOPE～期待ゼロの新入社員～」第6話は、28日（日、夜9時）から30分拡大版で放送！番組公式サイトで予告動画が視聴できる。前回の詳しいあらすじも以下で紹介。

前回（14日）の第5話も、視聴率6.0％と苦戦中の「HOPE」。だが、視聴者がもっとショックを受けたのは、理想の上司・織田課長（遠藤憲一）の妻の登場だったのでは？今どきこんなパーマあり？と思わせるチリチリパーマに巨体で織田課長を一喝。演じたのはよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の平田敦子。「神の舌を持つ男 」第6話や朝ドラ「まれ」にも出演した個性派女優だ。魅力的な女優だが、あの場面での登場はいかがなものか。まさか、視聴率上昇に持ち込めずに自棄になったという訳ではないだろうが…SNSには、「織田課長の嫁にびっくり！」「HOPE観て泣きそうになってたけど、課長の嫁見て一気に止まった。強烈だったwww」などの書き込みが散見された。
ちなみにオリジナルの「ミセン-未生-」で妻役を演じたのは、オ・ユノンという女優。劇中、うまい具合に所帯じみた感を出し、悪態をつきながらも要所要所で夫の背中を押す賢妻ぶりを見せてくれた。⇒「ミセン」29話見どころ参照

明日放送の第6話は、新人たちの奮闘ぶりが色濃く描かれ、桐明の一ノ瀬評が変わる大事な回だ。また、あかねが細腕で大型トラックを運転するシーンも見どころだ。

■前回（第5話あらすじ）
与一物産で半年に一度ある新規事業企画の募集が行われ、営業3課と2課の一騎打ちに。3課では織田課長（遠藤）が、イランの原油事業で勝負をかけたいと言い出した。安芸（山内）の提案で、企画決定権を持つ営業部長・宇野（松澤一之）を接待して口説き落とすことに。さっそく、情報通の人見（桐山）から宇野部長の嗜好を聞き、“酒席接待レクチャー”を受けたが、失敗。

そんな折、織田課長は、自分の正攻法すぎる性格のために安芸の出世が遅れていることを同期から指摘され、気乗りのしなかった「バイオマス燃料供給」の企画を提案することに。安芸や一ノ瀬の頑張りもあって完璧な企画書が出来上がった。宇野部長も今回の企画を大いに評価。だが、規模の大きすぎる案件だと、今回はすぐに取り掛ることができる2課の企画の方が採用されることに。落ち込む織田たちに追い打ちをかけたのは、偶然顔を出した鷹野専務の一言だった。専務は「バイオマス燃料供給」企画案をみて、いい企画だと太鼓判を押し、この企画を資源2課に渡してしまった。

一方、一ノ瀬のために課内で孤立してしまった資源2課のあかねは、桧山主任（松田賢二）から、保留案件である「炭素排出権事業」の作り直しを命じられた。実はその案件は、桧山自身が提案した企画だったが、財務部長（大島 蓉子）から何度も却下され没になった企画。同期の飲み会で、直接財務部長に聞けばいいという一ノ瀬のアドバイスを、桐明がルールを無視したやり方だと非難。だが、あかねは一ノ瀬のアドバイス通りに財務部長に直接聞きにいった。部長はルール無視と注意喚起をするも、あかねの熱意に審査資料を貸し出してくれ、問題点の洗い出しを命じた。いくら考えても問題点が見いだせない。ところが、織田課長との雑談の中で「相手の立場に立って」という一言であかねはひらめいた。これまで資源2課の目線で見ていた企画書を財務部目線で見直したところ、問題点が見いだせたのだ。

一ノ瀬やあかねが事業企画にまで携わっているのに比べ、鉄鋼2課の桐明（瀬戸）は、相変わらず事務作業ばかり。焦った桐明は転職エージェントに登録。上司の結城（丸山智己）にも文句を言うが、結城から、鉄鋼の仕事にパフォーマンスは必要ないと返され、不満があるなら他部署に移っても構わないと言われてしまった。

桐明以上に悲惨なのは繊維1課の人見だ。あいかわらず鳴海主任（マギー）に仕事を押し付けられる毎日。腹いせに社内のネット掲示板に鳴海の悪口を書き込み溜飲を下げた。ところがこれに気づいた鳴海が人見を擁護する書き込みをした。掲示板では、そんな鳴海を心の広い上司と評価し、先輩の悪口を書き込んだ人見は「ブラック新入社員」と名指しされてしまった。

■第6話
一ノ瀬歩（中島）は、財務部から却下されていた炭素排出権の企画を成立させたあかね（山本）に刺激され、新規事業の企画に挑む。
同じころ、鉄鋼2課で船のトラブルに見舞われ、一ノ瀬の言葉でトラブルを回避することができた。結城主任（丸山智己）は、一ノ瀬の目の付け所を高く評価した。ところが、桐明は一ノ瀬の活躍も、彼を評価する結城主任も気に入らない。

一ノ瀬の新規事業のプレゼンが行われたが、織田課長（遠藤憲一）は、モノを売る根本が理解できていないと、1万円を軍資金に自分で商品を調達して売って来いと“営業課恒例の課題”を課す。安芸から話を聞いた結城は、桐明もその研修に参加させたいと申し出たために、2人は一緒にモノ売りの課題に挑むことに。

一方、あかねは、波丘コークス工業に出向き、コークスをコンテナに移す手配をしてくるよう命じられる。上司の鳴海（マギー）ともめて早退を申し出た人見（桐山照史）は、たまたまあかねと出会い、彼女と一緒に波丘コークスに行くことにするが…。


※ちなみにオリジナル「ミセン」では、主人公たちは靴下と下着を買って道行く人に売る。一ノ瀬たちは何を売るのか？第6話は、「ミセン‐未生-」（全20話）の第10、14、15話あたり、BSジャパン版（全34話）では15話、23-24、25話あたりのエピソードをうまくミックスして紹介するようだ。オリジナルの各話の詳しいあらすじはコチラ⇒【「ミセン」を2倍楽しむ】


フジテレビ「HOPE～期待ゼロの新入社員」は、毎週日曜日夜9時から放送。主演はHey! Say! JUMPの中島裕翔、共演は遠藤憲一、山内圭哉、山本美月、瀬戸康史、桐山照史/ジャニーズWESTほか。番組公式Twitterアカウントは「@HOPE_fujitv」、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇フジ「HOPE」番組公式サイト

【2016夏ドラマ一覧】　【「HOPE」関連記事・各話のあらすじ】

【作品詳細】【「ミセン」を2倍楽しむ】