「六龍が飛ぶ」第26話あらすじと予告動画:最後の刺客の正体は?秘密組織、無名=ムミョン!

2016年12月20日12時00分ドラマ
©SBS

チョ将軍が企てた宴会がイ将軍一派の暗殺を目的としたものだと気付いた三峰=チョン・ドジョンと、いち早く駆けつけたバンウォンのおかげで暗殺計画は失敗に終わった!だが、最後の刺客を探るうちにバンウォンは秘密組織ムミョンの存在を知ることに…KNTVで一挙放送中の「六龍が飛ぶ」明日12月21日(水)放送の第26話あらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。
※チョン・ドジョンを三峰、チョン・モンジュをポウン、タンセとバンジと表記しています。
ドラマの時代背景やタイトルの意味などを知りたい方は【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で、キャストのインタビューなどと一緒にまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。

■キャスト(子役)相関図KNTV
イ・ソンゲ役:チョン・ホジン(ナム・ダルム)
チョン・ドジョン=三峰(サンボン)役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン役:ユ・アイン
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)

■第26話あらすじ
キル・ソンミは批国寺のチョンニョンに、桃花殿でチョ・ミンス将軍がイ・ソンゲ将軍と部下を全員招待し、そこで全員を暗殺しようとしていることを話す。

暗殺計画は失敗に終わった後、死体に紛れた男がイ将軍に剣を向け、失敗するや自決。バンウォンはこの男の存在が気になる。

拷問を受けるチョ将軍は、罪を認めながらもなぜ失敗したのかが分からない。三峰=チョン・ドジョンはムヒュルが先に動いていなければ、自分が送った家別抄の者が桃花殿に到着する前に全員殺されていただろうと不思議がる。バンジは昔、イソ郡を襲った者がチョ・ミンスの従者として、そこにいたことを知り、ムヒュルが腹を立てたことが始まりだと話す。しかし、三峰は、結果的には運が味方して、その些細な偶然が全員を守り歴史を変えたのだと話す。

プニはケガをした兄バンジ=タンセを心配するが、カップンは以前もすぐに治ったと励ますが、以前もケガをしたことを聞いたプニは胸を痛める。
見舞いに来たプニにバンジは、ヨニが暴行を受けた日のことを話す。関係した使用人1人を探しだし殺そうとしたが、悪魔のような奴が家族をかばおうとするのをみて、奴らもまた弱者だと思い殺せなかったと。だがプニは、自分より弱い者を踏みにじる弱者が一番悪いと言う。外に出たプニは、たたずむヨニを見て仲間の仇を取ってくれた礼を言って抱きしめ、持参した薬は直接渡してほしいと頼む。

バンウォンが気になった最後の刺客を三峰も気にしていた。そして刺客が自害する理由は自分や黒幕の正体を隠したいから。つまり、イ将軍の命を狙ったのが他にもいたと考える。バンウォンも同意見で最後の刺客の正体を調べることに。
バンウォンはさっそくチョ将軍に最後の刺客のことを問うが、チョ将軍には心当たりがない様子で、他にもイ将軍を狙っている者がいると渇いた笑い声を立てる。

ポウンと今後の対策について話すイ将軍と三峰。すべてを敵に回してはならないというポウンの言葉に、三峰も同意。イ・セク=モグン師匠の反対にあえば土地改革は進まない。イ・セクに理解してもらい門下侍中(宰相職)を担ってもらえるよう説得してほしいと頼む。それが無理なら話し合いの場を持ちたいと。

イ・セクとの協議の場を設けることになったことが不満のバンウォン。力で解決すべきというバンウォンに、人を殺めるのではなく生かすという儒者の信念で革命の計画を練ったと答える三峰。予想できない血も流したが、だからこそこの交渉が大切なのだと、続け、ポウンを失わないためにもこの協議が必要で、彼こそが、革命の正当性を証明してくれる人物だと話す。

都堂、イ・セクとの協議。ポウンが互いの誤解を解き良い国を作るための場だと口火を切る。イ・セクは上王(ウ王)の帰京を要望。イ将軍側はこれを受け入れる代わりに土地改革の全面実施を申し出る。1000結ではなく原案通り奪取した全ての土地に対して実施することへの同意を三峰が申し出る。イ・セクはチョ・ジュンの資料ではなく公式に量田を行い、その結果を土台に改革を施行することを条件に、合意する。量田には5年もかかるが三峰は意外にもこれをあっさりと認める。そして、江華島のウ王を驪州(ヨジュ)までお連れし、量田が終わった時点での帰京を認める。お互いこれに同意し、イ・セクは門下侍中、イ将軍は次席の守侍中を担い国政にあたることを約束。さらに、チョ将軍については政変の首謀者ではなく、土地所有の不正で処分することが決定する。

イ・セク側は協議の結果に満足するが、イ・セク自身は三峰の笑みが気になる。イ・セクの危惧した通り、すべては三峰の想定内のこと。
そんな腹積もりを知らないポウンに計画を打ち明ける三峰。改革を急ぐ三峰を訝しがるポウンは、土地制度を変え、権門勢族を潰した後、何をするつもりなのかと詰め寄るが…。

最後の刺客の正体を探るバンウォンは、男がチョ・ジュンの資料を横取りされた時に見かけた男だと思い出し、プニとムヒュルを伴って死体の確認をする。3人はこれを確信する。そこに僧侶たちが無縁仏として死体を引き取りに来るが、プニが、彼らが僧侶でないことを見破り、3人で尾行。ハ・リュンが現れたことで彼がイ将軍を狙ったかと疑うが、彼もまた刺客の顔を確認しに来たことで疑いが晴れる。ハ・リュンは、亡きイ・インギョムに命じられてこの男を14年間も探していたと明かす。男が、インギョムを最高権力者に押し上げた謎の組織のメンバーだったと告げ、その証である特異な紋様の刺青を探していたと。プニが死体の腕に見覚えのある紋様を見つける。これがプニたちの母を拉致した時に残された紋様だとバンウォンも気づくが、プニはあいまいに交わす。

三峰に報告し紋様を見せるバンウォン。これをみたバンジ=タンセの表情が一変。自らの剣に刻んだ同様の紋様を見せ、その紋様を持つ組織に母が拉致されたことを明かす。そして、刺客と一緒にいたキル・ソンミも組織の一員かどうかわからないが、子どもの頃、彼から「お前の母が魯国公主を殺した罪人だから探すな」と教えられたと話す。すべてを見透かす謎の組織に驚くバンウォン。三峰がムミョン(無名)とつぶやき、魯国公主の死の際、恭愍大王がムミョンという秘密組織が関わっていると言ったことを思い出し、誰もが王の妄想だと考えた組織があったのか、自害した侍女ヨニャンがバンジたちの母ならヨニャンは生きていたのかと驚く。そしてムミョンはなぜ我々を狙うのか?

ヨニはチョヨンに会って紋様を見せるがチョヨンは白を切る。一方、批国寺では、老婆が三通の手紙をチョンニョンに手渡す。

■見どころ
ムヒュルの祖母ミョンサンと師匠ホン・テホンがすっかりお笑いコンビのよう。一方、今回の一件でバンジとムヒュルにも不思議な友情が芽生える。剣士に向かないと思っていたムヒュルをバンジが再評価するのもここ。そして、バンジはムヒュルのおかげでヨニの本心を知ることができる。
やっと仇を取ったヨニ。バンジに語った一言に、これまでどれほど辛い思いを抱いて生きていたのかが分かる。

イ・セクとの協議の場。発言権のないチョ・ジュンが声を発する。果たして彼の言葉にどんな意味があるのか?協議のあとの三峰とチョ・ジュンの会話をお聴き逃しなく。
ここにきて、バンウォンとプニの働きが目覚ましいが、プニは僧侶たちの何をみて彼らを疑うのか?そのあるものはプニの恋心と関係しているので、予想してみよう。また、プニがムミョンの紋様について無関心を装う理由は?
そして、批国寺で老婆が用意した三通の手紙は誰に渡されるのか?

また、恭愍王と魯国公主については、第3話の豆知識で説明している。

■豆知識
①無名(ムミョン)って?
本作はキム・ヨンヒョン、パク・サンヨン二人の作家による脚本で、彼らの前作「根の深い木」の前史とも言われている。そして物語はさかのぼる「善徳女王」までつながっているが、この3作をつなぐのが、今回話題になった「無名」という秘密組織。
「イニョプの道」でも、高麗復興を狙う組織としてこのムミョンが登場している。鄭道伝(チョン・ドジョン=三峰)が作った「密本」という秘密組織とこの「無名」。歴史はどちらを認めるのか?それとも…?無名については、今後のネタバレになるので、最終回の後に詳しく説明する。

DVD公式サイト
KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
 2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
 2016.02.27-08.14  土・日 22:00-23:15 日本初放送

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