「お金の化身」のカン・ジファン主演、「テバク」で実力派演技俳優としても高い評価を受けたチャン･グンソクが悲劇のプリンスとして出演した「快刀ホン・ギルドン」が、BS12 BSトゥエルビにて3月10日（金）より月～金曜夕方4時からの韓ドラ枠で再放送される！本作はDVDも発売しており予告動画はYoutubeにて公開している。
【「快刀ホン・ギルドン」を2倍楽しむ】のコーナーで、歴史背景、各話のあらすじと見どころ、キャストや脚本家ホン姉妹の魅力などについて詳しく紹介している。

「快刀ホン・ギルドン」は、2008年韓国KBSにて全24話で放送された、朝鮮王朝時代に実在したといわれる三大義賊の一人洪吉童（ホン・ギルドン）を主人公に悪い両班を懲らしめ貧しい民を助ける義賊の物語。三大義賊の他の2人は林臣正（イム・コクチョン）、張吉山（チャン・ギルサン）。
ドラマの主人公ホン・ギルドンは、両班の子ながら、母が使用人という身分のため父を父と呼べずに育った。文武両道に優れていたが、父と同じ道を歩むことは許されない。そんなギルドンの夢は清国に行くことだが、人々の困った様子は見過ごせない…。15世紀の朝鮮王朝を舞台に、官吏たちを懲らしめる義賊となったホン・ギルドンが神出鬼没の大活躍する映画や漫画、1998年にもキム・ソクフン主演でドラマ化されている。

この作品が大いに話題となったのは、これまでになかった時代劇というところ。主人公のギルドンを演じるのは「ビッグマン」「私に嘘をついてみて」「お金の化身」などで人気のカン・ジファン。彼のいでたちときたら、サングラスにブーツで悪人どもを懲らしめる。頭脳明晰でイケメンの国民的ヒーローを現在の感覚でロック調に演じる。随所でみられるアクションも、当時の史劇で見られるような殺陣ではない。ロックの音楽にあわせ、斬新なカメラアングルで撮影されたアクションは、まさに総合格闘技だ！

一方、チャン･グンソクは、先王唯一の摘子だが、7歳のときに現在の王である兄に暗殺されかけ、母を犠牲に生き延びるという、悲しい運命を背負ったチャンフィ。彼の切ないまなざしに視聴者の胸を射抜いた。「美男＜イケメン＞ですね」「メリは外泊中」のグンちゃんとはまた違う。新作「テバク～運命の瞬間（とき）～」に通じる時代劇特有の切ない演技に通じるグンちゃんの魅力にキュン死必至。

ギルドンを一途に愛するおてんばでコミカルなヒロインを演じるのは、「雪の女王」のソン・ユリ。当時お嬢様役の多かった彼女が大きな転身を図った一作だ。本作の後、「太陽を飲み込め」「私の10年の秘密」など幅広いヒロイン像を演じている。

ところで、このホン・ギルドン（洪吉童）という名前は、韓国では、よく見られる名前だが、他にも「ホン・ギルドンのよう～」と使われ、どこにでも顔を出す神出鬼没という意味の慣用句的な使われ方をされている。“ホン・ギルドン”はそれほどの国民的なヒーローなのだ。（詳しくは、［韓ドラここが知りたい！の[ドラマの疑問や韓国文化を知る]の「快刀ホン・ギルドン」（主演：カン・ジファン）のタイトルに隠された意味 」で）

脚本は、「快傑！春香」「マイガール」「美男＜イケメン＞ですね」など、若手美男のラブコメドラマを得意とするホン・ミラン＆ホン・ジョンウンのホン姉妹が手がけ、2008年の「ローマ・フィクションフェスティバル」では、ファンタスティックな世界観が評価されて、最優秀作品賞を受賞している。
また、テヨン（少女時代）の歌う「もしも」をはじめ、NO BRAIN、パク・ワンギュ、ユ・ウンジュら人気アーティストが参加したOSTも大ヒットした。⇒全曲試聴＆購入（amazon）

カン・ジファンVSチャン・グンソクの新感覚史劇「快刀ホン・ギルドン」は、BS12 BSトゥエルビにて3月10日（金）より月～金曜夕方4時から放送。

【作品詳細】【「快刀ﾎﾝ･ｷﾞﾙﾄﾞﾝ」を2倍楽しむ】

◇BS12「快刀ホン・ギルドン」番組公式サイト
　2017.0.3.10スタート　月～金16」00-17：00　再放送
　2016.04.26-05.27　月～金17：00-18：00
◇Youtube「快刀ホン・ギルドン」予告動画