村上弘明・剛力彩芽・陣内孝則、5/10『松本清張 没後25年特別企画「誤差」』で三度共演!予告動画

2017年05月10日15時00分ドラマ
©テレビ東京

村上弘明×剛力彩芽×陣内孝則…豪華共演で贈る松本清張医療サスペンス第3弾!温泉宿で起きた女性客殺人事件を優秀だが変わり者の刑事&法医学者が解き明かす!5月10日(水)テレビ東京ではよる9時から「松本清張 没後25年特別企画として「誤差」を放送!番組公式サイトで予告動画を公開している。

「誤差」は、松本清張の短編推理小説の第6集新潮文庫―傑作短編集『駅路』に所収された作品。「死亡推定時刻の“ズレ”」…そのズレが、ヒトの考えに都合の良い理解可能な結論を導き出す危うさ…!人間心理に根差した、まさに予測不能の本格医療サスペンス。
1962年11月29日と11月30日(22:15-22:45)、NHKの「黒の組曲」枠にて2回にわたり放映された。

テレビ東京では、2015年放送 「黒い画集-草-」、2016年放送「喪失の儀礼」に続き、お馴染み、村上弘明・剛力彩芽・陣内孝則の3人が顔を揃える。シリーズものでありながらも演じる役へ別。今回主演の村上が演じるのは犯罪を憎み、胸に熱い刑事魂をたぎらせる山梨県警の刑事・山岡役。山岡とコンビを組む必死で食らいついていこうとする後輩刑事・美里役に剛力。そして山岡とぶつかりながらも、真実を追求しようとする“死体の声に耳を傾ける”法医学教授・立花役に陣内が扮する。

松本清張らしい人の心の裏側、「業」を見つめた人間ドラマと、法医学をモチーフとしたサスペンスを、3人がどう演じるのか、三度目の共演に期待したい。

■あらすじ
ある夜、山梨の温泉宿で宿泊客・安西澄子と名乗る女(田中美奈子)の絞殺体が発見され、捜査一課の山岡慶一郎(村上弘明)と伊崎美里(剛力彩芽)は現場へ向かう。澄子は不倫関係と思われる男と滞在していたが、遺体発見前に男は姿を消していた。また仲居の鵜飼理沙子(齋藤めぐみ)も行方が分からなかった。澄子の解剖にあたった法医学教授の立花亮介(陣内孝則)は、ある引っ掻き傷を発見するが、そこには気になる点が…。

山梨県北杜市塩川町。山あいの小さな町にある温泉宿『川田屋』で、ある夜、安西澄子と名乗る女(田中美奈子)の絞殺体が宿泊していた離れで発見される。駆けつけた山梨県警捜査一課の主任刑事・山岡慶一郎(村上弘明)は、部下の伊崎美里(剛力彩芽)に、厳しくも無駄のない指示を出す。澄子の荷物に、身元がわかるものは一切残されていなかったが、高級ブランドのポーチなど金品は手つかずのままだった。

『川田屋』女将の川田沙織(水沢アキ)によると、澄子は4日前から夫の忠夫と2人で一週間滞在する予定だったが、仕事が入った忠夫は昨日から合流。マスク姿で現れたりする様子から、沙織は「2人は夫婦ではないのでは」と感じたという。今日は忠夫だけ午後3時すぎに外出。夕方5時前に帰宅したが、しばらくしてフロントに「甲府で予定が出来たから自分だけ出掛けて明朝戻る」との連絡が入る。さらに「家内はよく眠ってるから、そっとしておいてほしい」とも…。マスク姿の男性が5時半頃出て行くのを目撃した仲居頭の磯川ふみ江(宍戸美和公)が、澄子の遺体を発見したのは夜7時30分。行方不明の忠夫が絞殺した可能性が高まる中、甲府医科大学では、半月前に東京から来た法医学教授・立花亮介(陣内孝則)が澄子の解剖にあたっていた。すると吉川線と呼ばれる、抵抗したことで残る引っ掻き傷を発見。しかし立花は傷が乾燥している点が気になる。

一方、山岡は、澄子の担当仲居・鵜飼理沙子(齋藤めぐみ)の姿が見当たらないことを不審に思っていた…。
山岡と美里は、長期滞在中の湯治客全員を聴取するが、「連れの男性は一度も会っていない」というライターの大村雄也(矢柴俊博)を始め、忠夫を見た者はほとんどいない。だが事件前夜、裏手の雑木林から旅館を見つめるファーコートを着た女性を目撃したとの情報を得る。また宿帳に書かれた安西夫妻の住所と氏名はデタラメだったことが判明する。

謎が深まる中、山岡と美里は、立花から澄子の死亡推定時刻が午後5時前後との報告を受け、美里は忠夫の犯行だとの思いを強める。「ご遺体が教えてくれた嘘偽りのない事実だ」と解剖結果を差し出した立花に対し、山岡は「参考にさせていただく」と一言。2人は静かに互いのプライドをぶつけ合うのだった。

翌日、東京のある街角でテレビから『川田屋』の事件が報じられている。そのニュースに足を止める謎の女(松下由樹)がいた。何かを考えながらじっと画面を見つめている――。その頃、山岡は澄子が残したポーチのブランド本社を訪れ、信用金庫の融資係・滝沢和之(宮川一朗太)が購入したことを突き止める。滝沢は身に覚えがないと否定するが、澄子の遺体写真を見せるとなぜか顔色を変え…。時を同じくして『川田屋』近くの山林で、体の半分が水に浸かった状態の遺体が発見される。死んでいたのは仲居姿の理沙子だった!
湯治場で起きた2人の女性の死は偶然か?それとも…?

テレビ東京|松本清張 没後25年特別企画「誤差」番組公式サイト