ブラック科捜研にファン注意勧告?「科捜研の女 17」第2話 マリコが日本刺繍に挑戦!予告動画

2017年10月25日18時21分ドラマ
©テレビ朝日 東映

初回は食肉の熟成庫で巨大な牛肉とともにマリコが吊るされたが、それ以上にSNSでは科捜研の労働環境が大いに話題になった!明日10月25日放送のテレビ朝日木曜ミステリー「科捜研の女」第17シーズン第2話では、美しい日本刺繍をモチーフに1人の男と4人の女たちのドロドロ愛憎劇を描く!第1話ネタバレあらすじと2話みどころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開している。

19日に放送された初回視聴率は12.3%(ビデオリサーチ、関東地区調べ)を記録し、相変わらず抜群の安定感で、現役連ドラ最長の貫録を見せた。15日の2時間スペシャル版では、土門刑事(内藤剛志)がまさかの殉職かと見せかけ、土門ファンをやきもきさせたが、新シーズン初回では、早くもしっかり捜査活動をしていた。
前回は、事件解決だけでなく、中川大志が科学鑑定員として登場し、科捜研の鑑定のやり方について「もっと効率的に働くべき」と、一石を投じた。結局、事件解決に導いたのが中川ではなく、昼夜なく科捜研に泊まり込んで鑑定した渡部秀(呂太役)の鑑定で、地道に鑑定した科捜研に軍配が上がった。
これについてSNSでは、「ドラマの性描写や暴力描写、喫煙シーンは批判されるが、長時間労働、サービス残業の美化は野放し」「科捜研、かなりのブラック職場ですよね」「過剰な美化はブラックの温床」「たとえ使命感でやってるにしても身体壊しちゃうよ」など、ドラマとはいえ、多くの物言いがついた。

一方、マリコの「みんな、私を縛り上げて!」は大いにウケたようだ。第2話では刺しゅう針で指を刺したマリコの愛らしい姿が見られる。マリコが挑戦したのは日本刺繍。物や帯、和の小物などに施されるきらびやかで繊細な刺繍だ。美人だが女子力のないマリコの日本刺繍挑戦をお見逃しなく。

第2話ゲストは、山口美也子、窪塚俊介、吉井怜、菊地美香、月船さらら ほか。

■第1話ネタバレあらすじ
食肉の熟成庫で、巨大な牛肉とともに吊された男性銀行員男性の死体が発見された。被害者は人気口コミグルメサイトで「舌三郎」と呼ばれるカリスマ・レビュアー。彼の「採点」が各レストランの評判に大きな影響を及ぼしていたこともあり、「舌三郎」に低い点数をつけられて評判を落としたレストラン関係者が、男を殺害した可能性が考えられた。

そんな中、舌三郎が1人ではなくレビューを書く団体の名称で、その裏では各店から金をもらってレビューを書く採点屋だと判明した。そして科捜研の前に、舌三郎の投稿記録を調べた人間がいた。その人物はグルメサイトの社員。犯人はこの社員。彼こそが犯人だった。

社員は「舌三郎」の正体を知り、懲らしめてやろうと考えた。そこで、ある店の店主を名乗って、メールでサンプル料理を送るという名目で住所を調べた。そして、腹痛を起こしたことがある店舗の皿に牛肉の味噌漬けを乗せて届けた。その皿には釉薬の成分があり、釉薬は味噌の酸で多く溶けた。普通なら下痢や嘔吐で済むはずだったが、被害者は肉を食べる前に、グレープフルーツジュースを飲んでいたために、血中濃度が増え、中毒状態になって死亡してしまったのだった。

被害者の住所に様子を見に行った社員は、被害者が倒れ込んでいるのを見て焦った。このままでは自分の悪事がバレる。社員は瀕死の被害者を病院ではなく、肉の熟成庫に運んで吊るしたのだった。

■第2話あらすじ
インテリアコーディネーターの茂手木浪子(月船さらら)の撲殺遺体が発見された。現場には浪子の飼い犬ポンタがおり、ポンタが犯行を目撃しているかもしれないと考える。さっそく日野所長(斉藤暁)が科捜研でポンタの「鑑定」を始める。
マリコは土門刑事(内藤剛志)とともに、浪子と取引のあった高級ホテルの湊川社長(窪塚俊介)を訪ねる。土門が湊川と被害者をめぐる三角関係をあぶり出す一方で、マリコは、現場にあったガラス玉が「日本刺繍」に使われるものだと気付く。
被害者の浪子と交流のあった日本刺繍の作家、平松喜久恵(山口美也子)のもとを訪ねるマリコだったが…。

「科捜研の女 シーズン17」は、明日10月19日テレビ朝日にて夜8時~8時54分まで放送する。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
出演:沢口靖子/内藤剛志/若村麻由美/風間トオル/斉藤暁/渡部秀/山本ひかる/金田明夫/西田健/石井一彰ほか。

テレビ朝日「科捜研の女スペシャル」番組公式サイト

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