朝ドラ【わろてんか】第10週 笑いの神、風鳥亭に降臨?あらすじ・場面写真と予告動画

2017年12月02日15時30分ドラマ
©NHK

寄席をもう1軒増やすことに躍起になり家族の時間をおざなりにした藤吉(松坂桃李)に、てん(葵わかな)の堪忍袋が大爆発した第9週のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「わろてんか」…懲りない藤吉は「家族のため、寄席のため」とまたも猪突猛進、新たな仲間を巻き込んで大騒動の予感。12月4日からの第10週「笑いの神様」各話のあらすじと写真を紹介!予告動画は番組公式サイトで公開中。当日昼12時からNHKオンデマンドで見逃し配信する。

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第9週、てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)に長男・隼也が生まれて一年。てんは寄席の仕事と子育てに大忙し。藤吉は売り上げを増やすべくもう一軒寄席を買収して収入を増やそうと目論む。そんな時、てんがちょっと目を離した隙に隼也の姿が見えなくなり風鳥亭は大騒ぎに。隼也はてんを訪ねてきた風太(濱田岳)に抱えられ無事戻ったが、大きな荷物の風太をトキ(徳永えり)は不審に思う。風太はてんの家に泊まることになり、二人は藤吉と夕飯を食べようと待つが、酒に酔った藤吉が夕食を台無しに。怒った風太は藤吉との口論の末に家を出ていき、ある人物と出会う。

風太の次は、東京で売れっ子の娘義太夫となったリリコ(広瀬アリス)が突然現れる。藤吉は出演依頼をするも「娘義太夫は辞めたから無理」と断られる。てんがリリコに藤吉の愚痴をこぼすと、リリコから「袋に向かって吐き出せばいい」と落語“堪忍袋”の話を教わる。
かたや藤吉は隼也の子守りをリリコに勝手に頼んだり、隼也の初節句のための兜を買って帰る約束を忘れたりとますますてんを困らせる。伊能(高橋一生)に愚痴を聞いてもらい、やっとてんが怒りを鎮めたところへ藤吉が帰ってくるが、「新しい寄席を買う手付金が必要」と芸人たちに渡す給料を持ち出してしまい、てんは芸人たちに頭を下げて回る。帰宅した藤吉はなぜ自分がてんに責められているかを理解できず、てんの堪忍袋はパンパンに膨れ上がり、ついに破裂してしまう。
堪忍袋の緒が切れたてんは藤吉と一切口をきかず、仕事場でも険悪な状態に。二人の夫婦仲は寄席の存続に関わる一大事だと心配したキース(大野拓朗)たちは、二人の仲直りと隼也のために端午の節句を祝う準備を整える。そんな仲間たちの心遣いに、てんと藤吉はようやく本音をぶつけ合う。藤吉は「もう一度家族三人でやり直させてくれ」と頼み、てんも「お互いに愚痴はためずに吐き出すこと」を約束し、仲直りする。

一方風太は寺ギン(兵動大樹)に連れられ風鳥亭に集金にやってきて、一同を驚かせる。二軒目の寄席の開業で出演芸人の数を増やすことで、取り分を五分五分にするよう主張する藤吉に、取り分の条件を変える必要はないと寺ギンサイドとして応じる風太。トキに一体誰の味方なのかと問い詰められた風太は、「藤岡屋をやめる、分家の話もことわる」と言い、大阪で新しい事をしたいと言って風鳥亭をあとにした。

番組公式サイトでは風鳥亭高座の360°ビューで公開中。風鳥亭のお客さんになった気持ちで隅々まで見渡せる⇒わろてんか360°ビュー 「風鳥亭 高座」(NHK番組サイト)

【第10週(2017/12/4-2017/12/9)あらすじ
わろてんか10_1■第55話(月)
藤吉(松坂桃李)は寄席を1軒増やすことに成功。売り上げ倍増を目論み、客が呼べる芸人を風鳥亭の専属にしたいと躍起になっていた。てん(葵わかな)は子育てと仕事の両立に四苦八苦し、昼間は息子の隼也を子守りに預けるようになった。集金に来た風太(濱田岳)から天才落語家・団吾の人気ぶりを聞いた藤吉は、やはり団吾のような大看板が必要だとてんを説得し、獲得のための資金を用意するよう頼み込む。

わろてんか10_2■第56話(火)
天才落語家・団吾(波岡一喜)に心酔する藤吉(松坂桃李)が、団吾を風鳥亭の専属にしようとしていることにてん(葵わかな)は反対する。悩んだ藤吉は伊能(高橋一生)に相談するが、時代の改革者になれと背中を押され、団吾獲得に突き進む。てんは万丈目(藤井隆)ら古株の芸人たちが団吾に執心する藤吉を不満に思っていることを知り、心配になる。その予感は的中し、万丈目たちが労働条件の団体交渉を申し込んでくる。

わろてんか10_3■第57話(水)
てん(葵わかな)は道で行き倒れていたお夕(中村ゆり)の面倒を見てやることに。お茶子も手際よくこなし、三味線も弾けるお夕は風鳥亭で重宝される。藤吉(松坂桃李)が団吾(波岡一喜)を専属にしようとしていることを知った寺ギン(兵動大樹)が怒鳴り込んで来るが、藤吉は団吾獲得をあきらめようとはしない。そんな中、待遇改善の要求を掲げる万丈目(藤井隆)ら古株芸人たちの労働争議が激しさを増し…

わろてんか10_4■第58話(木)
食い逃げをしようとしたニセ団吾(北村有起哉)がお夕(中村ゆり)の夫だと知り、てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は驚く。てんは落語家だというお夕の夫を立ち直らせるため風鳥亭の高座に上げてやろうと藤吉に頼み込むが、団吾(波岡一喜)獲得のことで頭が一杯の藤吉からは色よい返事をもらえない。さらに万丈目(藤井隆)やキース(大野拓朗)ら古株芸人たちとの団体交渉がついに決裂し、彼らは無期限のストライキに突入した。

わろてんか10_5■第59話(金)
てん(葵わかな)はお夕(中村ゆり)から、夫(北村有起哉)は団真という名の落語家で団吾(波岡一喜)の兄弟子だということを聞かされる。さらにお夕が団真・団吾の師匠・先代団吾の娘で、十年前に団真と駆け落ちをしたということを知って驚く。毎晩団吾の接待で料亭を駆けずり回る藤吉(松坂桃李)は、真夜中に団吾がただ一人、一心不乱に落語の稽古をする姿を目撃して、ますます風鳥亭に必要な人だと確信する。

わろてんか10_6■第60話(土)
藤吉(松坂桃李)の不在中、出演予定の芸人が遅刻し、てん(葵わかな)は困ってしまう。スト中の万丈目(藤井隆)たちは、代演を頼まれたらこれを潮時にストを止めようと期待するが、てんは団真(北村有起哉)を高座に上げることにした。団真は尻込みするが、お夕(中村ゆり)に背中を押され久しぶりに落語をやる決心をする。だが団真は噺(はなし)の途中でつまずき、客からやじを浴びせられ高座を下りてしまう。

NHK連続テレビ小説「わろてんか」はNHK総合にて月~土曜8:00~8:15、再放送は12:45~13:00。BSプレミアム7:30~7:45、23:30~23:45、土曜9:30~11:00は1週間分放送。NHKオンデマンドで当日昼12時から見逃し配信される。
出演は葵わかな,松坂桃李,徳永えり,大野拓朗,前野朋哉,中村ゆり,波岡一喜,北村有起哉,藤井隆,内場勝則,高橋一生ほか。
主題歌は松たか子の「明日はどこから」。

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