30日、ShowTimeが、「アクシデント・カップル」と「カップル・ブレイキング」の2作のロマンティック・ラブコメの配信を開始した。「アクシデント・カップル」は2009年に韓国KBSで放映された全16話の作品で、「カップル・ブレイキング」は2007年に韓国ケーブルテレビCGVで放映された全4話の短編。長編作品の多い韓ドラの中ではどちらも短い話数で、ゴールデンウィークで帰省した先や、遊びつかれた後、自宅でゆっくりくつろぐのにぴったりの長さだ。どちらも韓ドラらしい、笑って泣けるラブコメディーで、気楽に見るには最高の作品といえよう。

「アクシデント・カップル」は、地味に生きてきた男とスター女優と電撃結婚を描いたロマンティックコメディ。大ヒット映画「カンナさん大成功です！」で大ブレイクたキム・アジュンがヒロインを務める。「カンナさん」の後、3年間芸能活動を休止して本作が復帰作となる。相変わらず、抜群のルックスと魅惑的な眼差しがチャーミングだ。キム・アジュンは、「アクシデント・カップル」では人気女優ジスに扮する。ジスから契約結婚を依頼されるドンペクを演じるのは、芸能生活14年にして初のドラマ出演となるファン・ジョンミン。映画「ユア・マイ・サンシャイン」で存在感のある演技をしたファン・ジミンが、郵便局に勤め、「いないも同然」と言われる地味な男をどう演じるのかが最大の見どころだ。

二人の出会いは、韓国最高の女優ジスの交通事故から始まった。車にはジスの恋人で市長選に出馬した有力候補の息子ガンモが同乗していた。ガンモは既婚者で、ジスとのゴシップから逃れるため身代わりを立てることにした。目を付けられたのがドンベク！ジスと一緒に写った1枚の写真のため狂い始めるドンペクの人生。契約結婚から始まる二人の関係は真実の愛に進展するのか…。ラブコメと言えば女性の視聴者が多いが、ドラマ最後のドンペクの台詞は恋する男性陣にもぜひとも観て欲しいものだ。

「カップル・ブレイキング」は、韓国ケーブルテレビCGVで放映された作品で、「朱蒙‐チュモン‐」「魔王」などを手掛けた制作会社による“恋人たちの心変わり”をテーマに描いた韓流ラブコメディである。
ジャンルで言えば、ラブコメだが、さすが、「朱蒙」や「魔王」を手がけた制作会社の作品だけあって、人間味あふれる人物描写が実に旨く表現されている。

(C)CJ Mediaドラマの主人公は、恋愛5年目を迎えるジョンソクとヨギョン。一時の情熱も下火となって、ときめきが過ぎ去ってしまった倦怠期のカップル。一途に相手を思ってきたはずなのに、気が付けばデートはストレスが溜まるばかり。そんな2人の前に、理想の美男美女が現れて…。長年のパートナーに別れを告げ、新しい恋に踏み出す勇気がいま、試される。

ヨギョンを演じたのは、映画「宿命」でヒロインに大抜擢され“第2のチョン・ジヒョン”と呼ばれる美人女優パク・ハンビョル。ジョンソクを演じたのは、「あんぱん」を最後に入隊し、本作がドラマ復帰作となるパク・グァンヒョン。2人の新鋭スターと競演するのは、売れっ子照明デザイナー役のキム・ジソクと、カリスマ溢れるセクシーなタイマッサージ師役のチョン・ダヘ。登場人物たちはどこか欠点があり、随所にクスリと笑ってしまう笑いのツボがちりばめられている。最後までどうなるかわからない4人の恋の攻防戦に注目しよう。


どちらの作品も第1話は無料で、2話以降各話210円。「アクシデント・カップル」は、5話セットで840円のお得なパックも用意されている。

ShowTime「アクシデント・カップル」
ShowTime「カップル・ブレイキング」