増える児童虐待に警鐘・大阪府制作「児童虐待防止」テレビCM動画公開

2010年08月13日15時13分商品・CM
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大阪府が児童虐待防止を啓発するテレビCMを2篇制作、在阪5局で9日から放送されているテレビCM動画がウェブ上でも公開されている。以前から橋下徹知事の提唱で制作に取り掛かっていたCMだったが、公開を前に大阪市西区で2児置き去りによる痛ましい事件が起きてしまった事で改めて問題へ関心を持つ事が必要とされている。

2種のCMのうち「見えにくい」篇は少女のみが登場し虐待を受けている様子を一人芝居風に描いたもの、「虐待シグナル」篇は、ナレーターによって虐待の特徴を挙げて通報を呼びかけるという内容だ。制作を支持した橋下知事によると、「虐待を(受けた人に)思い出させるという意見もあったが、周囲の人が電話をしようと心を動かすためには衝撃が必要だと思った」と語り、公開に踏み切った経緯を説明した。
どちらも児童相談所の全国共通ダイヤル「0570-064-000」を提示し、外部からの通報を請うものとなっている。「虐待シグナル」篇では西田敏行がナレーターを担当し、「間違っていても構いません、もしかしてと思ったら」と通報者の肩を押すようなメッセージが発せられている。勘違いだったら、まさかという思いから見過ごされてしまう虐待を拾い上げようという意志が汲み取れる。
放送エリアは近畿2府4県に加えて福井、三重、徳島、香川の一部となっている。大阪府のホームページでも公開する事で、全国からも視聴出来る。テレビでは8月末までと11月前半の2度にわたって計900本放送される予定。
児童虐待に関する事件は未だ後を絶たたず、幼い命が次々と失われていく危機的状況だ。そうした現状を少しでも変えるためにも、改めて地域ぐるみで子どもに関心を持つ事が必要とされている。

大阪府制作の児童虐待防止CMは、YouTubeの大阪府公式チャンネルで視聴出来る。


YouTube 大阪府動画チャンネル