葬られる事故の真相！「天使の誘惑」第3話のあらすじと見どころ！関連動画も-BSTBS

2011年02月16日15時51分ドラマ

第2話にしてすでに物語は急展開の「天使の誘惑」、妻アランの裏切りを知ったヒョヌは車中で言い合いになり事故に遭う！今回は、事故で意識不明となったヒョヌの意識が戻るかどうかがポイント。

■第3話のあらすじと見どころ
車中言い合いになって衝突事故を起こしたアランは、意識不明のヒョヌを運転席に移動させ、逃げ出す。もちろん行き先は恋人のジュンスの元。なんと彼女自身も肋骨にひびが入り、額にも縫うほどの怪我を負っている。「もしバレたらすべてが水の泡になる…ヒョヌが１人で事故を起こしたことにしする」と言い、彼女はそのまま自宅に戻り何事もなかったように振舞う。それにしても復讐に燃えるアランは強い！

事故の知らせを聞き、病院に駆けつける家族の中にはもちろんアランの姿もあった。ヒョヌの家族の嘆きようも凄いが、ここはアランのウソ泣きの演技に注目しよう。ヒョヌの意識が戻って全てが明るみになる前に、ソウル家具を手中におさめようと、アランは次々と手を打つが、ヒョヌが目覚めたと聞いて驚愕する。

ここからヒョヌの弟のヒョンミンが義姉アランに疑いの目を向ける。2階に残された泥は？、女性の同乗者がアランではないか？、自分の店の店員ヨンジェがアランと同級生？…なかなか目の付け所が鋭く、後一歩でアランを追い詰めるところまで行くのだが、どうも後一歩の攻めが甘い。そんな人の好いボンボンぶりをうまく演じているのはキム・ドンゴン。「青春礼賛（KBS）」、「なんでウチに来たの？（SBS)」などで日本でも知られる俳優だ。悪女アランにまんまとしてやられるシーンをお見逃しなく。

さて、今回一番の見どころは、看病のため一人残ったアランとヒョヌの行き詰まるシーンだ。罪に怯えるアランの言葉に、ヒョヌが心の声で応える。手の内をすべて知っている視聴者は手に汗握るハラハラドキドキ。驚異の韓国視聴率40%超えを記録した「妻の誘惑」を書いた脚本家キム・スノクだけのことはある。まんまと脚本家の術中にはまってしまった筆者だった。

ヒョヌの意識が戻ることを怯えるアランは、次なる手を考える。ヒョヌを最大の悲劇の現場となる別荘に移動させるのだ。アランが今度はどんな手口で家族の許可を取り付けるのか、とくとごらんいただこう。
さて、別荘でヒョヌの看病に当たる看護士としてクローズアップされるのは、ジュヒ。第2話でアラン、ヒョヌ、ジュンスのプロフィールの外枠は大体つかめただろう。第3話ではジュヒの抱える事情も明らかになる。彼女は孤児院で育ち、院長を母のように慕い、院を援助してくれるヒョヌを“足ながおじさん”として慕っていた。院長は病を抱えており、彼女はそんな院長のために看護士となり、ジュンスの開業した病院で勤めていた。
その院長が倒れ、そのお金のためにヒョヌの看護に当たることになる。

ところで、重病人を退院させ、別荘に移送するというありえない展開に、「そんなバカな！」とツッコミを入れた視聴者も多いのでは？しかし、韓ドラの楽しみ方はこうした“ツッコミどころ”を広い心で受け止めて、好みの登場人物になりきることにある。悪女アランになるもよし、心優しいジュヒになるもよし、女性の視聴者なら思い切ってヒョヌやジュンスといった男性キャラになりきるのもいい。思い思いのキャラになりきって楽しもう。

さて、今回もう少しでアランの正体を見破りそうになる弟ヒョンミンを演じたキム・ドンゴンについて、ネットでは、彼の髪形が不自然との書き込みを見かけるが、ご推察どおりこれはウィッグを使っている。彼は、本作を撮影した月の前から急に円形脱毛の症状を見せ、制作陣に了解を求めて剃髪後、ウィッグを着用して演じている。原因は、忙しさやストレス。兔疫力が劣った状態で、引き受けた配役を熱心に練習をしたため一時的に脱毛の症状が発病したとのことで、これは、所属事務所も本人も公式に発表している。こうした態度は、韓国では好意的に受け止められ、番組サイトではファンたちの激励と応援が殺到したと聞く。今後も、ドラマの中で重要な役割を担う、兄想いの俳優キム・ドンゴンの演技に注目したい。

「天使の誘惑」は、BSTBSにて、毎週木曜日夜9時から放送中。番組サイトではキャストや番組内容などが掲載され、韓国の公式サイトでは、関連動画が公開されている。

「天使の誘惑」を2倍楽しむのコーナーでは、毎週水曜日に次回のあらすじや見どころを紹介するのでお楽しみに。

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