ソ・ヘリムは憧れのアナウンサーに、ハ・ドヤも猛勉強の末念願の検事になれた第1話！今後のために、彼が検事を目指した理由をここでおさらいしておこう…高校時代に起こした喧嘩が原因で、自分の父親に相手の父親の靴を舐めさせるという屈辱を味わう。その相手の父親こそがキム・テボン議員、「親父に靴を舐めさせた議員に俺の靴を舐めさせてやる!」ということで検事をめざしたのだ。今後、テボン議員を執拗に追ったり、腐敗政党に敢然と立ち向かったりする検事ドヤの原点はここにあった。そしてもう一つの理由が、ソ・ヘリム。一目ぼれしたヘリムにふさわしい男となるために猛勉強をしたのだった。「レディプレジデント～大物」は、DATVで、韓国SBSでも放送されなかったシーンを含むノーカット完全版で、毎週木曜日夜11時から2話ずつ放送。22日（木）に第4話まで放送したが、明日27日（火）と28日（水）に3、4話の再放送があるので見逃した方はチェックをお忘れなく。

■ヘリムどん底時代
早くも夢の職業に就いた二人だったが、ヘリムは失敗続きでニュースは読ませてもらえず、子ども番組の歌のお姉さん“ポロロンのお姉さん”を命じられる。それでもヘリムは同業のミングと恋に落ちて結婚し、子供も生まれ幸せだった。もっともドヤはここで失恋！しかし、ヘリムの幸せは長くは続かなかった。夫ミングが海外取材でテロに拉致される。同じ時期、日本人も拉致されるが無事救出され、ミングは帰らぬ人となってしまう。国に国民を守ろうという姿勢が感じられないことにヘリムは激怒し、公共の電波で国を批判したり、雨の中、国会前で絶叫演説をする。これには視聴者も涙腺決壊のはず！

一方、熱血検事のドヤもその熱血ぶりの度が過ぎてナムソン支庁に左遷となる。そしてドヤが最初に担当したのが、公共の電波を私的に乱用した件で被疑者となったヘリム。結局ヘリムはナムソン支庁で奉仕活動をさせられる。左遷の事実には落ち込むドヤが、支庁で大好きなヘリムと始終顔を合わせることにはニンマリ。こっそりヘリムの写真なぞ見つめる“ドヤ顔”が可愛い。ここからドヤのヘリムへの献身愛が始まる。

最愛の夫を亡くし、夢の職業も失い、ただ祖国を怨むことしかできないヘリム。しかしそんな彼女の心の叫びに耳を傾ける人物がいた。その人物こそがペク大統領。「善徳女王」でミシルを寵愛し、後に殺害命令を遺書にしたためた真興王を演じた、イ・スンジェが演じている。大統領自ら亡き夫の遺品を届けてくれたのだ。嗚咽しながらも、ペク大統領の前でも臆することなく持論を正々堂々と訴えたヘリムには、すでに女性大統領の風格も見える。

一方、ドヤがテボン議員を起訴したものだから、テボンの支持者らがナムソン支庁に集まって抗議デモをする。ドヤたちはこれを鎮圧しようと出ていくが、デモ隊らが投げた泥をかぶってしまう。そんな中、ヘリムは抗議デモをしている人々の真の訴えに耳を傾け、デモ隊に加勢することになる。その真の訴えとは、「蚊のせいで生きていけない」という切実なものだった。ヘリムはここで、むやみやたらに法のごり押しをすることの無意味さを痛感するのだった。

そんな信念を持つヘリムの姿勢を、じっと見つめる人物がここにもいた。その人物こそが“民友党”の若き実力者カン・テサン議員。彼は、テボンを切り捨て、彼に替わる新人議員を捜していたのだ。そして、白羽の矢があたったのがヘリムだった。ここからテサンのヘリムを政界へ引きずり込もうとする説得と工作が始まる。

しかし、ヘリムは祖国韓国に愛想を尽かし、息子を連れてオーストラリアへの移住を考えていた。これに慌てたのはドヤ。せっかく傍に居られたのに…。職権を乱用してのヘリム引き留め作戦に出る。
果たしてドヤの引き留め作戦は成功するのか？そして、ヘリムを政界へ引っ張りこむというテサンの目論見は首尾よく成功するのか？

■第2～4話の見どころ
何と言ってもヘリムの圧倒する台詞の数々。夫の葬儀での慟哭の言葉、大統領を前にしての涙の訴えなど視聴者の胸を打つ言葉が続々と登場するが、今後彼女が大統領になるまで、何度もする演説が実にすばらしい。落ちこぼれ地方公務員が市長になるドラマ「シティーホール」でのキム・ソナの演説も素晴らしかったが、ヘリムはさすが大統領になるだけにそれを上回る迫力と説得力があった。その第1声となる演説が、第2話の雨の中の国会前での次の演説だ。

「私たちは誰を信じて生きていけばよいのですか！我が子に父の死を、この国のことをどのように説明すればいいのですか！」

今後、彼女はこれに対する答えを探し始めることになる。他にも、第1話の貫禄の女性大統領姿に引き続き、第2～4話までで、ニュースキャスター、ポロロンお姉さん、喪服姿、掃除のおばさんなどいろんなヘリムにお目にかかれる。どんな姿にもなりきってしまうコ・ヒョンジョンの女優魂に、改めて、この役は彼女にしかできないなと実感させられた。

それはドヤも同じ。熱血検事や、礼儀知らずな事故相手を恫喝する姿、ヘリムに恋心を見透かされて慌てたり、ヘリムの見守りナイト（騎士）として“男前な台詞”を吐いたり、彼女の息子に優しく接したりと、まさに俳優クォン・サンウの真骨頂を、早くも発揮している。

DATVの番組ページでは予告動画と各話のあらすじが公開されている。公式サイトにはダイジェスト動画も公開されている。

「レディプレジデント～大物」公式サイト
DATV番組ページ（9月15日から毎木2話）

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■DVD（3枚組）情報
・全5巻 / 各巻6話収録 / 本編DISC3枚
・OPSD-S996～1000 / 各￥3,150(税込)
・発売日
　Vol.1：8月5日(金)、Vol.2：8月19日(金)、Vol.3：9月2日 (金)
　Vol.4：9月16日(金)、Vol.5：9月28日 (水)
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　クォン・サンウ オリジナル生写真各巻1枚ずつ封入
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　vol.1～5：9月2日(金)　vol.6～10：10月5日(水)　vol.11～15：11月2日(水)
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