イ・ビョンフン監督の大ヒット作「トンイ」と熾烈な視聴率競争を繰り返した話題の大作「ジャイアント」が、来年1月12日（月）より毎週月～金の昼13時5分から、BSフジにてBS放送で初めて放送されることが発表された！もちろん地上波でもまだ放送されていない新作、作品公式サイトでは相関図や予告動画が公開されている。

「ジャイアント」は、1970年代、後に「漢江（ハンガン）の奇跡」と呼ばれる韓国高度経済成長時代に、一発の銃弾で引き裂かれた家族の物語。復讐を誓い、運命に翻弄される兄妹の40年に渡った「愛」と「正義」を描く人間ドラマ。
韓国では、2010年5月にSBSで放送された。同時間帯では、既にMBCにてナビコンでも紹介している「トンイ」が大ヒット放送されており、本作は、視聴率10％台と並みの人気からスタートした。ところが放送開始するや、ドラマチックなストーリー展開と、名優たちの熱演で、視聴率はあれよあれよという間に上昇し、強敵「トンイ」と互角に戦い、ついには1位の座を奪い取った。当初50話の予定のドラマは、何と10話も延長され、60話の大長編となり、最終回では40.1％と驚異の数字をたたき出した。もちろんその年のSBS演技大賞では、最優秀作品賞をはじめ、9部門で13人と賞を総なめ！2010年の韓国を代表する国民的ドラマの地位を獲得した。

ドラマの紹介については、10月の記事で紹介しているので、そちらを参考していただくとして、ここではドラマの楽しみ方を紹介しよう。（ドラマ紹介⇒1月18日、ポニーキャニオンから“漢江の奇跡”の時代を描いた人間劇「ジャイアント」DVD発売決定！予告動画公開）

「ジャイアント」は、実に様々な楽しみ方ができる作品だ。ストーリーは、父親を殺された兄妹たちの復讐劇を縦軸に、再会した二人の兄ソンモとガンモ、妹ミジュの生きざまを横軸に描いていく。長兄のソンモは、父を射殺した軍の保安隊班長チョ・ピリョンの腹心の部下を装って、じっと復讐の機会を狙う。次兄ガンモは、チョ・ピリョンと一緒に父を死に追いやったもう一人の仇敵である実業家ファン・テソブを父のように慕って育つ。そして長女のミジュは、児童施設で育ちいつか兄たちと再開する日を夢見ながら歌手を目指してたくましく生きる。
ドラマでは、兄と妹の絆、親を想う孝心、仇敵への復讐心、道ならぬ恋、恩師と生徒の情、上司と部下の信頼など人間の持つあらゆる情をていねいにあぶりだしていく。
その環境も実に様々。“漢江の奇跡”と呼ばれた時代背景で兄妹たちが身を置くのは、軍、収容所、企業、政治、芸能界…兄妹をとおして当時の様々な世界をリアルに見ることができる。
さらに、兄妹以外のキャストも魅力的で、登場人物の誰の視点でドラマを観るかによって、異なる楽しみ方ができる。
ドラマの展開も、アクションあり、サスペンスあり、ラブありの何でもありで、その一つ一つが完成されたまさに韓国ドラマの集大成とも言える、見ごたえたっぷりの作品に仕上がっている。

ナビコン【「ジャイアント」を2倍楽しむ】のコーナーでは、BSフジの放送にあわせて、ドラマの全話のあらすじと見どころ、キャストの魅力やドラマを楽しむための様々な情報を紹介していくのでお楽しみに。

韓国全土を興奮と感動の渦に巻き込んだ韓国現代劇の最高傑作「ジャイアント」は、来年1月12日（月）より毎週月～金の昼13時5分から、BSフジにて吹替え版で放送。
2012年1月18日より、ポニーキャニオンから発売。DVDレンタルは今年12月21日よりスタートする。
感動の予告動画は、Ponycanyon「ジャイアント」公式サイトで公開中。

「ジャイアント」公式サイト

　【「ジャイアント」を2倍楽しむ】

★本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします。

■作品紹介
・制作：SBS、2010年
・話数：全60話
・脚本：チャン・ヨンチョル(『大祚榮』)
・演出：ユ・インシク(『外科医ポン・ダルヒ』)
・出演：イ・ボムス、チュ・サンウク、パク・ジニ、ファン・ジョンウム
(C)ＳＢＳ

■「ジャイアント　ＤＶＤ－ＢＯＸ①」
・発売元：フジテレビジョン／ポニーキャニオン
・販売元：ポニーキャニオン
・価格：19,950（税込）
・発売日：2012年1月18日
※DVDレンタルは12月21日よりスタート

PR