空井とリカがキス！？「空飛ぶ広報室」第8話に南明奈登場！新しく作りなおすことになった空自PVの主役を芳川秋恵(南明奈)に決定！実は秋恵は空井(綾野剛)と過去に深いかかわりがあったようで…それを聞いたリカ(新垣結衣)は？リカと空井の関係がついに動き出す！「空飛ぶ広報室」第8話は6月2日(日)夜9時放送、番組サイトで予告動画が公開されている。

出来上がったPVがボツになってまい、新しく作り直さなくてはいけなくなった空井ら空幕広報室の面々。予算もないので、前年度のものを使いまわそうかと言っていた矢先、リカの取材をヒントにドキュメンタリー風のPVにしてみてはどうかという話が出る。自分たちの手で撮影すればあまり予算も使わないだろうとその方針でPVを撮ることに。入隊してから働くまでをイメージできるようなPVにすることを目標に、テーマは“入隊の理由”に決定した。
そのころリカは、阿久津(生瀬勝久)から新番組が立ち上がること知らされ、その番組にネタが足りないので余っている企画がないか、とも聞かれていた。
空幕広報室では、PVの主演となる隊員を募集した中で、芳川秋恵という女性隊員を主演に決定する。秋恵は、亡くなった父親がC1輸送機のパイロットで、その輸送機の整備員になりたくて空自に入隊したと言う。PV制作と共に新番組の企画として秋恵を取材することになったリカ。取材を続ける中でリカは、秋恵は浜松基地で基礎課程を空井と共に受けて居たこと、そしてその当時の空井との思い出話を聞き複雑な気持ちになるのだった…。
ある夜、リカと柚木(水野美紀)がいつものバーに居ると、同期のともみ(三倉茉奈)がやってくる。ともみが話すには、藤枝(桐山漣)が報道番組のキャスターを志願し登板したものの、トラブルの処理が出来ずに失敗に終わったと言う。さらに、藤枝が報道を志願したのは、リカから変な影響を受けたからだと、リカを非難するのだった。藤枝が心配になり、リカは直接話を聞こうと、藤枝に話をするが、藤枝は話をはぐらかすばかりで、真意を聞くことが出来ないのだった。

やはり、気になるのはリカと空井の恋愛模様。不器用ながらも、少しずつ近づいている二人の距離。空井がリカに好意を抱いている様子なのは見ての通りだが、リカの気持ちとは…？
淡い恋愛模様もさることながら、自衛隊の知られざる裏側、あまり知られていないイチメンを見られるのもこのドラマの魅力。
さて、ドラマを見るとき知っていたい知識として、自衛官の“階級”がある。たとえば、空井は二尉。鷲坂(柴田恭兵)は一佐。比嘉(ムロツヨシ)は一曹。これって何が違うの？結局、誰が一番偉いの？と思っている方も多いのでは？
まず、最初の階級として、“士”があげられる。ドラマには登場していないが、これが自衛隊の中で最も下の階級。その上の階級になるのが、専門の試験、教育を受けてなる“曹”という階級。これが、ドラマで言う、比嘉や石橋(大塚ヒロタ)のポジション。“士”への教育を任せられるなど、責任も発生してくる階級だ。
次の階級からはいわゆる幹部自衛官となり、部下の指揮や海外の軍人との交流を行うことになる階級。幹部階級の中では最も下になるのが“尉官”。一般で入隊したものにとってはここが最高階級。対して、防衛大学を卒業した、などのいわゆるエリートコースを進んできた隊員にとってはこの階級がスタートの階級となる。ドラマでは空井や片山(要潤)、峰永(阿部丈二)がこの階級。
続いての階級はいわゆるキャリア組“佐官”だ。ドラマで、鷲坂や柚木、槙(高橋努)そして小暮(岩寺真志)などがこのキャリア組階級である。
そして、最後に幹部自衛官の中でももっとも位が高い“将官”。浅野空幕長(モト冬樹)がこれに当てはまるということからわかる通り、各自衛隊のトップと成り得る階級である。
すべての階級において、3より2、2より1のほうが階級が高い。
一般隊員とエリート組。その違いによるキャリアの差にも注目すれば、ドラマもより楽しめるはず。

リカと空井。二人の行く末は…？「空飛ぶ広報室」6月2日(日)夜9時から放送。予告動画は番組サイトで視聴できる。

◇空飛ぶ広報室│TBS