放送開始から23年、橋田寿賀子ドラマ「渡る世間は鬼ばかり 2013年スペシャル後編」が6月3日(月)放送！やはり、問題が次々と起こる岡倉家の5姉妹…特に、五月(泉ピン子)と眞(えなりかずき)夫婦のこじれた嫁姑関係を修復させることは出来るのか…？「渡る世間は鬼ばかり 2013年スペシャル後編」は6月3日(月)夜9時から放送、番組サイトでえなりかずき出演のPR動画が公開されている。

家事や子育てに全く手を貸そうとしない夫・透(徳重聡)にはらをたてた葉子(野村真美)は、双子を置いて家出をしてしまう。それを聞いた五月たち姉妹は、男手ひとつで子育てするのは無理だろうと、手伝いを申し出る。しかし、透は仕事を休んででも子育てに専念すると言って、五月たちの援護を辞退するのだった。
そんなとき、文子(中田喜子)が職場で倒れてしまう。救急病院に運ばれた文子は心筋梗塞と診断され、緊急手術を受けることに。付き添っていた元夫・亨(三田村邦彦)は文子を甲斐甲斐しく看病し、片時も文子のそばを離れないのだった。
葉子は相変わらず行方不明、文子は入院。いよいよ、五月の誕生祝いをしている場合ではない。貴子(清水由紀)が自分のバイト先で計画していた誕生日会は辞退したいという五月を、貴子が傷つくからと愛(吉村涼)は反対する。しかし、その反対を押し切って五月は貴子にその旨を告げる。その話を聞いた眞は激怒。五月にどうして貴子の行為を無下にしたのかと詰め寄るのだった。
五月と眞夫婦の関係が悪くなっていることを察した貴子の父・道隆(武岡淳一)は、自分がすべての原因だと思い込み、これ以上迷惑をかけないためだと言って介護付きの施設に移り住むと言い出した。眞は、五月の言動が道隆を追い詰めたのだと言い張るが、これには勇(角野卓造)が黙ってなかった！
こじれにこじれた嫁姑関係。二人の仲を取り持ち、眞は五月の誕生会を開くことが出来るのか。そして、岡倉家5姉妹の行く末は…？

1990年にスタートしてから23年。スペシャル編を含めた全500回の放送の平均視聴率が20％超というまさに怪物ドラマ。2011年9月に連続ドラマとしての幕は閉じたものの、ファンからの熱い要望に応えスペシャルドラマとして復活することに。先週放送の前篇の視聴率は13.5％。昨年秋に放送されたスペシャルの前篇は11.8％だったので、まだまだ“渡鬼”の注目度が高いことがうかがえる。
今の時代だからこそ、生まれる問題。親心ゆえに起こした行動が原因で親子の溝が出来てしまう五月と眞。そして仕事に生きると決めた文子であったが本当の幸せって一体何…？

親子の形も、嫁姑の関係も、少しずつ変わりつつある現代。だけどきっと、昔からずっと変わらないものもある。それを渡鬼が教えてくれる、はず。「渡る世間は鬼ばかり 2013年スペシャル 後編」は6月3日(月)夜9時から放送。えなりかずき出演のPR動画は、番組公式サイトで視聴できる。

◇渡る世間は鬼ばかり│TBS