運命の結婚式、ゆきの決断とは…？「独身貴族」第10話は、それぞれの隠した思いがついに動き出す…！いよいよ守(草彅剛)と玲子(平岩紙)の結婚式当日…が、式が始まる直前に玲子は姿を消してしまう！さらに、八月のボレロの脚本の締め切りが迫り、ゆき(北川景子)は進(伊藤英明)に苛立った態度を取るようになり…「独身貴族」第10話は12月12日(木)夜10時から放送、予告動画は番組サイトで公開されている。

星野守と現王園玲子の結婚式当日、教会には星野進、春野ゆき、星野亜希子(デヴィ・スカルノ)、麗子の父親(梅野泰靖)が集まった。
守は自分の気持ちを振り切るように明るく振舞っていた。一方、1人でチャペルにやってきたゆきは、誕生日に守から送られるはずだったエンパイア・ステート・ビルのチャームを見つめていた。
そんななか、ウエディングドレスを身にまとい支度をしていた玲子が、控室から姿を消してしまう。慌てた守らが行方を捜していると、父親に連絡が入る。
後日、小原沙織(西原亜希)のアパートに居たゆきのもとへ、玲子から電話がかかってくる。玲子は二人きりで話がしたいと言い、ゆきをホテルへ呼び出す。そこで玲子は、ゆきに守のことを教えて欲しい、と言い…。
同じころ、水島浩一(梶原善)から8月のボレロの脚本を二日以内に完成させてほしいとの連絡が入る。進と川越(藤ヶ谷太輔)は了承するのだが、脚本はゆきが今も必死に修正を行っているところ。さらに執筆に行き詰まっていて、相談に乗ると言う進にいらだちをぶつけてしまっていた。
一方の守は、玲子に会うため海辺にある玲子の別荘を訪ねる。結婚式での一軒を謝罪する玲子に守は優しく、来年改めてイタリアで挙式しようと提案する。そんな守に玲子は、星野家の長男が代々受け継ぐというネックレスが欲しいと頼む。守の脳裏には一瞬、ネックレスを保管しているゆきのことがよぎるが、守は玲子の願いを了承するのだった。

ついに覚醒してしまった、ゆきの本当の気持ち。それと相反するように進んでいく守と玲子の結婚話…。第9話、本当に切なかった。
8月のボレロの重要なシーンの撮影が行われる予定の場所に訪れたゆき。と、そこにたまたま同時に居合わせたのは、守。守の気配を感じ、衝動的に走り出したゆき。そんなゆきの行く手を塞ぐように倒れてきた工事現場の鉄パイプ。幸い、軽症で済んだものの、その衝撃はゆきが何重にもかけたはずの心の鍵を解いてしまったようで…。沙織と二人きり、本当の思いを話してしまえば抑えられない気持ちにゆきは涙が止まらないのだった。
守とゆきは同じ方向を見ていたのに、同じ場所、近くに居たのに、お互いの存在に気付けない。守が背を向けて歩き出したとき、ゆきは初めて守の存在に気が付く。
まるでこれまでの二人を象徴するようなシーンだった。第9話は、本当に切ない、見ている方が苦しくなるようだった。
しかし、物語はクライマックス直前、第10話もとても切なく、苦しい展開になりそうだ。主人公、ヒロインだけでなく、すべての人間が丁寧に描かれているこのドラマ。守、進、ゆき、玲子の4人だけでなく、川越や須美花を応援している、という方も多いのでは。
残すところあと2話。あなたが幸せになってほしい“あの人”は、どんなラストシーンを迎えるのか乞うご期待を。

「独身貴族」第10話は今夜10時から放送、予告動画は番組サイトで公開されている。

◇独身貴族│フジテレビ


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