生きてくれよ親父！「東京バンドワゴン～下町大家族物語」ついに涙涙の最終回！我南人(玉置浩二)から喉頭がんであると告白され、動揺する青(亀梨和也)ら堀田家の人々…手術すれば声帯を取ることになり、声を失ってしまうと、我南人は命が短くなっても歌い続けることを選ぶのだった…そんな我南人に青は…？「東京バンドワゴン～下町大家族物語」最終回は14日(土)夜9時から放送、予告動画は番組サイトで公開されている。

我南人から喉頭がんだと告白され、堀田家の人々は動揺する。さらに、我南人は声帯を取ることになってしまう手術はせず、命が短くなっても歌い続けていたい、というのだった。
青たちは我南人に生きて欲しいと願いながらも、彼の歌に対する情熱を知っているだけに何も言えない。そんな青たちの思いを汲んだすずみ(多部未華子)は、我南人に治療を受けて欲しいと懇願するのだが、我南人の意思は固く、揺らがないのだった。
年が明けても、家族たちの思いは晴れないまま…。
そんな中、勘一(平泉成)がずっと探していた古書がある大学の書庫から見つかったとの知らせが入る。それは、かつてサチ(加賀まりこ)の父親が書いた紀行文で、20冊しか作られなかった貴重なモノ。戦後、行方不明になってしまい、勘一がサチのために探していたのだが、見つからないままだった。青とすずみは早速その大学に出向き、その大学の理事長夫人が開くパーティーで我南人がライブをすれば本を譲ってもらえるとの約束を取り付けてくる。青に頼まれ、了承するのだが、当日、我南人は会場に現れなかった。実は、我南人は、声が出なくなり始めていたのだ。急激に悪化していると言う我南人の病状。青たちはショックを隠し切れない。
2月に入る、我南人の亡き妻・秋実の七回忌が近づいていた。死を覚悟した我南人に、何かしてあげられることがないかと悩む青は、ある頼みごとをする…。

いよいよ最終回を迎える「東京バンドワゴン」。堀田家の人々の明るい笑顔や、あの騒がしい食事がもう見られないと思うとすごく寂しい。さて、全10話、視聴率はあまりふるわなかった。確かに、続きどうなるの!?ということや、見ていてスカっとする!という展開はあまりなかったかもしれない。しかし、土曜の9時、家族そろってこたつでミカンでも食べながら見るのには持ってこいのドラマだったのではないだろうか。
原作シリーズはまだまだこの先も描かれている。演者の成長に合わせて、年に一度でも堀田家の人々がまた見られれば、と願っている視聴者も多いのではないだろうか。
心が温かくなる本当にいいドラマだった。今後、この作品が愛され続けることを切に願いたい。

「東京バンドワゴン～下町大家族物語」第10話は今夜9時から放送、予告動画は番組サイトで公開されている。

◇東京バンドワゴン～下町大家族物語│日本テレビ

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