第1話では、おもり役の設楽恭介（TAKAHIRO）が上司から「千波を捜査に参加させるな」と命じられながらも、姫デカこと海月千波（武井咲）に乗せられ、戦力外改め遊軍として、千波に引きずられるように独自捜査を始め、見事事件を解決に導いたが、今夜放送の「戦力外捜査官」第2話では、看護師の死を捜査するために、千波と設楽が患者として病院に潜入捜査！番組公式サイトには、予告動画や、キャストからのコメント動画が公開されている。テレビ朝日では、昼3時55分より、第1話を再放送しながら出演者たちが第2話を語るスペシャル番組を放送する。また、無料動画サイト「GyaO!」でも、本番組放送後1時間以内に見逃し配信を開始する。

第1話では、方向音痴で天然の入った武井の演技も魅力的だったが、ドラマ初出演のTAKAHIROの健闘ぶりにも好感が持てた。どうやら本作は、設楽の生真面目でありながらコミカルや役どころも見どころの一つのようで、中学生相手に、千波の職位のすごさを、ドラマの古畑任三郎、「踊る大捜査線」の青島、「相棒」の右京など、フジテレビやテレビ朝日の他局の大ヒットドラマの主役の職位と比べて説明する日テレの捨身（？）の演出も見事に面白おかしく演じていた。
第1話では、千波が刑事になろうとしたエピソードも織り交ぜながら、千波の推理力で中学生の起こした事件を解決するという展開だったが、今夜の第2話では、すっかり意気投合した千波とおもり役の設楽の迷コンビに新たな事件が舞い込む。

■第2話
井上警視（小藪千豊）は、千波と設楽に“大切な仕事”と言って、区民会館でのお年寄りに向けた「オレオレ詐欺」注意喚起のための公演を頼む。そのこと、捜査一課18係の管轄で24歳の看護師・平野有里の死体が見つかる。死体は、手首を切って、風呂桶に漬けてあり、18係の刑事たちは自殺を装った他殺を疑う。近隣の住民も前夜、男女が争うような声を聞いていた。有里の部屋のテーブルの上には丸いケーキがあり、ゴミ箱にも同じようなケーキが捨てられていた｡ふたつのケーキが意味するものはなんなのか…？
事件を知った千波は、有里が勤務していた病院に仮病を使って潜りこむ。設楽もまた、千波の指示で入院させられるはめに。矢継ぎ早にさまざまな検査を強要され、大事な部分の毛まで剃られた設楽はヘトヘト。
そんな中、森山刑事（濱田マリ）はじめ18係の刑事たちは院内の聞き込みから、有里に猛烈なアタックをかけていた理事長の息子・隆一郎（窪塚俊介）を疑う。
森山は隆一郎を問い詰めるが証拠はなく、任意の指紋採取も弁護士にあっさり断られてしまった。いっぽう千波も病院で、有里の死の前に亡くなった看護師の存在を掴むのだった。

「戦力外捜査官」は、似鳥鶏の小説「戦力外捜査官 姫デカ・海月千波」「神様の値段 戦力外捜査官2」が原作。劇作家の鴻上尚史が初めて連続ドラマの脚本を担当する。主題歌は、TAKAHIROのソロ第2弾シングル「Love Story」。TAKAHIRO自らの書き下ろし曲で3月5日（水）に発売される。⇒TAKAHIRO「Love Story」をamazonでチェック

「戦力外捜査官」第2話は、18日（土）夜9時から放送。

◇日テレ「戦力外捜査官」番組公式サイト