漫画を取り上げると言われたら人を殺しますか？小さなことがどうしても気になり、並外れた推理能力と鋭い観察力で事件解決の糸口を見つけ出す変わり者の女警部補、福家（檀れい）が、今回立ち向かうのは、少女漫画界で起きた殺人事件！21日（火）夜9時からの「福家警部補の挨拶」は、富田靖子、銀粉蝶、渡辺真起子ら女優陣をゲストに、第2話「禁断の筋書」の犯行の手口を暴く！予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

前回は、犯行現場に脱ぎ捨てられた靴の並びから、正当防衛を装った偽装殺人を見破った福家だが、今夜の第2話では、バスルームのドアが開いていたことから犯行を暴き出す。

漫画家の河出みどり（富田靖子）は、大御所漫画家、細田理恵子（銀粉蝶）ゲストのパーティーに出席し、その帰りに湧泉舎の少女漫画雑誌『ルル』の編集部員、馬場康之（石井智也）から、湧泉舎の三浦真理子営業部長（渡辺真起子）が、『ルル』のリニューアルに文句をつけ、連載のラインアップを変えるよう動いていたという話を聞く。リニューアル後の新連載が予定されているみどりにとっては聞き流すことが出来ない話だ。
馬場と別れたみどりは、真理子のマンションへ。真理子のみどりへの態度は横柄そのもの。屈辱感に苛まれながらもみどりは従い、自分の新連載を切るつもりなのかと真理子に聞くと、真理子は、みどりが書いた新連載用のネームをバッサリと切り捨てた。さらに、考えの甘さを指摘し、漫画家を辞めたらとまで…。かっとなったみどりは、真理子を文鎮で殴りつけてしまう。倒れた真理子をバスルームに運んだみどりはバスタブに落とした。足にケガをする真理子が、自ら倒れ込んだかのように見せかけて…。
翌日、真理子の不審死が発見され警察の現場検証が始まる。福家警部補（檀れい）は、鑑識係の二岡友成（柄本時生）から現状報告を受け、バスルームを検証し、第一発見者の話を聞く。その話から、福家はバスルームのドアが開いていたことに引っかかるのだった。

鑑識係が脇を務めるドラマの、大人気シリーズ「相棒」や「科捜研の女」では、米沢守（六角精児）や新米課長・藤倉甚一（金田明夫）など、個性俳優がいい味を出しているが、「福家警部補の挨拶」でも、福家に振り回される鑑識係の二岡友成巡査役の俳優がいい味を出している。みんなが見過ごす小さなことが気になり、しつこく容疑者に食らいつく福家に「もう勘弁してくださいよ」と言いながらも、福家の頼みは何でも聞いてしまい、上司たちから怒られる損な役回り。迷惑顔をしながらも、その実、妥協を許さない福家の捜査法を尊敬しているのだ。演じたのは柄本時生！あの名優、柄本明の息子。母は女優の角替和枝で、兄は、俳優で安藤サクラの夫という芸能一家だ。
ところが本人はいたって素朴で、制作発表会では、共演のSMAPの稲垣吾郎からいじられながらも、「檀さんも稲垣さんも初共演で、『わっ、テレビで見ていた人だ、すげぇな～！』と思いました」とまるで”一般人”のような発言で、周りを和ませた。

福家と二岡の珍コンビも見どころの第2話は、21日（火）夜9時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。公式サイトには、出演者のインタビューや相関図、ドラマ特製グッズが当たる「オンエアクイズ」があるので、チェックをお忘れなく。

◇フジ「福家警部補の挨拶」番組公式サイト