今夜3月2日放送の「S-最後の警官-」第8話は、NPS副官で警部、容姿・性格共にクールなチーム№2の速田仁（平山浩行）の恋人が容疑者に…！速田は自らの進退を懸けて恋人の無実を晴らすことができるのか？それとも恋人は犯人なのか？そして仲間のために一號（向井理）たちはどう動くのか？番組公式サイトには、予告動画やかわいいドラマオリジナルグッズを紹介している。

古橋の息子・史郎と妻がバスジャックに遭った事件を2週続けて放送した「S-最後の警官-」。前回放送した後半の第7話では、古橋が交渉にあたる場面からスタート。
近づく父・古橋を見て気丈にも目くばせする史郎。古橋は威嚇する犯人から代わりのバスと食料の要求を聞きだした。トンネルの外では犯人の父親も来ており交渉を試みるが、犯人は父への恨みを吐き出すばかり。犯人の言葉は、父としての古橋をも責めていた。代替えバスの用意もでき、古橋の誠意あふれる交渉に犯人も心を開き始め、人質のほとんども解放された。ところが、史郎が古橋の息子だと見破った犯人は、史郎と数名の人質と運転士と共に代替えバスへ。犯人はおびえる史郎に「自分と同じだ」と言うが、史郎は「僕はお前とは違う！パパは僕を助けに来てくれた」と毅然と言い返した。
こうなれば、SATの犯人狙撃による解決しかない。ところが史郎がNPSにもう一度チャンスをくれた。史郎がトイレから投げた絵から、犯人の向かう先が唯一家族で行った遊園地だと分かったのだ。
その頃、中丸はSATに犯人狙撃の命令を下して待機していた。そのことを知らされた犯人の父親は、「生きて罪を償わせる」というNPSの説得に、再度電話で息子に連絡。しかし、犯人は、「もう遅い」と、体に巻き付けた爆弾のスイッチを入れてしまった。一號が犯人に飛び掛かり、間一髪のところで犯人から爆弾を剥ぎ取り、空中に放り投げた！その後きっと蘇我が空中にとんだ爆弾を狙撃してくれるのを確信して。
無事救出された史郎は古橋に「僕も大きくなったら、おとうさんのようにみんなの平和を守る警察官になる」と誓ったのだった。

■第8話
かつてSITで二輪部隊で走りのエキスパートとして活躍していた速田（平山浩行）は、NPSのナンバー2としていつも冷静沈着。ところがこの日は心ここにあらずの様子。実は、速田には保育士の恋人・優子（平岩紙）と2年前から付き合っており、プロポーズの返事を待っていたのだ。一號（向井理）たちNPSのメンバーは驚くが、香椎（大森南朋）は込み入った彼女の素性を知っていた。
そんな折、身代金目的の子どもの誘拐事件が発生。誘拐事件は通常SIT（特殊捜査班）が指揮を執り、その指揮下でNPSも捜査に参加することになる。
ところが、誘拐されたマル害は速田の恋人の優子が勤めている保育園を卒園した小学一年生女子と分かる。実はこの園では2年前にも園児誘拐殺害事件が起きており、優子は容疑者の1人となった過去があったのだ。
速田の元上司・SIT係長の当（あたり）真一郎（小木茂光）は、今回も優子に疑いの目を向け、速田に優子が最重要参考人になっていることを伝える。
SIT捜査員の追跡でマル害保護に成功したという報告を受け、NPSは身代金を受け取った男たちを確保するが、その男たちはただの運び屋で、首謀者は別にいるという。男たちの自供、監視カメラの映像から被疑者として優子に逮捕状が出されることになる。当は、容疑者と深い関係にある人間を捜査に加えておくことはできないと、NPSにはこの件から手を引くよう香椎に告げる。速田は、この事件を最初から洗い直そうと、NPSの職務から離れる責任として『退職願』と書いた封筒を香椎に差し出すのだった…。

最終章に突入したTBS「S-最後の警官-」第8話は、3月2日夜9時から放送。番組サイトに予告動画が公開されている。なお、来週9日からは、SATに戻った蘇我に代わって新垣結衣が“殺さないスナイパー”として登場する。今夜の放送を含めてあと3回となった「S-最後の警官-」をお見逃しなく。
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◇TBS日曜劇場「S-最後の警官-」番組公式サイト