前回は、アルコール依存症の父と、そんな父にある意味依存していた玲を中心に自分の人生を歩くことを大切さを教えてくれた回だったが、今夜7日放送の「夜のせんせい」第8話では、キャバクラ勤めの神戸優奈（滝裕可里）の結婚問題を桜（観月ありさ）とクラスメイトが応援する！予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

前回の第7話は、た大神玲（山本舞香）が、「殺人サイト」などの闇サイトを閲覧しているということがわかり、かばんの中に包丁を隠し持っていることなどが発覚。さらにいつものマスクは、どうやら父がアルコール依存症で、殴られた痕を隠すためだと分かり、玲が父を殺そうとしているのではないかと大騒ぎ。しかし、実際は、アルコールが切れた父が暴れるときのために、家に包丁をおかず持ち歩いていたのだった。
そんなある日、玲の心配したとおり、酒の切れた父親が包丁を持って学校に乗り込んできた。
ぶっきらぼうに見えてとても父親想いの玲は、夢だった建築士になる夢も捨てようとするが、桜（観月ありさ）の言葉に考え直し、父を病院に入院させ、自分は建築関連の専門学校を受験することになった。
前回は、いつもここというときに力になってくれる外山（笹野高史）の正体も明らかになった。なんと外山は大手スーパーマーケットグループの会長！しかし仕事にかまけて家族を放っておき、浮気もしたことで家族からそっぽを向かれていた。いつも携帯電話で家族と話をしていたのはウソ！相手は留守番電話だった。

■第8話
キャバクラ勤めの神戸優奈（滝裕可里）が、お店で知り合ったというエリートサラリーマンと電撃結婚する事になり、とあるホテルで結納が行われる。両家の家族が揃う中、祖父の高倉富雄（織本順吉）も同席。
一方、4年1組では、華（蓮佛美沙子）が中心となって、お祝いコメントのビデオ撮影などの準備をしていたが、桜（観月ありさ）は、優奈のウェディングパーティーをスナック『来来』で行なうとクラスに発表。しかも、“一人一芸”をノルマに、またもや全員に強制参加を言いつけ、ブーイングが起こる。そんなとき、着物姿の優奈が慌てて教室に駆け込んできた。結納をしていたはずの優奈がなぜ教室に？ びっくりした桜が優奈に声をかけると、優奈が口にした言葉は…！？ なんと最高齢の高倉と優奈の婚約者の祖母・文江（岩本多代）と駆け落ちしたのだと…！
4年1組のクラスメイトが奔走する中、なんだか自然と男女のペアが出来てきて…。そんな中、大澤（山本耕史）と上武（田中圭）に、なにやら不穏な影が忍び寄り！？

主人公頼みでなく、毎回それぞれのキャストにスポット当てて、いつの間にかクラスの絆を強くし、生徒たちの悩みを解決する「夜のせんせい」は、笑いあり、涙ありの感動作で見ごたえもたっぷり。しかし残念ながら視聴率には反映されない。最終回まで、今夜の放送を合わせて3回。こうなれば、視聴率ではなく、視聴者の心に残るドラマとして最終回まで頑張ってほしい。
第8話は7日（金）夜10時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。見逃した方は、コチラで見逃し配信中。

◇TBS金曜ドラマ「夜のせんせい」番組公式サイト