前回は、福家（檀れい）が、東大法学部卒業後、公安部外事第4課でイラン、イラク、シリア、エジプト、コソボに着任するエリートだったことを石松警部（SMAP・稲垣吾郎）が知った…今夜放送の「福家警部補の挨拶」第10話「少女の沈黙」では、岩城滉一が元暴力団組員の役で、娘と堅気になった元組員たちを守るために犯罪を犯す！予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
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前回は、兄を医療過誤で亡くした木原幸信が復讐のため、もともとは初療室だったが今は稼働しておらず備品置き場となっている部屋で、外科部長森本和弘を殺害。殺害直後に看護師の丸山陽子と不審人物の荒川が現れたために、木原は犯行現場から逃げることができなかった。森山の死体が見つかってしまい、さらにそこに福家警部補（檀れい）が入って来て、3人に容疑がかかった。丸山はかねてから森山と付き合っており、今日もこの部屋で会うことになっていたのだ。
一方、荒川は製薬会社の人間だと名乗るが、カバンの中の大金については何も答えない。そのころ石松警部(稲垣吾郎)は、病院で窃盗していた犯人を取り調べていた。
福家は森山が死の直前に今は不通の受話器を握ったことに疑問を持ち、森山が警備員を呼ぶふりをしたのではないか？と推察。犯人はこの部屋が現在は稼働していないことを知らない、木原を疑った。そして、木原の洋服にボタンがないことを指摘し、遺体となった森本の手にボタンを握らせた。この罠に引っかかり、木原は犯行を自供。
そして荒川が持っていた大金は、会社の金に手を付けようとして自分を森山が止めてくれて、貸してくれたお金を返すためのものだったことが分かった。
石松警部が現れ木原を逮捕。そして警部が取り調べた窃盗犯が、森本の下で働いていた元研修医で、彼こそが医療過誤を起こした人物だと教えた。森山は、研修医の責任をとるため、カルテに自分の名前を記したのだった。さらに、森山は弁護士を通じて謝罪し、慰謝料を払おうとしていたことを木原に告げた。

今夜の第10話は…。
菅村巽（岩城滉一）はかつて菅村組の四代目の元組長。先代組長の娘でもある妻は組同士の抗争に巻き込まれて亡くなってしまった。娘を失った先代は組を解散することを決定し、菅村は組をたたみ、警備会社をたちあげた。組員たちは社員として働かせて1年が経とうとしていた。しかし、元若頭の遠藤次郎（デビット伊東）は、そんな四代目を不甲斐なく思い、組の復活という要求を菅村に飲ませるために菅村の長女、菅村比奈（吉田里琴）を誘拐。しかし、遠藤の本当の狙いは組復活によって麻薬の販売ルートを確保することだった。菅村は娘と堅気（カタギ）となった元組員たちを守るため、誘拐犯たちが仲間割れにより起こした殺害事件を装い、遠藤と元組員金沢肇（米村亮太朗）を殺害。すべてが終わった後、振り向いた菅村は、目隠しをされ、監禁されていた娘の比奈が立ち尽くしているのを目撃。自分と悟られることのないよう、比奈をそのままにして菅村は立ち去る。
現場にかけつけた福家に、石松和夫警部はいつものように制止することなく事件の担当を命じる。というのも田所勉警部補（中本賢）が凄惨を極める事件現場を正視することもできない状況だったからだ。悲惨な状況に福家は一切動じることがない。そんな福家の様子を見るにつけ、石松は彼女の過去に何があったのかを探らずにはいられないのだった。
一方、捜査を開始した福家は、凶器の刃物に比奈の指紋が付いていたことに着目する。

凶器に比奈の指紋が付いていたのはなぜか？そして福家の過去がついに明らかになるのか？

最終回を次週に控えた福家警部補の挨拶」第10話は、今夜18日（火）夜9時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。公式サイトには、出演者のインタビューや相関図がある。またトピックスでは、ゲストの岩城滉一のインタビューが読めるのでチェックをお忘れなく。

◇フジ「福家警部補の挨拶」番組公式サイト