15日は15分遅くスタート!気になる三田村(沢村一樹)の過去とは?「ブラック・プレジデント」第2話あらすじと予告動画

2014年04月15日12時45分ドラマ

第2話となる今夜15日(火)放送の「ブラック・プレジデント」では、社員から過剰サービス残業を理由に会社を起訴された三田村(沢村一樹)が、ブラック企業のレッテル回避のために和解案を受け入れる!さらに、大学では、杏子(黒木メイサ)が三田村の思いがけない過去を知ることになる…番組公式サイトで予告動画が公開されている。

■第2話
三田村(沢村一樹)の会社が、過剰な労働でサービス残業を強いているとして社員に訴えを起こされ、弁護士の美穂(田中美奈子)が会社に乗り込んでくる。納得がいかない三田村だが、「ブラック企業」と非難されることを危惧する明智(永井大)や真理(国仲涼子)の説得もあり、残業代の全額を払う和解案と謝罪文の発表を受け入れる。
一方、大学の映画サークルでは、学生たちに言いたい放題の三田村に、亮介(永瀬匡)や健太(高田翔)らは迷惑顔だ。あきれた杏子(黒木メイサ)が、何のために大学に来ているのか?と問い詰めると、三田村は遠い記憶をたぐり寄せるような表情でふと口ごもる。
高慢な三田村に反感を抱きながらも、なぜかその存在が気にかかる杏子。そして、三田村について調べていくうちに、思いがけない“過去”を知ることになり…。
そんな中、思わぬトラブルが発生。健太が監督を務める映画の撮影で、主演の百合(門脇麦)が着ていた脚も露わなミニスカートの衣装に、人権研究サークルの学生が「女性の人権をおとしめている」と抗議してきたのだ。これを突っぱねた三田村は、ファッションの自由について熱弁を振るい、クレームを取り下げさせてしまう。
だが、この騒ぎをきっかけに健太と百合は気まずいムードに。責任を感じた三田村は、杏子に頼んで2人のデートを仕掛けるが…。

前回は、“サビ残(サービス残業)”や“新・歓(新人歓迎会)”といった、企業や大学でおなじみのエピソードも盛り込んで、沢村一樹が演じる三田村の人物像を浮き彫りにした。
社員をボールペンと同じに扱ったり、ゆとり世代の大学生たちを軽んじたり、挙句の果てには講師の杏子にまでズケズケものを言う三田村に、「さすが、最高に嫌味な男が主人公の『結婚できない男』を手掛けたスタッフたちが多く参加しているだけのことがある!」と、この手のコメディーがお好きな視聴者は手をたたいたのでは?しかし、主人公のブラックぶりに笑いながらも、同じサークルの女子学生のセクハラの悩みの解決法をさらりとアドバイスし、目の前の壁に対してすぐにあきらめようとする学生たちに「自分のやろうとしていることが本当に価値のあることなら…」と15万円の現金を前にして檄を飛ばすシーンでは強い大人の姿を見せてくれた。
また、大学の講師・杏子が自著の本1冊の売れ行きに喜んだり、覇気のない学生たちのスマホに向けていた時間とお金をどう向けてくれるか、というセリフにどきりとした視聴者も多かったのでは?
どうやらこのドラマは、ブラック企業の三田村を批判すると見せかけて、ゆとり世代の多くの若者が門をくぐる大学のあり方とその教育に一石を投じるストーリー展開となりそうだ。

「ブラック・プレジデント」は、フジテレビ系にて毎週火曜日夜10時より放送。気になる第2話は、いつもより15分遅い15日夜10時15分から放送するのでお間違いなく。

フジ「ブラック・プレジデント」番組公式サイト

【2014年春ドラマを一挙紹介】  【ドラマ紹介と各話のあらすじ】