前回、「真帆家」跡地で5年ぶりに再会した真帆は、可愛く成長していたが、その首元には火事で負った火傷の痕が…それが原因か、真帆はそのまま立ち去ってしまった！第5話では、もウ一度真帆と松吉（林遣都）が再会するのだが…NHK時代劇「銀二貫」第5話は、8日夜8時から放送！前回のおさらいと第5話のあらすじを紹介、NHKオンデマンドで見逃し配信をしている。

真帆と嘉平探しで仕事に身が入らない松吉（林遣都）を叱咤する番頭の善次郎（塩見三省）に、食って掛かり、店を飛び出してしまった松吉。前回は、いつも松吉を目の敵のようにしている善次郎の松吉を思う優しい思いや、悲しい過去が明らかになった。
実は善次郎も丁稚時代に働いていた店が焼け、家族のように優しくしてくれた主の家族や同じ年の末のお嬢さんを亡くした悲しい過去があった。そんな辛い思いを振り切るために、善次郎も伏見の寒天場で死にもの狂いで働いていた。善次郎は、自分の信心が足りなかったために大事な人を亡くしたと思い込み、それ以来ますます信心深くなった。そしてそんな信心深さから松吉につらく当たっていたのだった。死ぬ気で働くと誓った末吉。
やがて5年の歳月がたち、末吉は乾物商・松葉屋の孫娘お咲（浦浜アリサ）と知り合った。
そんな中、伏見で大火事が起きたと聞き、仕入れ先である美濃志摩屋の様子を見に行き、昔世話になった職人の半兵衛（板尾創路）と再会。美濃志摩屋の再開のめどは立たず、井川屋は次の仕入れ先問題で頭を痛めていた。納得のいく寒天を売る仕入先が見つかるまで、他で働けるように便宜を図るという和助（津川雅彦）の申し出を断る松吉たち。
その時番頭が鬼と言われながら貯め込んだ天神さんへの寄付金の銀一貫を取り出し、半分は美濃志摩屋の見舞金に、残りを井川屋の運転資金にすることを提案。何とか店を続けることはできることに。
首の皮一枚で店を続けることになった井川屋には、松吉に興味を持つ松葉屋の孫娘お咲が手伝いに来ていた。そんな矢先、「真帆家」跡で、偽の“琥珀寒”が出回っているという情報が…。いきり立つ松吉を鎮めた和助は、力で決着するのは侍のやること、商人は知恵と才覚でしぶとく生きろと教えた。翌日店の様子を見に行った松吉は、偽の琥珀寒に文句をいう成長した真帆（松岡茉優）を再会。しかし、真帆は首元に大やけどを負っており、松吉を知らないと走り去った。

■第5話「最後の約束」
京の大火事で寒天の仕入れ先を失った井川屋では、店を支えるため皆が内職に勤しむ日々であった。松吉への恋心を抱くお咲（浦浜アリサ）も、持ち前の明るさで井川屋の手伝いに励んでいた。しかし松吉は５年ぶりに再会しすぐに立ち去っていった真帆のことが気がかりで仕事が手に付かない。そんな中、梅吉（尾上寛之）に山城屋への養子話が持ち上がる。ある日松吉は、団子屋のお広（映美くらら）の娘「おてつ」として第二の人生を生きる真帆と偶然出会うが…。

ドラマも折り返しとなり、成長した松吉と真帆が本格的に絡んでくる第5話。松葉屋の孫娘お咲の登場で、ラブラインも始まりそうな「銀二貫」第5話は、今夜8日（木）夜8時から放送。再放送は、総合で翌週(水) 午前1時25分～2時8分（火曜深夜）、BSプレミアムでは翌週(木) 午後0時00分～0時43分。
また、本放送の翌日からNHKオンデマンドで見逃し配信をする。