ふたりの夢のために寒天づくりを始める松吉(林遣都)…15日NHK時代劇「銀二貫」第6話あらすじと予告動画-NHK

2014年05月15日08時00分ドラマ

前回は、大坂の大火事で行方不明となった真帆の5年間が、芦田愛菜が演じる過去の映像として詳しく紹介されたが、今夜放送の第6話では、松吉が真帆との「ふたりの夢」のために井川屋を後にすることに…NHK時代劇「銀二貫」第6話は、15日夜8時から放送!前回のおさらいと第5話のあらすじを紹介、NHKオンデマンドで見逃し配信をしている。

京の火事で、寒天の仕入れ先を失った井川屋では、納得のいく寒天が見つかるまで休業するという和平(津川雅彦)の考えに同調し、全員で荷運び、虫かご作り、小間使い、子守り、仕立てなど各自ができる仕事を探して、何とか持ちこたえていた。松吉に想いを寄せる乾物商・松葉屋の孫娘・お咲(浦浜アリサ)は、相変わらず井川屋へ入りびたり。そんなお咲の失言から、お里(いしのようこ)が一度嫁いだが離縁されて出戻ったということも分かった。
そんな中、焼けた京の「美濃志摩屋」の職人だった半兵衛(板尾創路)が、故郷で寒天場を作ることを一番に報告に来てくれた。和助たちは大いに喜び、井川屋に希望の光が差し込んだ。
一方、松吉(林遣都)は偽の琥珀羹を売る店先で出会った真帆らしき娘(松岡茉優)が忘れられない。団子を買いに来た松吉はその娘と再会。「真帆か?」と確認する松吉に、娘は「違う」と言い張り、てつと名乗った。
そんなある日、てつが井川屋を訪問。てつは、自分は確かに真帆だが、大火事の最中に父の嘉平を亡くし、火事で娘を亡くし、真帆を“おてつ”と信じ込むお広(映美くらら)と母子として暮らしてきたことを明かした。そして、首の火傷を見せ、今日を限りに“真帆”とは決別し、明日からは“おてつ”として生きていくことを告げた。
和助の計らいで、松吉と真帆は最後のデート。思い出の天神さんで、てつとして生きていき過去と決別することをあらためて言葉にした。松吉は亡き嘉平の遺志を継いで“腰の強い寒天”を作って嘉平の供養をすることを誓った。
前回は、他にも思い出のシーンとして大坂の大火事のシーンでの幼い頃の真帆を演じた芦田愛菜の熱演や、番頭(塩見三省)が赤ん坊をおんぶする姿や、かつて火事で亡くした大事な人を真帆に重ねて礼を言うシーン。そして、その姿に、真帆が「火事に遭ってから、今はじめて生きていてよかったと思えた」という泣き笑いの感動シーンが多かった。

■第6話「ふたりの夢」
「腰の強い寒天を作る」という真帆との約束を果たすため、松吉は半兵衛(板尾創路)の寒天場に行くことを決意する。和助は松吉の覚悟を知り、冬の間だけ寒天場に行くことを許す。梅吉も山城屋への養子話があることを隠し、松吉を快く送り出す。半兵衛とともに試行錯誤を繰り返す松吉はある日、トコロテンの天突を使って寒天を細くすることを思いつく。しかし、目標とする寒天は作れず…。

毎回温かい涙に誘われる「銀二貫」も、後半に入り、いよいよ松吉がもう一人の恩人である嘉平の遺志を継いで、自らの考えで動き出す。「銀二貫」第6話は、今夜15日(木)夜8時から放送。再放送は、総合で翌週(水) 午前1時25分~2時8分(火曜深夜)、BSプレミアムでは翌週(木) 午後0時00分~0時43分。
また、本放送の翌日からNHKオンデマンドで見逃し配信をする。


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