刑事ドラマでありながら、その実は家族の絆と愛を笑いとほのぼの感とキレの良いアクションで魅せて来たフジ「ビター・ブラッド～最悪で最強の親子刑事～」も、いよいよ来週が最終回！セミファイナルとなる今夜17日（火）放送の第10話では、死んだと思われていた貝塚（及川光博）が登場し明村（渡部）を拉致！さらに夏輝（佐藤）と瞳（忽那）はバスジャックに…最悪の事態に鍵山班はどう動くのか？ラスト2話をお見逃しなく！！予告動画をはじめ「スペシャル」動画やコラムは番組サイトで視聴できる。

前回の第9話では、夏輝と明村が金欠のチェイサーこと稲木が暴力団幹部の藤崎（嶋田久作）と麻薬取引らしき現場を目撃。二人は稲木を信じようとするが、稲木に不利な事実が次々に明らかに。
その一方で、瞳が自分に気があることに気づかない明村は、夏輝をけしかけ、2人を結びつけようと、暴力団と恋愛をごちゃ混ぜにして恋愛談義。
そんな折、瞳が果物ナイフを所持した藤崎を銃刀法違反で任意同行。これがきっかけで藤崎と稲木意外な関係が分かった。除籍されているものの、藤崎は稲木の妻の実兄で、藤崎は入院している姪のために、漢方薬を調達したり、お見舞いにきて果物をむいてあげたりしていたのだった。稲木が藤崎に渡した金は漢方薬代だったという、なんとも父（稲木）と藤崎（伯父）愛溢れるほのぼのとした展開だった。

■第10話あらすじ
研修を終えた佐原夏輝（佐藤健）と前田瞳（忽那汐里）が乗った東京行きのバスが、拳銃を持った大村国男（東根作寿英）にバスジャックされる。大村は、夏輝に拳銃を突きつけ、悲鳴をあげる乗客たちを怒鳴りつけて黙らせた。
同じころ、島尾明村（渡部篤郎）は警視庁人事課の木暮竜也（西村雅彦）に呼び出されて喫茶店へ。木暮は、明村に警視庁捜査一課への栄転の話をし、翌日、人事課へ来るように告げる。木暮と別れ、上機嫌で歩いていた明村だが、背後から鼻歌が聞こえ振り向くとそこには、死んだはずの貝塚(及川光博)が…。明村は、貝塚に足を撃たれ拉致されてしまう。
一方、他の鍵山班の鍵山謙介（高橋克実）、稲木俊文（吹越満）、古雅久志（田中哲司）、富樫薫（皆川猿時）、鷹野浩次（ＫＥＩＪＩ）たちは出動要請を受け、ビルの屋上へやってきた。屋上では、飛び降りようとする本田加奈子（平岩紙）を滑川（古川雄輝）と竹田（敦士）が説得していた。しかし、まったく耳を貸そうとしない加奈子に、鍵山班が説得に乗り出す。
バスジャックされた車中では、逃げ出そうとした乗客のひとりが足を撃たれ、怯える乗客を見た夏輝は、老人と子どもだけでも解放して欲しいと願い出るが聞き入れてもらえず、方策を探る。

前回は、何ともほのぼのとした展開だったが、今夜放送の第10話では、最終回に繋がる最悪の展開になりそうだ。「ビター・ブラッド～最悪で最強の親子刑事～」第10話はフジテレビにて、6月17日火曜日夜9時より放送。予告動画は、番組公式サイトで視聴できる。

◇フジ「ビター・ブラッド」番組公式サイト