【WBC】岩隈-杉内の投手リレーでキューバを完封!侍ジャパン準決勝進出決定!

2009年03月19日16時30分スポーツ

ワールドベースボールクラシック2009、2次ラウンド第5戦、準決勝進出最後の1枠をかけた日本対キューバの試合が開催され、絶対に負けられない試合で日本が最高の試合を見せてくれた。

日本は岩隈が序盤から丁寧なピッチングでキューバ打線を抑える。すると0対0で迎えた4回の表、前日噛み合わなかった打線がついに動き始める。青木のヒット、稲葉の2ベースでチャンスメイクし、二死二三塁。ここで6番小笠原が6球目に打ったセンターへの大飛球をキューバのセンター、セスペデスが追いつくも落球。この間にランナー2人が帰って、日本が待望の先制点を挙げる。さらに5回には2つのフォアボールで一死一二塁とし、3番青木がセンター前にヒット。岩村の好走塁もあり、日本が追加点をあげる。先発岩隈は日本が先制点をあげた後も丁寧なピッチングを続け、4回と6回にピンチを招くも、連打を許さずに6回を5安打無失点という見事なピッチングを披露してくれた。

そして7回表、無死一塁からイチローが実に13打席ぶりのヒット。これで一三塁とすると2番中島がきっちりと犠牲フライを放ち4点目。さらに9回にはイチローがセンターオーバーの3ベースヒットから青木のタイムリーでダメ押しした。投げては7回からリリーフした杉内が3回をパーフェクトピッチング。結果、日本がキューバを5対0で下して、準決勝進出を決めた!

この試合のヒーローはなんといっても岩隈と青木。岩隈は6回の18個のアウトのうち、15個を内野ゴロで打ち取り、凡打の山を築かせた。また、キューバの先頭バッターを一度も出さなかったことも大きいだろう。青木はこの試合5打数4安打2打点。チャンスメイクから、タイムリーまで素晴らしい活躍をみせてくれた。

この試合のハイライト、2安打と復調をみせたイチローの全打席がスポーツナビで無料配信中。明日は1位通過をかけて韓国と4度目の対戦。ここまで1勝2敗と負け越しているだけに、準決勝進出が決まったとはいえ、明日は負けられない!

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