次期厚生大臣と噂される十勝喜子（ジュディ・オング）の難しい手術を依頼された大門（米倉涼子）だが今回は「いたしません」と断る！しかし晶（岸部一徳）はすでに手術代を受け取り、さらに大門には今までの請求額も知らなかった！11日（木）「Doctor-X外科医・大門未知子3」第10話の予告動画は番組公式サイトで公開。

名医紹介所の神原晶を演じる岸部一徳、若い世代の視聴者は、かつて岸辺がアイドルだったことをご存じだろうか？　当時の愛称は「サリー」。1947年生まれ、今年67歳になる岸部一徳は、グループ・サインズ全盛期、1967年「ザ・タイガース」というグループで「僕のマリー／こっちを向いて」でデビュー。メンバーは沢田研二、加橋かつみ、森本太郎、岸部一徳、岸部シロー、瞳みのる。「モナリザの微笑」（1967）、100万枚突破した「君だけに愛を」（1968）など数々のヒット曲を出し、今で言うジャニーズ並（それ以上？）のアイドルだった。「ザ・タイガース」解散後もミュージシャン活動は続けていたが、1975年「悪魔のようなあいつ」（TBS）で俳優デビュー。その後の活躍ぶりは言わずもがな、今では名脇役として唯一無二の実力派俳優として活躍している。
「ザ・タイガース」時代はベーシストとして活躍、岸部のバリトンヴォイスは沢田研二のヴォーカルにはなくてはならない存在だったと言われている。2013年12月には「ザ・タイガース」復活コンサートが開催され、久々にミュージシャン岸部一徳が披露された。
その岸部一徳が、次回（第10話）の「ドクターX 」にて、「ザ・タイガース」の大ヒット曲「君だけに愛を」を劇中で披露する。富士川（古田新太）とカラオケでデュエットするシーンで、岸部がメンバー以外とテレビで「ザ・タイガース」の曲を歌うのは初めてとなる。
当時、ジュリーこと沢田研二が歌っていたヴォーカルを古田新太が歌い、岸部はコーラス部分を担当。岸部本人も「この顔合わせのデュエットは新鮮だと思いますので、皆さんもぜひ見てください」とアピールした。

■前回のあらすじ
国立高度医療センターにやってきたスーパーモデル・九重真耶（菜々緒）は腰椎に疾患を抱えていた。大門（米倉涼子）が診ようと申し出るも真耶は加地（勝村政信）を指名。しかし加地はその申し出を専門外だからといって引き受けようとしない。そんな加地に真耶は自分の裸体を見せ、自分がかつて加地が手術した患者だったことを思い出させる。
検査の結果、真耶が頸椎腫瘍を患っていることが判明。真耶は前回の手術で腫瘍を取りきらなかった加地の責任だと責める。しかも1月のパリコレに間に合うよう2週間で退院させろと言う。
加地は富士川（古田新太）の論文をもとに、部分切除でオペをするというが、大門はそれでは根治することは難しい、全摘すべきと主張した。結局加地の方針でオペをすることになり、大門は助手としてついた。ところが開腹してみると大門が指摘した通りだった。しかし全摘したのでは、富士川の論文に沿った世界初症例のオペではなくなり、さらに真耶の入院も長引いてしまう。迷う加地に大門は「誰のためのオペなんだよ！」といい、結局加地は術式を変更し、全摘することにした。
加地は、オペの途中で術式を変更した責任を取るつもりで天堂（北大路欣也）に辞表を出すが、「あなたが出すのは辞表ではなく症例報告書。世界でまだ数少ない臨床例です」と言って辞表を受理しなかった。

■第9話「汚い手術はしたくない」あらすじ
次期厚生労働大臣と噂される国会議員・十勝喜子（ジュディ・オング）、しかし重度の心筋梗塞と肝細胞癌を患い、どこの病院からも匙を投げられていた。そこで名乗りを上げたのが天堂（北大路欣也）。自らが立案する「日本医療産業機構」創立のため、なんとしてでも十勝の手術を成功させたい。そこで富士川（古田新太）を中心とした特別チームにより、オペをすることとなったのだが、大門の協力は必要不可欠だった。ところが、大門は「いたしません」と断る。しかし天堂はすでに神原（岸部一徳）に代金を支払っていた。しかも大門自身、神原が今までいくら天堂に請求していたのかまったく知らなかった。

テレビ朝日12月11日（木）夜9時より、「Doctor-X外科医・大門未知子3」第10話「患者にとって医者は一人。あんたもプロでしょ！」を放送。主演は米倉涼子、共演は内田有紀、岸部一徳、遠藤憲一、勝村政信、鈴木浩介、古田新太、北大路欣也ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇テレビ朝日「Doctor-X外科医・大門未知子3」番組公式サイト


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