数十年前のものと思われる古い写真に写っていたのは若き日の御園（山口馬木也）と幼き日の松木少年だった！この2人の関係は？松木は何のためにハシバに固執するのか？ハシバ電機青井が原研究所で一体なにが行われていたのか！？NHK総合20日（土）「ダークスーツ」第5話は夜9時から放送。予告動画は番組公式サイトで公開。

この人も「半沢直樹」特需と言える。最近、テレビでの活躍がめまぐるしい石丸幹二。「ダークスーツ」でハシバ再建のためアメリカから戻って社長に就任、しかしその手腕に拒否反応を示した取締役たちに陥れられる形で社長を辞任させられた松木清臣を演じている。
1965年生まれ、今年49歳になる石丸幹二は、東京藝術大学音楽学部声楽科卒、
1990年劇団四季『オペラ座の怪人』のラウル役に抜擢され舞台デビュー。以降、劇団四季を代表する看板役者となった。2007年劇団四季を退団、舞台での活動を中心に、一方で映像にも進出。2009年NHKで放送された伊勢谷友介主演「白洲次郎」では牛場友彦役で出演した。テレビ出演が多くなったきっかけは、なんといっても2013年放送「半沢直樹」（TBS）で東京中央銀行大阪西支店支店長・浅野役でブレイク。その後は2014年7月クールで放送された「ルーズヴェルト・ゲーム」（TBS）にも出演。2015年NHK大河ドラマ「花燃ゆ」で周布政之助役、2015年1月11、12日2夜連続放送、三谷幸喜脚本「オリエント急行殺人事件」では剛力大佐役で出演する。
現在放送中「キヤノンPIXUS」、ハウス「ウコンの力」のCMにも出演。2015年、ますます石丸幹二をテレビで見る機会が増えていくだろう。

■前回のあらすじ
ハシバ常務取締役里中喜代寛（石丸謙二郎）、この人物が裏金を実際に動かしている人物とされる。次なるターゲットとして一之瀬（斎藤工）は里中の動向を探る。
そんな中、家電量販店でのハシバ白物家電の売り上げがよくないと売り場からは指摘されていたのだが、帳簿上では黒字扱いになっている。どうやら里中から家電量販店へ裏金が回っているらしい。メインバンクからは、収益決算をみて利益の見込みが薄い部署は斬り捨てるよう指示されたハシバ。その筆頭にあがるのが家電部門なのだが、どうやら里中は銀行の監査のため、帳簿上黒字になるよう裏で画策しているらしい。
一方、社外での里中はハデな金づかいの荒さが目立っていた。同じ大学の同期で常東貿易の岡野健、2年先輩でオトワ電気の堀田幸也と毎晩のように豪遊しているのだ。さらに調べを進めると人事交流という名目でハシバから常東貿易に数名が移籍している。さらにそのうちの1人は常東貿易からハシバに戻らず、オトワ電機へ移籍した。その人物はハシバで製品開発部門におり、ハシバが開発した技術をオトワ電機へ流していたことが発覚。つまり里中、岡本、堀田3人がグルになっていたというわけだ。それは里中がオトワ電機取締役になるための下準備だった。
このことが判明したのは御園会長（竜雷太）から一之瀬に届いた一通の封書が、里中の企みを解明するキッカケとなった。敵だと思っていた御園会長は、一之瀬たちの味方なのか…？
一之瀬は数々の不正を暴いたことを里中に告げると、里中はもうハシバに見切りをつけたと語った。昔はそんな会社じゃなかったのにと…。
さらに堀田から里中は「人事交流も君のオトワ移籍も白紙にする。松木（石丸幹二）が全て知っている。これ以上君とは関わらない」と斬り捨てられた。オトワへの移籍もできなくなった里中はハシバに残るしか道はない。そこで一之瀬、松木らアウトサイダーメンバーは、数々の不正を公にしない代わりに、松木をハシバの社長復帰させるために協力するよう要求する。
観念した里中は、ハシバが闇の裏金をつくるようになったきっかけの場所へ、松木と一之瀬を連れて行った。そこは静岡県青井が原、元ハシバ電機青井が原研究所があった場所。里中からある写真を見せられた一之瀬、そこには数十年前のものと思われる御園会長と、幼き日の松木が写っていた。

■第5話「過去への旅」あらすじ
里中から見せられた写真に写る若き日の御園会長（山口馬木也）と幼き日の松木少年。松木はハシバとどんな関係があるのか？　謎は深まるばかりだった。そんな中、一之瀬は里中が定期的に裏金を支払っている人物のことを探ろうとする。そのカギを握るのは、ハシバ取締役の1人、塩崎（大和田伸也）だった。


NHK総合「ダークスーツ」（全6回）12月20日（土）第5話「過去への旅」は夜9時スタート。再放送は26日（金）24時10分より放送。主演は斎藤工、共演は満島真之介、倉科カナ、大和田伸也、大杉漣、竜雷太、石丸幹二ほか。予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。

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