新春ドラマスペシャル「大使閣下の料理人」の動画配信が本日正午から開始！パソコンで、タブレットで、スマートフォンであの感動をもう一度…！嵐・櫻井翔、初のパパ役に、料理人役！そして彼を取り巻く、西田敏行、剛力彩芽に大倉孝二、広末涼子、竹中直人という豪華なキャスト陣…大使閣下の言葉はきっとあなたの心にも刺さるはず！「大使閣下の料理人」は1月4日(日)正午よりフジテレビオンデマンドにて配信開始。

昨晩9時より放送された新春ドラマスペシャル「大使閣下の料理人」。
櫻井翔が演じたのは駐ベトナム日本大使館の公邸料理人・大沢公。この、大沢公が非常に良い。料理バカでありながら、女心をがっちりつかむ術を持ち合わせている。妻のひとみ(広末涼子)と料理助手のレイ・ティー・蘭(剛力彩芽)、さらには、アインちゃんに娘のかおり、と小さな女の子までも魅了してしまう公くん。
料理男子はモテる、なんて言われるが、実際に料理が出来すぎるとちょっと敬遠されてしまうもの。それに加え何より仕事優先の旦那に対し、不満を抱く妻が多いと言う現代で、公の妻・ひとみは公を支える存在。櫻井はそんなひとみの存在について“こんな素敵な人いるのかな”と発言していたが、それは支える相手が公だからこそ。たまの休みには家族サービスに励み、感謝をちゃんと伝えてくれる。そして何より自分の仕事に熱意を持ち、真剣に取り組む姿はカッコいい。こんな旦那なら私だって支えたい、という視聴者も多かったのでは？
現にドラマ内でも公は蘭からも好意を寄せられていた。異国の地、心細い中で可愛くて若くて自分の仕事を理解してくれる女の子。少しは心が揺らぎそうなものだが、当の公くんは蘭からの好意に気付いているんだか、気付いていないのか。彼女の言葉をのらりくらりとかわしつつ、自分は少しだけ思わせぶりな言葉を言ってみせる。本当に罪な男だ。
そんな公に振り回される蘭がまた可愛い。彼の言葉に心から舞い上がったかと思えば、少しへこんでみたり。2時間半に蘭のいろんな表情が楽しめた。
そしてもう一人、公の魅力にとりつかれているのが、大使閣下・倉木和也。演じているのは名優・西田敏行だ。さすが西田敏行。言葉の一つ一つに重みがあり、彼が言うなら大丈夫だ、と思わせてくれるような人物で、公が“認めてもらいたい”と強く願っているのは彼ぐらいなのでは？
さらにベトナムで公のことを大いに支えたであろう人物をもう一人。駐ベトナム日本大使館のベトナム語専門職員。演じているのが大倉孝二。明るく茶目っ気のある人物であり、熱血漢で仲間思い。公と蘭のいる調理場にたびたび訪れ、油を売っていた。そんな彼は、自分の仕事にやり甲斐と生き甲斐を感じているだけにミスをしてしまった際、大変なショックを覚えていた。いい加減なように見える古田と真面目な公。あまり性格は合わないのでは、と思ってしまうが、仕事を誇りに思う気持ちは共通。ドラマの中では公と古田の確かな友情を感じた。

スペシャルドラマのたった2時間半でも十分フルコースを楽しませてくれるドラマだったが、それでもまた味わいたくなってしまう。
これから先、公がどんな人にどんな料理を出していくのか、そしてその料理によって国の未来はどう動くのか。そんなこの先の彼らのドラマを見守ることはできるのか。非常に楽しみなところである。
とはいえ、それがもし決まるとしても、まだまだ先のお話になりそう。とりあえずは、今回のドラマを、まだご覧になってない方はもちろん、一度見た、という方はもう一度、フジテレビオンデマンドでご賞味あれ。

新春ドラマスペシャル「大使閣下の料理人」は本日正午よりフジテレビオンデマンドにて配信開始。

◇大使閣下の料理人│フジテレビ
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※ナビコンでは、過去に紹介した嵐のCMとドラマの紹介を[【嵐のCM特集】のコーナーで一挙紹介。