姉寿（優香）の縁談が持ち上がるも兄寅次郎（伊勢谷友介）が脱藩！？11日「花燃ゆ」第2話あらすじと予告動画

2015年01月10日20時00分ドラマ

意気投合した吉田寅次郎（伊勢谷友介）と小田村伊之助（大沢たかお）、そんな伊之助に密かに憧れを抱く文（井上真央）…そんな中、姉・寿（優香）の縁談が持ち上がったのだが杉家が窮地に追い込まれてしまう！NHK総合11日（日）夜8時より井上真央主演「花燃ゆ」第2話を放送、予告動画は番組公式サイトで公開。

いよいよ4日からスタートしたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」。番組放送開始前から主人公・杉文の認知度の低さが話題になっており、視聴率が稼げないのでは…という意見も多かったようだ。で、4日初回の視聴率は16.7%（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と大河ドラマ史上ワースト3という結果になってしまった。
しかし、昨年の「軍師官兵衛」しかり「龍馬伝」しかり、誰もが知っている歴史上の人物の生涯は、誰もがその結末を知っている。今年の大河「花燃ゆ」も、吉田松陰の最期は知っていても、妹・文がどのような人生を歩んできたのか知る人は少ない。結末を知っているドラマを見るよりも、知らないドラマを見るほうがワクワク感は高いのではないだろうか。

そして「花燃ゆ」が注目されているポイントの一つとして、人気実力ともに注目度の高い若手俳優がたくさん出演することである。吉田松陰役の伊勢谷友介、親友の小田村伊之助役の大沢たかおをはじめ、高杉晋作役の高良健吾、久坂玄瑞役の東出昌大、吉田稔麿役の瀬戸康史、前原一誠役の佐藤隆太、入江九一役の要潤など、フレッシュな顔ぶれがそろっている。
もちろん若手だけではない。毛利敬親役には大御所・北大路欣也、椋梨藤太役には内藤剛志、周布政之助役には「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」でテレビドラマ界でもブレイクした石丸幹二といった熟練実力派俳優も顔を揃える。
なんだかんだとネット等で厳しいご意見も出ているようだが、やっぱり日本人は「幕末」が好き。これら若手と実力派勢ぞろいで「新しい日本」を描こうとする「花燃ゆ」、今後の展開を大いに期待したい。

そんな中、1月9日に28歳の誕生日を迎えた主演の井上真央。前日の8日、撮影の合間に出演者、スタッフによる祝福セレモニーが行われた。父・杉百合之助役の長塚京三、兄・梅太郎役の原田泰造、梅太郎の妻・亀役の久保田麿希、文の弟・敏三郎役の森永悠希らに囲まれた井上真央は、大河に対する意気込みを語った。長丁場となる大河ドラマ「体力面も精神面も大変かと思いますが、何よりも尽くす『志誠』という言葉がこの作品に多く出てくるので、真心を尽くせばきっと人の心を動かせる」というモットーをあげ、さらに「真心を尽くす」と書き初めにも挑戦した。井上真央の真心が伝わる大河ドラマ「花燃ゆ」に注目したい。

■前回「人をむすぶ妹」あらすじ
今から160年前、長州藩・萩に「松下村塾」という志しある若者たちが集う学びの場があった。その中心にいたのが吉田松陰（伊勢谷友介）。そして明日の日本を担う塾生たちを支える一人の女性…松陰の妹・文（井上真央）の姿がそこにあった。

さかのぼること5年、嘉永3年。吉田寅次郎（後の吉田松陰：伊勢谷友介）は迫り来る西洋の威力に対し、今の日本は国防に対する脆弱さが目に余ると焦っていた。日本を西洋から守るためにも西洋の学が必要だと考えていたが、幕府はそれを許さなかった。
同じころ、江戸に遊学していた小田村伊之助（大沢たかお）は急遽長州に呼び戻された。そこで偶然、寅次郎の妹・文（山田萌々香）と出会うのだが、伊之助は大切な書を落としてしまう。それを拾った文は、その書が大切なものだとわかり、伊之助に返そうと藩校・明倫館へ行くのだが叔父・玉木文之進（奥田英二）に見つかり、持っていた書を取り上げられてしまった。それは幕府が禁書とした「海防臆測」といって、幕府の体外政策を批判した本だった。なぜ文がそんな書を持っていたのか…文之進は大激怒し文を厳しく問いただすが、文は決して伊之助のことを口に出さなかった。
翌日、亡くした書を探していた伊之助と再会した文はその足で、明倫館へ伊之助を連れて行く。そこで伊之助は、生涯の友となる寅次郎と出会うことになった。伊之助もまた、寅次郎と同じように西洋と対等に渡り合うためには、日本も西洋の学を学ぶ必要がある、と考えていた1人だった。

■第2話「波乱の恋文」あらすじ
意気投合した寅次郎（伊勢谷友介）と伊之助（大沢たかお）。そんな伊之助に密かに憧れを抱く文（井上真央）だったが…。そんな中、姉・寿（優香）に杉家より身分の高い家柄との縁談が持ち込まれる。大変喜ばしい話しだったのだが、東北視察のための通行手形が届かないことに業を煮やした寅次郎が、なんと脱藩。そのことで杉家は窮地に追い込まれてしまう…。

大河ドラマ「花燃ゆ」第2回は1月11日（日）、NHK総合は夜8時から。BSプレミアムは夜6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。またNHKオンデマンドでは見逃し番組として配信を行っている。

◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」番組公式サイト
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」Facebook公式ページ
◇NHKオンデマンド公式ページ

　　【大河ドラマ紹介】　【2015年NHK大河「花燃ゆ」】

■見逃し配信
NHKオンデマンドでは見逃した回や、大河ドラマ「花燃ゆ」「軍歳官兵衛」や「マッサン」「花子とアン」、過去の名作ドラマやドキュメンタリー番組などを単話ずつ視聴できるサービスと、月額972円で視聴できるお得な月額パックを用意している。同サービスは以下のGyaO!ストアからも購入可能。
▼視聴希望の回のみを購入（108円/3日間）
　⇒NHKオンデマンド/GyaO!ストア
▼月額パック（972円/毎月）
NHKtanwa

契約は自動更新、継続しない場合は月内に解約手続きが必要。また、視聴希望番組がそれぞれのパック対象番組であることの事前確認をお忘れなく。
放送の当日または翌日から見られる番組は、月々約600本！　見逃し番組やニュース番組が、配信期間中に何度でも視聴できる。
　⇒NHKオンデマンド見逃し見放題パック/GyaO!ストア
NHKtokusen