一人暮らしを始めた依子（田中麗奈）の元に“田中靖夫”から届く手紙「徒歩7分」第2話あらすじと予告動画
一人暮らしを始めて2ヵ月の依子（田中麗奈）相変わらず家に籠もってヒマをもてあましている…そんな依子の元に切手が貼ってない“田中靖夫”から手紙が届くようになる。心当たりのない名前、一体誰？何？NHKBSプレミアム13日（火）夜11時15分スタート「徒歩7分」（全8話）第2話の予告動画は番組公式サイトで配信。NHKオンデマンドおよびGYAO!ストアで見逃し配信もしている。
現在、1週間に2つも田中麗奈主演ドラマが放送されている。1つはNHK BSプレミアム「徒歩7分」。もう1つがTBS金曜夜9時「美しき罠 残花繚乱」である。2つのドラマ、田中麗奈のキャラが恐ろしいほど真逆。撮影時はもちろん同時進行ではなかっただろうが、演じる田中麗奈も大変だっただろう。それより、田中麗奈ファンは2つのドラマをフォローするのが大変ではないだろうか？もしかして「アナタはどちらの田中麗奈がお好き？」的にファンは楽しんでいるのだろうか。
さて、NHK BSプレミアム「徒歩7分」の田中麗奈扮する主人公依子。32歳になって仕事ナシ、男ナシ、友だちナシのナシづくし。どういう家庭環境なのかわからないが、無職の依子が一人暮らしをしているのは、親の援助によるものらしい。収入がないわりには、自炊をしている様子もなく1階の弁当屋が自前キッチン化しているようだ。就活をするわけでもなく、5年前に別れた元カレ（福士誠治）の自宅前にストーカーのように張り付き「私、一人暮し始めたから」宣言をする…。依子にとっての5年、元カレ（現在彼女アリ）にとっての5年があまりにも違いすぎて依子が痛々しい…。隣人に引っ越しの挨拶をするのにも、引っ越し蕎麦１つうまく渡すこと、挨拶することもできない32歳。まるで突如生えてきたキノコのように壁に張り付いて耳をあて、隣人の生活音を聞き入る32歳。こんな痛々しい依子なのだが、田中麗奈が演じていると不思議と愛着が湧いてしまう。田中麗奈だからこそできるキャラなのかもしれない。
そんなダメダメな依子が実家を出て一人暮らしを始めたということは、彼女にとって大事件に匹敵する。実家の外へ出ただけでも、彼女の世界はまるで大海原に浮かぶ１艘の小舟のようなもの…。これがシリーズ全8話でどう変わってゆくのか、小舟がモーターボートぐらいになるのだろうか。タイトルの「徒歩7分」が依子の世界全てである。そんなダメダメな田中麗奈を応援したくなるドラマである。
■前回のあらすじ
金なし、仕事なし、彼氏なし、32歳独身の黒崎依子（田中麗奈）が下町のアパートで一人暮らしをはじめた。隣人はど派手な咲江（菜葉菜）、無職の男（平野勇樹）。なにもすることがない依子は、壁に耳をあて隣室の会話を盗み聞きするのが唯一の楽しみ。ちょっと心が病んでる（?）依子は、5年前に別れた元カレ（福士誠治）のことがいまだ忘れられず、ついつい彼氏の家に足が向いてしまう。家の前で泣きながら「私、一人暮し始めたから！」と宣言するも、元カレはすでに新しい彼女がいる様子。
そんな生活を送る中、依子の家に切手が貼られていない手紙が届くようになる。差出人は「田中靖夫」。依子には心当たりのない名前なのだが…。
■第2話「あなたはいつも急」あらすじ
依子の一人暮らしも2ヵ月が経ったが何の変化もない。妹の美紀（鮎川桃果）が訪ねてくるが、姉の無気力さにあきれるばかり。そして「田中靖夫」からの手紙は投函されつづけ、ある日はドアノブに明太子がぶら下がっていることもあった。そんな中、美紀が突然「世界から貧困をなくすためヨーロッパへ行く！」と行って旅立ってしまった。一人残された依子は…。
NHK BSプレミアム1月13日（火）夜11時15分より「徒歩7分」第2話「あなたはいつも急」（全8回）を放送。【出演】田中麗奈、福士誠治、菜葉菜、鮎川桃果、平野勇樹、青山美郷、石野真子、金子岳憲、池田莉々依【作】前田司郎【音楽】冬野ユミ。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
【冬ドラマ一挙紹介】 【各話のあらすじ】
◇NHK BSプレミアムよるドラマ「徒歩7分」番組公式サイト
◇NHKオンデマンド公式サイト
■見逃し配信
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