前回は、ホームレスたちから袋叩きにされ、無銭飲食まで…第1話に次いで、草彅の汚れ演技をこれでもかと、見せられ、不景気の今観るにはリアルすぎて視聴を辞めた方もいたのでは？だが、ドラマはますます面白くなる！第3話は、赤松金融で働くことになった富生が、恩師の元へ借金の取り立てに行く！さらに、恩師の娘未央を演じる大島優子のウェディング姿も見られるのでお見逃しなく！明日20日(火)の第3話では、いよいよ富生が冷徹な金貸しに変身！予告動画は公式サイトで公開されている。

大杉蓮、津川雅彦、そして、いよいよ本格的に草彅と絡むことになる赤松金融社長役の渡部篤郎。草彅と大島の演技もベテランたちにひけを取らない熱演で、見ごたえたっぷりのドラマ。そんな中で、今後は富生（草彅）が一緒に働くことになる赤松金融の桜田慎一役と円アカネ役の若手2人にも注目したい。
口は達者だが、何をやっても中途半端で、就職できず、赤松の下で働くチンピラ慎一役を演じるのは、高田翔（ジャニーズJr.）。一方、受付のアカネを演じるのは新川優愛。小学6年から子役タレントとして芸能活動するモデル。女優としても2008年の「長男の結婚」を皮切りに「ATARU」「GTO」「水球ヤンキース」などの出演経験も多い。
演技派たちが作るドラマのリズムに若手の二人がどう絡んでくるのか？

■前回のあらすじ
父・孝夫は銀行のキャッシュカードで喉を切って自殺、母・三保子は倒れて入院、家も工場も借金のかたに取られ、弟の光太郎（玉森裕太）とは喧嘩別れ、婚約者の梢（木村文乃）との婚約も彼女の祖母から破棄を言い渡され…。落ちるところまで落ちた富生は、再起のためにまずは職探し。だが、住所不定とあって再就職もままならない。
仕方なく恩師の紺野洋（大杉）宅に荷物を預かってもらおうと訪ねるが、お人好しの洋もまた義妹の借金の肩代わりをしており、娘の未央と険悪な状態。それでも、洋の優しさに救われた。
完全に行き場所の無くした富生は、ホームレスのねぐらに潜り込んで、袋叩きに遭ってしまった。助けてくれた紅谷（津川）が、元ホームレスから300億円を動かす金貸しになった人物だと知り、自分も金貸し業をしたいと弟子入り志願。しつこい富生に紅谷は、テストを課した。富生は見事テストにパス。紅谷は、金貸しの心得説き、10万円を無期限で貸したうえで、現役の金貸し業の赤松大介の下で学べと。
さっそく富生は、その10万円を使って、赤松と接触し、何とか赤松金融で働くことになった。

■第3話あらすじ
恩師・紺野家へ向かった富生（草彅）は、 洋（大杉）と未央（大島）に金貸しになったことを告げ、借金の返済を迫る。 金がないことが分かると、洋が大事にしている古書を古本業者に売り、金を作らせる。
数日後、富生は赤松金融社長の赤松（渡部篤郎）に連れられ会員制のレストランへ。 そこでは、早和子（ジュディ・オング）をはじめとする金融業界の大物たちが集まる懇親会が開かれていた。 二人は梢（木村）の計らいで何とか会場に入ったものの、早和子は赤松を追い払おうと。すると富生が思いもよらぬ行動を起こす。
同じ頃、契約が切れて次の派遣先が見つからない未央は、再び植草（丸山智己）から食事に誘われ、 そこで突然のプロポーズ。しかも、結納金として洋の借金を肩代わりしてくれるという。 複雑な思いのまま家に帰った未央は、早速そのことを洋に伝えるが、金目当ての結婚に反対される。そんな未央を追いかけて話を聞いた富生は、玉の輿婚を祝福し、迷う未央に自分の境遇を話す。 そして、富生の胸中を思って涙を流す未央に「どん底からやり直すには、泣いてる暇なんかない」と言葉をかけ、その背中を押す。 富生の本当の姿を知った未央に笑顔が戻り、二人の距離は縮まるが、その様子を少し離れたところから梢が見ていた。

前回の第2話は、残念ながら視聴率は初回の14.1％から2ポント下げた11.9％にとどまったが、この時間帯は、NHKも含めて連ドラ3枠がひしめく激戦区！なかなかの健闘と言っていいのでは？ （視聴率はビデオリサーチ、関東調べ）
連続ドラマ「銭の戦争」は毎週火曜日夜10時から放送。第3話は1月20日よる10時放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇関西テレビ「銭の戦争」番組公式サイト

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