格安ペントハウスを借りてビストロオープンへの準備に奔走するたま子（真木よう子）たち…しかし離婚調停中の専業主婦の鏡子は「自分は不良品だから…」と参加しないと言う！さらに夫から一方的に息子の親権を持つと言われて…22日（木）夜10時「問題のあるレストラン」第2話を放送、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

15日放送された初回視聴率が11.3%（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だった「問題のあるレストラン」。視聴率低迷が続く冬ドラマの中で、まずまずのスタートである。同作は「最高の離婚」などを手がけた脚本家・坂元裕二の書き下ろしオリジナル。主演の真木よう子と再びタッグを組んだ。
初回は主人公・たま子（真木よう子）を含め登場人物のバックグラウンド説明で終わったが、それだけでも充分「普通ではない」人たちの集まりだということがわかる。特にたま子がそれまで務めていた会社がひどい！　セクハラ、モラハラ、パワハラの宝庫、まさに伏魔殿といったところ。あんなヤツらを見返すために、たま子らたち女性陣が反撃ののろしをあげた！そしてビストロの名前が決定「bistro fou」。ハイジ（安田顕）は「fou」は「火」という意味だと言ったが、フランス語で「火」は「feu」。「fou」だと「アホ」になってしまうそうだ。

第1話では、たま子の友人・藤村五月（菊池亜希子）が雨木社長（杉本哲太）たちから考えられないようなセクハラ行為を受けた。五月に屈辱的な行為を強いた男どもにたま子は、バケツにはった氷水を一人ひとりにぶっかける…さっそうと台車でバケツを運ぶたま子がかっこよかった。そんなたま子を見て、応援したい！　と思った視聴者も多かったのではないだろうか。ビストロオープン、さらに今後ライバル店からの嫌がらせもあるであろう。判官贔屓ではないが、たま子たちを応援したくなるドラマである。

毎回、ドラマに登場する料理のレシピがレシピサイト・クックパットで公開されている。第1話で登場した「ブイヤベース」「冷たいグリーンカレー」「クレソンとじゃがいものアンチョビソテー」「パクチーのオムレツ」そして五月の置き土産、特製レシピの「ポトフ」を公開中。
⇒クックパッド・問題のあるレストランのキッチン（公式）

■第1話あらすじ
カリスマ社長・雨木太郎（杉本哲太）の大手飲食会社「ライクダイニングサービス」で働くたま子（真木よう子）だったが、この会社は極端な男性偏重。さらにセクハラ、パワハラ、モラハラは日常茶飯事で女性社員にとってサイアクの環境だった。そんな中、同僚の藤村五月（菊地亜希子）が店長を務める店が食中毒事件を起こしてしまった。本社から強いられたコストカットのため、きちんとした食材を仕入れることができなくなったためである。しかし本社は全責任を五月に押しつけ、揚げ句の果てに五月に雨木は男性社員の前で全裸になって謝るよう指示を出す。心に傷を負った五月は会社を辞め実家に帰ることにした。五月が屈辱的なセクハラを受けたに腹を立てたたま子は社長を始め男性社員に復讐を決行。
その結果、職を失ったたま子は、元同僚で東大卒、プライドばかり高い新田結実（二階堂ふみ）、家出中のフリーターで人嫌いの雨木千佳（松岡茉優）、高校の同級生で専業主婦の森村鏡子（臼田あさ美）、前の会社の同僚鳥森奈々美（YOU）、ゲイで女装家の一流パティシエ・几ハイジ（安田顕）とともに、ライクダイニングサービスがオープンさせるビストロ「シンフォニック表参道」の真向かいにあるビルの屋上で、一緒にビストロを始めようと声をかけるのだが…。

■第2話あらすじ
たま子（真木よう子）は自分たちでビストロをオープンさせるべく、裏原宿にある「獅子丸ビル」の屋上にある格安ペントハウスを借りた。節約のため、パティシエのハイジ（安田顕）、シェフの千佳（松岡茉優）と店の階下で共同生活を始める。そんな中、夫と離婚調停中の専業主婦・鏡子（臼田あさ美）は、一度も働いたことがないし料理もできないし、自分は不良品だと言い出した。たま子たちは、鏡子も一緒にビストロに参加すると思っていたのだが。その鏡子に夫・森村真三（丸山智己）から一方的に、息子・洋武の親権を持つと告げられてしまった…。

フジテレビ2015年1月22日（木）夜10時より「問題のあるレストラン」第2話を放送。主演、真木よう子、共演は東出昌大、二階堂ふみ、高畑充希、菅田将輝、松岡茉優、臼田あさ美、YOU、安田顕、田山涼成、吹越満、杉本哲太ほか。番組公式サイトにて第2話の予告動画配信中。さらにフジテレビオンデマンド（プラス７）にて放送終了後7日間最新話無料配信中。

◇2015年1月15日スタートフジテレビ「問題のあるレストラン」番組公式サイト
◇フジテレビオンデマンド「プラス7」公式サイト

【冬ドラマ一挙紹介】　　【各話のあらすじ】