BS11では、毎週土・日の朝10時から「韓流名作劇場」枠で心に残る名ドラマを放送しており、24日（土）最終回を迎える「私の名前はキム・サムスン」の後は、チェリム、キム・ソヨンがチャン・ドンゴン、ハン・ジェソクをからめて恋と仕事でバトルを展開する「イヴのすべて」を放送する！DVD公式サイトで予告動画が視聴できる。放送に合せて各話のあらすじを写真と一緒に紹介するのでチェックをお忘れなく。

「私の名前はキム・サムスン」は、明るくコミカルな演出も加え、キム・ソナとヒョンビンが主演で最高視聴率50.50%をたたき出した、韓流のおしゃれなラブコメの元祖ともいえる2005年のMBCの作品。2003年ごろ「冬のソナタ」をきっかけに韓流ブームの真っただ中で日本でも大ブレイク。

一方「イヴのすべて」は、映画業界内幕を描きアカデミー賞受賞したアメリカ古典的名作『イヴの総てが元になった2000年の作品で、アナウンサーの内幕を描く愛憎劇。純粋なヒロインと、あらゆる手段を使っても目的を達成しようとする悪女に、タイプの違う2人の男性という、今どきのマクチャンドラマの原点ともいえる愛憎入り混じった物語。（「マクチャンドラマ（막장드라마）」とは、複雑に絡まる人間関係や頻繁に起きる偶然の出会いなど、日常ではありえないような事件や出来事が連続して起こるドラマのこと）
「キム・サムスン」と同じMBCの作品で、おしゃれなトレンディドラマとして韓国では45.2％の視聴率を獲得。その後2002年に日本でも放送されたが、残念ながら韓流ブーム直前の放送で、しかもオリジナル版と比較すると半分の10話に話数を圧縮したため、ブレイクするまでにはいたらず、「早すぎた韓流ドラマ」などと言われた。そのため、古くからの韓流ファンもタイトルは知っていても実際に視聴したことはないと言う方も多い。
今回、BS11ではオリジナルの全20話、字幕で放送するのでこの機会をお見逃しなく。

チャン・ドンゴン見どころは、四角関係を繰り広げるメインキャストの4人。看板キャスターを夢見る純粋なソンミ役を「タルジャの春」のチェリムが、ライバルのヨンミ役を「検事プリンセス」「抱きしめたい～ロマンスが必要～」のキム・ソヨン、財閥御曹司でテレビ局理事のヨンチョル役を「紳士の品格」や映画で抱く活躍のチャン・ドンゴン、ソンミの幼馴染のカメラマンのウジン役を「ウララ・カップル」「キムチ～不朽の名作～」のハン・ジェソクが演じる。
今となっては超豪華な顔合わせだが、特に、ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、ウォンビンと共にその後の韓流ブームをリードした韓流四天王のチャン・ドンゴンの初々しい御曹司ぶりは必見！映画で活躍することが多い彼のファンにとっては貴重なドラマ作品。また、最近ではかわいい大人の女のアイコンとして注目されているキム・ソヨンの悪女っぷりにも注目してほしい。

■あらすじ
家族の愛に包まれ天真爛漫に育ったソンミ（チェリム）と、不幸な家庭に育ち、いつしか利己的な性格となったヨンミ（キム・ソヨン）。建設現場で働く父の事故死により身寄りのなくなったヨンミは、これ幸いとばかりに現場責任者であるソンミの父の同情を利用してソウルに上京する。アナウンサーを夢見る二人は偶然にも同じ大学の放送学科に入学。恵まれた環境で育ったソンミに激しい嫉妬心を抱くヨンミは、あらゆる手段でソンミを陥れ、遂には兄のように慕うウジン（ハン・ジェソク）の心までも奪い、傷ついたソンミはロンドンへ留学する。そこで出会ったヒョンチョル（チャン・ドンゴン）は純粋なソンミに惹かれるが、ソンミはウジンへの想いを断ち切れないでいた。しかし帰国したソンミは、ウジンとヨンミの結婚話を知り、ようやくウジンをあきらめることを決意、アナウンサー試験に備えて猛勉強を開始する。そんな中、放送局の会長である父親が倒れ、後を継ぐためにヒョンチョルが帰国。ソンミとヨンミが目指す放送局に企画理事として入社することになり…。

■スタッフ
演出：パク・チヒョン、オ・スヨン（「秋の童話」）
脚本：イ・ジンソク

■キャスト
ユン・ヒョンチョル役：チャン・ドンゴン「紳士の品格」
チン・ソンミ役：チェリム「タルジャの春」「強敵たち」
ホ・ヨンミ役：キム・ソヨン「検事プリンセス」「抱きしめたい～ロマンスが必要～」
キム・ウジン役：ハン・ジェソク「ガラスの靴」「ウララ・カップル」「キムチ～不朽の名作」
ユ・ジュヒ役：キム・ジョンウン「約束の恋人」

1月25日（日）より、毎週土・日の朝10時から「韓流名作劇場」で全20話字幕版で放送。予告動画は作品公式サイトで視聴できる。

【作品詳細】【各話あらすじ】

◇BS11「イヴのすべて」番組公式サイト
　2015.1.25スタート　毎土・日10：00-10：55
◇「イヴのすべて」DVD公式サイト