有機野菜農業を続けたい美穂（松岡茉優）、しかしそれでは生活が成り立たないと反対する父・正登（反町隆史）の溝は埋まらない…そんな中、10日で畑のキャベツを全部売ってみせますと豪語した多岐川（谷原章介）が再び現れた！NHK総合7日（土）夜9時「限界集落株式会社」（全5話）、第2話予告動画は番組公式サイトで公開。

今ではすっかり中堅実力派俳優として確たる地位を築いている反町隆史と谷原章介。2人にはある共通点がある。
1973年生まれの反町隆史はデビュー当時、ジャニーズ事務所に所属しており、光GENJIのバックダンサーを務める平家派の一員だった。その後、ジャニーズ事務所を退社しモデル事務所に所属。ファッションモデルとして活躍し「MEN’S NON-NO」などのファッション誌で活躍、パリコレにも出演した経験を持っている。
一方、1972年生まれの谷原章介も、俳優デビュー前はモデルとして活躍。雑誌「MEN’S NON-NO」の専属モデルとして人気を博した。1995年、内田有紀版の映画『花より男子』の道明寺役で俳優デビュー。現在では映画、ドラマ、番組MCと多岐にわたる活躍ぶり。今年1月には妻が第6子を妊娠していると報道された。芸能界一の子だくさんパパである。
このように、「MEN’S NON-NO」から俳優へ転向して成功した第一人者の阿部寛をはじめ風間トオル、加藤雅也、大沢たかお、田辺誠一、鈴木一真、竹野内豊、伊勢谷友介、村上淳など「MEN’S NON-NO」出身者が多い。最近では東出昌大、IVAN、栗原類などが排出されている。

■第1話「父の帰還」あらすじ
関東地方の山間部、人口わずか50人の幕悦町止地（旧止村）に住む美保（松岡茉優）は東京に片道5時間かけて就活に行くのだが成果が得られない。そんな中、有機野菜農業を営む祖父・一男（井川比佐志）が心臓発作で死去。残された美穂と祖母・弥生（長山藍子）は途方に暮れた。村の仲間たちは、美穂と弥生だけで有機農業は無理、クスリを蒔いてしまえというのだが、一男が手塩に掛けて育てた畑を無くしてしまうことはできないと、美穂が後を継ぐと決意した。
一男の葬式の日、13年ぶりに父・正登（反町隆史）が帰郷した。かつて正登は有機野菜農業に力を注いでいたが多額の借金を背負い、さらに農協職員とトラブルになり、家族を捨てて東京へ行ってしまった。葬式の帰り、弥生から一男が作った最後の野菜を手土産に渡された正登。その土の匂いを嗅いで再び農家に戻る事を決意。美穂、弥生のもとへ帰ってきた。
しかし、正登自身が有機野菜農業の厳しさを一番よく知っている。追い打ちを掛けるように農協からは生産整理を命じられ、一男が育てたキャベツを破棄せざるを得なくなった。そこに現れたのが1人の怪しい男・多岐川（谷原章介）。美穂が東京で受けた就活の面接官だった男だが、借金取りに追われ会社にいられなくなり、多岐川の祖父の家、つまり止村に逃げてきたのだった。多岐川は正登に「10日時間をください。その間に全部売って見せますよ。もし売れたら、村の人を紹介して。この村をコンサルトしたいから」と突拍子もないことを言い出した。

■第2話「多岐川の秘策」あらすじ
祖父・一男（井川比佐志）の死をきっかけに、有機野菜農家を継ぐ決心をした美穂（松岡茉優）。13年ぶりに戻ってきた父・正登（反町隆史）は有機野菜は無理だと言い美穂と対立する。そんな中、10日くれれば一男の畑で一儲けしてみせると豪語した怪しげな男・自称経営コンサルタントの多岐川優（谷原章介）が再び正登の前に現れた。

NHK総合2月7日（土）夜9時「限界集落株式会社」第2話「多岐川の秘策」（全5話）を放送。再放送はNHK総合13日（金）24時10分より。出演は反町隆史、谷原章介、松岡茉優、平泉成、寺田農、長山藍子ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。NHKオンデマンドおよびGYAO！ストアで見逃し配信もしている。

◇NHK総合「限界集落株式会社」番組公式サイト
◇NHKオンデマンド/GYAO!ストア「限界集落株式会社」視聴
　（216円/1日間、972円/月額）
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