見知らぬ男と密会を続ける美代子（井川遥）。一雄（西島秀俊）は美代子が浮気をしていると思っていたのだが数十万という大金を男に渡す美代子の姿を見てしまった！貯金通帳を調べると残高がほとんどない…一体美代子は何をしたのか！？TBS 8日（日）夜9時「流星ワゴン」第4話予告動画は番組公式サイトで公開。

第4話でいよいよ妻・美代子（井川遥）の不可解な行動が明らかになるようだ。原作では夫にかくれてテレクラで知り合った男性と次々と男女の仲になる…という設定だが、ドラマ版ではさすがに井川遥にそんな役をさせられないのだろう、違う設定になるという。どちらにせよ、妻・美代子にも一雄（西島秀俊）に言い出せない心の闇を抱えている。一雄は過去に戻って美代子を闇から救い出すことができるのか…原作を読んで先を知っているとしても、ドラマ版の違った展開がどうなるのか楽しみである。

本ドラマ「流星ワゴン」は過去2つの劇団で舞台化されている。初演は2005年劇団銅鑼によるもので、脚本は第66回文化庁芸術祭新人賞を受賞し、2013年には文化庁新進芸術家派遣制度で1年ロンドンに留学した経験を持つ青木豪。以降、劇団銅鑼で2006、2007、2008、2010年と続けて上演されている。
そしてもう1つの劇団が、演劇集団キャラメルボックスで2011年に上演。脚本はキャラメルボックス代表で作家・劇作家・演出家の成井豊。キャラメルボックス版では看板役者の阿部丈二が永田一雄を演じた。

■前回あらすじ
車中で暇をもてあます健太（髙木星来）を、父・義明（吉岡秀隆）はいつものところへ連れて行った。そこは生前健太が通っていた小学校。健太は鉄棒で逆上がりに挑戦するのだが何度やってもできない。忠雄（香川照之）が賢明に教えるがどうしてもできない。そんな2人を見て義明は「死ぬ前に出来なかったことは死んだ後もできない」と淋しく呟く。一雄は自分の未来も変えることができないのでは…と不安に思う。
そんな中、次なる場所へ到着したワゴン車。そこは2014年1月24日、取引先の工場だった。この日一雄は直帰するか会社へ戻るか迷い、会社に戻っていた。だから今度は直帰しようとしたのだが、そこにはなぜか忠雄のほかに健太までも。ワゴン車に戻れない健太を連れて自宅に戻る途中、公園で広樹の姿を見かけた。広樹は父や母、学校の友だち、担任の教師の名前を書いた的に向かって、憎しみを込めながらパチンコを撃っていた。その姿を見て、広樹がどれほど心に闇を抱えているか気づく一雄。広樹に駆け寄り「もう受験なんかしなくていい」と言うのだが広樹は土下座をして「受験させてください」と懇願する。
そんな折、広樹の同級生が一緒にサッカーしようと誘いに来た。たまには息抜きしてこいと広樹を送り出す一雄。ところが夕方になっても広樹が戻ってこない。あちこち探し回ってやっと学校の用具入れの中にいる広樹を見つけた一雄。その姿は…下着以外の服をすべてはぎ取られていた。広樹は受験に悩んでいたのではなく、イジメに苦しんでいたのだ。受験せず公立中学へあがったら、彼らと同じ中学へ行くことになる。再びイジメの苦しみを味わうことを恐れ、広樹は必死で違う学校へ行きたかったのだ。一雄は引っ越しをすれば、違う学区の中学に行けるからとあちこちの不動産屋を回って引っ越し先の仮契約をするのだが、うまくいかなかった。運命は変えられないのか？
その頃、健太と忠雄は再び逆上がりに挑戦していた。何度もくじけそうになる健太を励ます忠雄。その姿を見た一雄は心を揺さぶられ、気が付けば一緒になって健太を応援していた。そしてとうとう…健太は逆上がりができるようになった。

■第4話あらすじ
もう逃げないと自らワゴンを降りて自宅に帰る一雄。広樹が本当に悩んでいることを知った一雄は、美代子（井川遥）の実家へ引っ越さないかと提案するも、美代子には一雄の意図することが何のことだかわからなかった。
そんな中、美代子は相変わらず謎の男・古関（町田啓太）との密会を続けていた。一雄は美代子と古関が男女の関係だと思っていたのだが、美代子が古関に数十万円渡すところを見てショックを受ける。自宅に戻った一雄は、貯金通帳を確認すると、残高がほとんど無かった…。

TBS 2月8日（日）日曜劇場「流星ワゴン」第4話を放送。出演は西島秀俊、香川照之、井川遥、吉岡秀隆ほか。第4話の予告動画は番組公式サイトで視聴できる。さらに公式サイト（YouTube）にて「みどころ動画」を配信中。TBSオンデマンドにて番組終了後、最新話が1週間無料見逃し配信中。GYAO!ストアでも配信中。

◇TBS日曜劇場「流星ワゴン」番組公式サイト
◇TBSオンデマンド公式サイト
◇「流星ワゴン」TBSオンデマンド/GyaO!ストア
　各話：324円/8日間、お得な見逃しパックも

　【冬ドラマ一挙紹介】　　【各話のあらすじ】