ラスト2話！死を覚悟した源五（中村雅俊）の決意！NHK「風の峠」第5話あらすじと予告動画
将監（柴田恭兵）をなかなか暗殺しない源五（中村雅俊）にイラだつ山崎多聞（中村獅童）…しかし源五は国替えを阻止するため脱藩し江戸屋敷へ向かおうとする将監を手助けする決意をしていた！もう月ヶ瀬には戻れないことを覚悟して…。12日（木）夜8時よりNHK木曜時代劇「風の峠」第5話「懸命」予告動画は番組公式サイトで公開。
中村雅俊と柴田恭兵。このいぶし銀2人の共演時代劇「風の峠」もいよいよ佳境に入った。病をかかえ余命1年と宣告された将監（柴田恭兵）は、親友・十蔵（高橋和也）が命を賭けて守った月ヶ瀬の地を守るため、自ら死を覚悟して脱藩することを決意する。藩主を幕閣にさせるため、月ヶ瀬を国替えしようとする山崎多聞（中村獅童）との対決が、クライマックスに向け繰り広げられることであろう。
山崎多聞を演じる中村獅童。言わずと知れた人気歌舞伎役者である。父であり、先代の獅童は早くに歌舞伎役者を廃業してしまったため、中村獅童は良い家柄（梨園）だったにもかかわらず、後ろ盾をなくし若いころから苦労を強いられた。成長期だった10代のころは声変わりなどもあり、なかなか役がつかなかった。その間、高校時代にはバンド活動やバイトにいそしんでいたという。そんな中村獅童が注目されるようになったのは、松本大洋原作コミックの映画化映『ピンポン』（2002）のドラゴン役。スキンヘッドで強烈な印象を残すキャラを熱演した。その後は十八代目中村勘三郎にかわいがられ、平成中村座に出演、歌舞伎はもちろんのこと、ドラマ、映画、舞台、CMと活躍の場を広げている。
2012年から2014年まで放送されたNHK「歴史にドキリ」は中村獅童が1人で何人もの歴史的偉人に扮し、「ここまでやるか！？」というぐらい歌って踊って歴史を教える番組に出演し話題となった。
現在（2/18まで）EXシアター六本木にて、宮藤官九郎脚本、三池崇史演出で市川海老蔵とともに六本木歌舞伎「地球投五郎宇宙荒事」に出演中。この舞台には、初代子ども店長でお馴染みの加藤清史郎くんも出演。8月には名古屋公演、大阪公演も決定している。新作歌舞伎から古典歌舞伎まで、歌舞伎役者としても演技の幅の広さに高評価を得ている実力派俳優である。
⇒六本木歌舞伎「地球投五郎宇宙荒事」公式サイト
■前回のあらすじ
将監（柴田恭兵）の屋敷を訪れた源五（中村雅俊）は、将監を斬りにかかる。にらみ合いが続く中、将監の妻・みつ（麻生祐未）が機転をきかし、2人は刀を治めることができた。
なぜ山崎多聞（中村獅童）が将監の命を狙うのか…。将監は多聞と藩主が幕閣になるため、幕府から突きつけられた不利な条件での国替えに応じるつもりであること、その対象地が源五らが住む月ヶ瀬だということ。将監はそれを阻止するため、藩主に異を唱えたところ多聞から命を狙われるようになったと言う。
十蔵（高橋和也）が命をかけて守ったこの月ヶ瀬を失うわけにはいかない。源五の心は揺れ動いた。
将監から話を聞いた後、源五は8年前のことを思い出した。月ヶ瀬の田畑が豊かになったのは、五郎右衛門堰ができたおかげ。この井堰施工のため、源五は時には村人から「鬼」と呼ばれるほど尽力を注いだ。その甲斐あって井堰が出来、月ヶ瀬の暮らしは豊かになった。この地を失うわけにはいかない。源五はある決意を胸に抱いた。
■第5話「脱藩」あらすじ
山崎多聞（中村獅童）企ての国替え阻止のため、脱藩し江戸屋敷へ向かおうとする将監（柴田恭兵）。源五は将監から話を聞き、多聞から命じられていた将監暗殺を躊躇する。そして源五は、将監脱藩に手をかすことを決めたのだが…。
NHK総合2月12日（木）夜8時より木曜時代劇「風の峠 銀漢の賦」第5話「脱藩」（全6話）を放送。原作は直木賞作家・葉室麟著『銀漢の賦』（文春文庫刊）。出演は中村雅俊、柴田恭兵、桜庭ななみ、平岳大、池田鉄洋、吉田羊、中村獅童、高橋和也、麻生祐未ほか。再放送は【NHK総合】17日（火）25時25分から【NHK BSプレミアム】18日（水）午後12時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。なおNHKオンデマンドにて見逃し配信中。
◇NHK総合 木曜時代劇「風の峠」番組公式サイト
◇NHKオンデマンド公式サイト
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各話：216円/3日間、見逃し配信：月額972円（自動更新）
【冬ドラマ一挙紹介】 【各話のあらすじ】
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