侍ジャパン、本日大暴れ!?昨日の試合内容を詳しくチェック!3月11日「欧州代表 VS 侍ジャパン」第2戦を生中継!

2015年03月11日15時57分スポーツ

昨日3月10日、そして本日11日と2日連続で行われる「ひかりTV 4K GLOBAL BASEBALL MATCH 欧州代表 VS 侍ジャパン」セパ12球団から期待の若手を中心とした新生侍ジャパンが世界ランク5位の強豪・オランダの選手を中心とした欧州代表を迎え撃つ!第一戦では緊張感の中、何とか勝利をおさめた!第2戦、目を覚ました侍9が大暴れ!?「ひかりTV 4K GLOBAL BASEBALL MATCH 欧州代表 VS 侍ジャパン」は本日3月11日(水)夜6時からBS-TBSにて生放送!さらに、公式サイトでは無料配信を決定!これから日本の野球を率いる若手選手の躍動を見逃すな。

世界51か国18言語で昨日10日(火)放送された「欧州代表VS侍ジャパン」の第一戦。
先発は若干23歳、昨年のセ・リーグ新人王・大瀬良大地。2015年、侍ジャパンの初戦先発という大役を任された大瀬良は国際試合独特の緊張感の中でもストライク先行で1回表の欧州代表攻撃を冷静に抑える。
1回裏。この日の先発オーダーは一番から超攻撃型。昨年の日本一チーム・ソフトバンクホークスから柳田が登場。彼の持ち味である思い切りのいいスイングをみせるもファーストゴロに倒れる。2番はカープ女子注目の菊池。彼の代名詞である守備力は言うまでもないが、昨年は16試合連続安打を達成するなど打撃でも大きな成長が見られた。しかし、この打席では結果が残せずライトフライ。3番は今年からジャイアンツのキャプテンに就任した坂本勇人。さすがは常勝軍団のキャプテン。国際試合の緊張感、そして勝って当たり前という緊張感に押しつぶされることなく冷静にフォアボールを選ぶ。
ランナー一塁で登場は、日本の4番・中田翔。期待がかかるも相手ピッチャー・コルデマンスの前、レフトフライに倒れる。

2回表。欧州代表はスピードとパワーを兼ね備えた5番サムスからの攻撃。大瀬良の4球目、決して悪いボールではなかったが、センターへはじき返され、これが2塁打となる。6番のデカスターは初球から積極的にスイング。こちらも4球目、センターに返されたところをセカンドの守備職人・菊池が好捕。素早く送球するが、それが少しそれてセーフとなる。
ランナー1、3塁で迎えた7番・アングロ。ダブルプレーに仕留めるも、その間に三塁走者が生還。日本代表は1点のビハインドを追うことに。その後、8番のダシェンコは大瀬良が気合の投球を見せ、空振り三振に抑える。
1点を追う展開となった侍ジャパンは5番筒香から開始。横浜DeNAベイスターズを引っ張る若き大砲の第一打席に期待が集まるも結果は空振り三振に倒れる。6番で登場は日本の元気印・松田。ソフトバンクのパ・リーグ制覇も日本一も決めたのはこの男。お祭り男の第一打席。プレッシャーをはねのけ、左中間フェンス直撃のツーベースとなる。
一気に流れを引き寄せたい侍ジャパン。7番はこれが初めての侍ジャパン招集となったヤクルトの雄平。ピッチャーから外野手へ華麗なる転身を遂げたものの、2013年に右膝前十字靭帯断裂。シーズンをリハビリに費やすことに。2014年に開幕から復帰するとメキメキとその実力を発揮していき、5月には月間MVPを獲得した。豪快なバッティングで流れを変えて欲しいところだが、結果はセンターフライ。同じくヤクルトスワローズである8番山田へ後を任せる。
昨年、日本人右打者最多安打記録を塗り替えたこの男。冷静に見極めてフォアボールを選ぶ。9番、日本のキャプテン・嶋。野球の底力をみせるべく粘るも9球目にショートへのごろに倒れた。

この後、3回表の欧州代表の攻撃を3人でピシャリと抑えた大瀬良。
3回裏、2巡目になり、選手本来のバッティングが期待されるも、欧州代表・マエストリの前に坂本以外は出塁すらできず、侍ジャパンはなかなか逆転ののろしを上げられない。
4回表、この回からマウンドを任されるのは、日本が誇るアンダースロー、西武ライオンズの牧田。昨年11月の日米野球でメジャーから喝采を浴びたアンダースロー。しかし、日本野球を徹底研究してきた欧州代表。3番スミスがいきなりライト前ヒット。マルティネスに死球を与え、ランナーは1,2塁。5番サムスと6番デカスターをなんとかフライに収めるも7番アングロにセンターへのタイムリーツーベースをくらい、点差は3点に。
なんとか巻き返しを開始したい侍ジャパンの攻撃で、ヤクルトコンビが躍動。2アウトから雄平がツーベースを放つと、山田もこれに対抗するようにツーベース。これがタイムリーとなり、点差は2点に。この後、嶋が四球を選ぶも柳田がセカンドゴロに倒れた。
5回表、牧田は欧州代表を3人で抑える。
ここで一気に流れを引き寄せたい5回裏、侍ジャパンの攻撃。ワンアウトから坂本がセンター前ヒット。4番中田への期待がかかるが、スライダーを引っかけ、サードゴロ。これがダブルプレーとなり、再び、いやな空気が流れはじめる。

6回表、この空気の中で登場したのが、阪神タイガースが誇る未来のエース・藤浪晋太郎。この日の最速156キロと、シーズン開幕に合わせ、順調に調子を上げてきている様子の藤浪。緊張感を感じさせないリラックスした様子で投げるも2アウト満塁というピンチを招く。しかし、8番のダシェンコを空振り三振で抑えた。6回表のアウトをすべて三振でもぎ取る気合のピッチング。さらに、7回のマウンドでは、欧州代表の攻撃を3人でピシャリ。昨年の日本シリーズの悔しさをばねに若虎が躍動した。
対して、バッター陣は沈黙が続く。6、7回裏の侍ジャパンは三者凡退。再び嫌な空気が流れ出す。
そんな流れを断ち切ったのは、投手王国・中日の復活へもっとも頼りになる存在・又吉。ファーストイニングから欧州代表を3人、たったの9球で抑えると、裏の攻撃、ついに侍ジャパンが目を覚ます。
3番坂本が四球を選ぶと4番中田がレフトへの大きなあたり。惜しくもファールとの判定となるが、フォアボールを選び、筒香へバトンを渡す。中田の大飛球に、もちろん筒香が黙っていない、セのパワーバッターはレフトへのタイムリーツーベースを放つ。着っ気に流れを引き寄せたい場面で登場は、お祭り男・松田。初球から喰らいつき、ライト前タイムリー。侍ジャパンが見事同点に追いつくと、7番雄平もセンター前タイムリー。ついに逆転に成功する。
その後は、得点とはならなかったが、9回を目前で日本が見事、逆転。
一点も与えられない場面、クロ―ザー・西野がマウンドへ上がる。育成枠からロッテ最強の抑えとなった彼が、日本のラストをきっちり3人で締めた。

結果、逆転勝利となったが、冷や冷やさせられる試合となった2015年、侍ジャパンの初陣。試合後、やっと選手たちの明るい笑顔が見られたが、独特の緊張感がある試合だった。
本日の第2戦。侍ジャパンの先発はオリックスの松葉とのこと。2014年のオフ、同い年の一般女性との結婚を発表した松葉。新婚ホヤホヤの彼、奥さんの支えを得て、ますますの活躍が期待できそう。

緊張も解け、目を覚ました侍ジャパン。今日の試合は昨日思うように実力を発揮できなかったあの人が大暴れする、はず。

「ひかりTV 4K GLOBAL BASEBALL MATCH 欧州代表 VS 侍ジャパン」は本日3月11日(水)夜6時からBS-TBSにて生放送!さらに、公式サイトでは無料配信を決定。詳しい内容は公式サイトをチェック。

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