NHK 4/9スタート！戦国一のかぶき者、前田慶次の晩年を描く時代劇「かぶき者慶次」第1話あらすじと予告動画
戦国一のかぶき者は年を取ってもかぶいてた！謎に包まれた前田慶次の晩年を藤竜也が熱演！時代劇初挑戦の西内まりや、「ルーズヴェルト・ゲーム」の工藤阿須加、『東京難民』（2014）の中村蒼らフレッシュな顔ぶれに伊武雅刀、火野正平ら実力派も出演！9日（木）夜8時「かぶき者 慶次」予告動画は番組公式サイトで公開。
30年前は「抱かれたい男No.1」と謳われた藤竜也、もう73歳だがいまだにかこいい！ 黒沢清監督や北野武監督など、マニアックな映画監督の作品にも積極的に出演しているが、藤竜也の名前を一躍有名にしたのは、故・大島渚監督『愛のコリーダ』（1977）。実際に起こった「阿部定事件」をもとに作られた衝撃的な作品で、その内容のどぎつさから（映画関連書籍に掲載されたスチール写真がわいせつと見なされた）「わいせつ物頒布罪」で監督が検挙起訴されたほど。『愛のコリーダ』は国内より海外での評価が高く、『戦場のメリークリスマス』（1983）以前に大島渚の名を世界に知らしめた作品である。
若い頃はドラマ「時間ですよ」（1973）、『友よ、静かに瞑れ』（1985）、『化身』（1986）などハードボイルドやプレイボーイな役が多かったが、近年はいいおじいちゃん、かっこいいおじいちゃん系の役が増えている。若い頃から一貫して藤竜也はかっこいいのである。そんな藤竜也が戦国一のかぶき者と言われた前田慶次の晩年を演じるとは、これ以上のキャスティングはない！
石田三成の忘れ形見、慶次が実の子として育てている新九郎役には、ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト史上初の中学生（14歳）でグランプリを受賞し、その後舞台、ドラマ、映画で活躍する中村蒼。慶次の娘・左乃役には、時代劇初挑戦、ドラマ、モデル、歌手として活躍する西内まりや。新九郎の親友、安田勝之進役にはソフトバンクホークス監督・工藤公康の息子で「ルーズヴェルト・ゲーム」（2014）、「永遠の０」（2015）など話題作に出演している注目株、工藤阿須加、といったフレッシュな顔ぶれと藤竜也の共演にも注目したい。
日本一かっこいいおじいちゃん（多分）、藤竜也の最新作は北野武監督作品『龍三の七人の子分たち』が4月25日全国ロードショーとなる。この作品でも藤竜也はめちゃくちゃかっこいい元ヤクザの親分役で主演。こちらの公開も楽しみである。
⇒4月25日公開『龍三と七人の子分たち』公式サイト
■第1話「石田三成の子」あらすじ
徳川家康が天下を治めたころ、戦国一のかぶき者と言われた前田慶次（藤竜也）は石田三成の遺児・新九郎（中村蒼）を息子として引き取り、ひっそりと暮らしていた。慶次を実父と信じる新九郎は、あれだけ名を馳せた父が隠居生活をしていることに反発を覚える。そんな中、慶次の命を狙いに伊達藩の牢人・北川次右衛門（角田信朗）が戦いを挑んでくる。
NHK総合 木曜時代劇4月9日夜8時スタート「かぶき者 慶次」（全11回）を放送。第1話再放送は16日（木）午後2時5分より。出演は藤竜也、中村蒼、西内まりや、工藤阿須加、江波杏子、青山倫子、壇蜜、笛木優子、田畑智子、前田美波里、角田信朗、伊武雅刀、火野正平ほか。
◇NHK総合 木曜時代劇「かぶき者 慶次」番組公式サイト
【春ドラマ一挙紹介】 【「歌舞伎者 慶次」各話あらすじ】
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