徳川家の言いなりになる上杉藩の将来を案じた若者達は、自らの命を賭けて殿に直訴しようと計画！新九郎（中村蒼）、勝之進（工藤阿須加）らが決行しようとしたが、彼らの前に慶次（藤竜也）が立ちはだかった！そして徳川家が放った間者が…NHK総合23日（木）「かぶき者 慶次」第3話、予告動画は番組公式サイトで公開。

戦国一のかぶき者と謳われた前田慶次。イメージ的（ビジュアル的）にはどうしても原哲夫の『花の慶次』シリーズを思い浮かべてしまうのだが、このドラマに登場する慶次には、あんなギラギラ感はなく、飄々とした老年慶次であるカレセン（50代以上の男性を好む若い女性）女子のハートを鷲づかみではないだろうか。
第2話から登場した本妻・美津が絵に描いた「恐妻」ぶりを発揮、娘の佐乃（西内まりや）も気が強くて武術に長けている。気の強い女性陣をひょいとかわす慶次が粋なことといったら…。さらに贔屓にしている酒亭「松川」の女将・雪夜（笛木優子）にもモテモテの慶次。このまんま、やんちゃオヤジ専門雑誌「MADURO」の表紙を飾ってもらいたいぐらいだ。
◇「MADURO」とはこんな雑誌（公式サイト動画あり）

■前回のあらすじ
8年前、関ヶ原の戦いの後「すぐ帰る」と言って家を出たまま米沢に居続ける慶次。次女・佐乃（西内まりや）は母・美津（江波杏子）の使いとして、慶次に一緒に金沢へ帰るよう説得するのだが、慶次は右から左へ受け流すばかり。その8年の間、石田三成の遺児・新九郎（中村蒼）を育てて来た慶次だが、佐乃には腹違いの兄とし、真実を告げずにいた。もちろん新九郎自身もそれを知らない。
そんな中、天下統一を成した徳川家は、江戸城石垣の修繕費という名目で多額の費用を課し、上杉家を潰そうと企む。一方、金の工面を強いられた上杉家内は、与板組と馬廻組の2つの勢力が反目しあっていた。与板組の安部一左衛門（斉藤暁）は、越後屋に支援を依頼するが、すでに貸している金も返してもらえないのでと断られる。馬廻組の者たちは、越後屋に商人のくせに武士を舐めているのかと激怒。穏健派の安部は慶次に泣きつくと、慶次は越後屋を説得。さすがの越後屋も慶次の頼みは断れなかった。
そして徳川家はひそかに、石田三成の遺児の存在を探っていた。どうやら米沢にいるらしい…というところまで判明したのだが…。もし、新九郎の存在が徳川家にバレたら、新九郎の命のみならず、上杉家存続も危ぶまれる。新九郎の出生の秘密は死守せねばならない慶次だった。
そして佐乃は母・美津に文を出し、ここ米沢に腹違いの兄がいたことを伝えた。
恐妻の美津は「好き勝手にできるのももうしばらく、お覚悟なさいませ！」と米沢に向かって言った。

■第3話「殿への直訴」あらすじ
父・慶次（藤竜也）から一人前と認められず、城への出仕を認められず、悶々とした日々を過ごす新九郎（中村蒼）。そんな中、新九郎や勝之進（工藤阿須加）ら若者たちは、徳川家から無理難題を押しつけられ、いいようにあしらわれている上杉藩の将来を案じ、自らの命を賭けて殿に直訴しようと意気込むのだが…。そしていよいよ直訴決行の日、血気盛んな若者たちのまえに、慶次が立ち塞がる。

NHK総合 木曜時代劇4月23日夜8時より「かぶき者 慶次」（全11回）第3話を放送。再放送は30日（木）午後2時5分より。出演は藤竜也、中村蒼、西内まりや、工藤阿須加、江波杏子、青山倫子、壇蜜、笛木優子、田畑智子、前田美波里、角田信朗、伊武雅刀、火野正平ほか。NHKオンデマンドで見逃し配信中。

◇NHK総合　木曜時代劇「かぶき者 慶次」番組公式サイト
◇NHKオンデマンド公式サイト

　　【春ドラマ一挙紹介】　　【「かぶき者 慶次」各話あらすじ】

■見逃し配信
NHKオンデマンドでは見逃した回や、大河ドラマや過去の名作ドラマ、ドキュメンタリー番組などを単話ずつ視聴できるサービスと、月額972円で視聴できるお得な月額パックを用意。同サービスはGyaO!ストアからも購入可能。
▼視聴希望の回のみを購入（216円/3日間など）
▼月額パック（972円/毎月・自動更新）
NHKオンデマンド見逃し見放題パック/GyaO!ストア
契約は自動更新、継続しない場合は月内に解約手続きが必要。また、視聴希望番組がそれぞれのパック対象番組であることの事前確認をお忘れなく。放送の当日または翌日から見られる番組は、月々約600本！　見逃し番組やニュース番組が、配信期間中に何度でも視聴できる。
NHKオンデマンド特選見放題パック/GyaO!ストア
過去放送・保存されているNHKアーカイブスから厳選の名作ドラマやドキュメンタリーなど、豊富な映像資産から約4000本の番組が配信期間中何度でも視聴できる。