DVを受けている元カノに助けを求められた春樹（斎藤工）…それ見て複雑な心境に陥る千鶴（石田ゆり子）。一方、仁志（伊原剛志）は友子（板谷由夏）との間に子どもができたことを妻に告げたのだが…フジテレビ14日（木）夜10時より斎藤工主演「医師たちの恋愛事情」第6話予告動画は番組公式サイトで公開。

医療ドラマなのだが、イマイチ緊迫感に欠ける「医師たちの恋愛事情」。大ヒットした「ドクターX 大門未知子」（テレビ朝日）シリーズは、個性的キャラ・大門未知子と演じる米倉涼子のキャラが見事に合っていたし、なによりも毎回登場する緊迫したオペシーンに、視聴者は手に汗握る思いをした。しかし、「医師たちの…」の場合、オペシーンはあるがわりとアッサリ描かれ、むしろ医師同士の複雑な人間関係を重視している。
仁志（伊原剛志）と友子（板谷由夏）、宗太郎（平山浩行）と奈々（相武紗季）、そして春樹（斎藤工）と千鶴（石田ゆり子）の感情のもつれ具合は相当なものだ。前回（第5話）で千鶴は若い医学生に「とくに外科医はプライベートを犠牲にしないと務まらない」と言った。とはいえ、医師だって人間。誰かを好きになることは、止めようとしても止まらない。ドラマの今後の展開は、千鶴の理性と本音の葛藤が描かれていくのだろう。潤んだ瞳の斎藤工に「好きです」なんて面と向かって言われたら…そりゃ誰だってオチます。
ネットでは「斎藤工のプロモーションビデオ」なんて意見も多々見られるが、このままのゆるーい展開ではなく、ラストに向け大きな展開があることを大いに期待したい。

■前回のあらすじ
江洋医科大付属病院に4人の医大生がやってきた。その中の1人が案内役の千鶴に「仕事と恋愛は両立できるか」と尋ねる。千鶴は外科医はプライベートを犠牲にしないと務まらないと答えるのだが…。
そんな中、経営本部長の渡辺（生瀬勝久）が、第一外科の売り上げが停滞しているので、通常の開腹手術よりも点数の高い内視鏡手術の件数を増やすよう指示を出す。特に大根（三宅弘城）は売り上げが低いと叱責されてしまった。
焦る大根は無理矢理、内視鏡手術を増やすのだが技術が伴っていなかったため、ある患者の手術でミスを犯した。間違って血管を切ってしまい、すぐ縫合しなければならないのだが、大根は血管の縫合経験がない。オペ室に緊迫した空気が張り詰めるなか、春樹が登場し大根に変わって縫合手術を行い、事なきを得た。いつもは春樹にキツくあたる大根だが、さすがに今回の件では素直に礼を言った。
一方、研究費増額を求める白石（床嶋佳子）に渡辺は、第一外科の低迷の責任だといって増額を認めなかった。自分を見下すような態度を取る渡辺に腹を立てた白石は、渡辺のプライベートを探りいれ、そしてSMクラブの常連という驚愕の事実を突き止める。その証拠写真を渡辺に突き出し「今後は私のためだけに働きなさい」と女王様のように言った。
仁志（伊原剛志）は友子（板谷由夏）が自分との間に宿した子どものことで悩んでいることに苦しむ。ある晩、自宅いいる仁志の携帯に友子から電話が…。妻・恵美（櫻井淳子）がとり「いつも主人がお世話になってます」と対応する。驚いた友子はいそいで電話を切るのだが…。恵美は仁志に「いつから？　何回やったの？　私が気づかないとでも思った？」と脅迫めいたことを口にした…。

■第6話あらすじ
春樹が勤める病院に元カノの由梨絵（小松彩夏）がやってきて「助けてほしい」と言う。腹痛を訴える由梨絵は即入院。現在交際している恋人・貴也（加藤厚成）からDVを受ける由梨絵に春樹は「ここにいればみんなが守ってくれる
」と優しく抱きしめた。その光景を見ていた千鶴（石田ゆり子）は複雑な心境に。
同じ頃、仁志（伊原剛志）の妻・恵美（櫻井淳子）が（板谷由夏）に、夫と別れて欲しいと現金が入った封筒を手渡す。友子は封筒を受け取らず、仁志とは別れると言ってその場を立ち去った。残された恵美に仁志は、友子との間に子どもがでいたことを告げるのだが…。

フジテレビ5月14日（木）夜10時「医師たちの恋愛事情」第6話。主演はフジテレビドラマ初主演となる斎藤工。共演は石田ゆり子、相武紗季、平山浩行、板谷由夏、伊原剛志、生瀬勝久ほか。第6話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。「フジテレビオンデマンド+７」にて最新話を、放送後最大7日間無料見逃し配信中。

◇フジテレビ木曜劇場「医師たちの恋愛事情」番組公式サイト
◇フジテレビオンデマンド+7公式サイト
　※スマートフォン（AndroidTM端末、iPhone）で視聴の際は専用のアプリが必要です。
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