夢乃（蒼井優）と倫太郎（堺雅人）の路上キス写真をネタに、倫太郎と病院が訴えられマスコミも大騒ぎに！どんなにヒドイことをしても優しく接する倫太郎がウザくてたまらない夢乃と金が欲しいるり子の策略で窮地に追い込まれる倫太郎…10日（水）「Dr.倫太郎」は第9話、予告動画は番組公式サイトで公開。

「Dr.倫太郎」に登場する明良（蒼井優）は夢乃という名前で芸者をやっている女性。しかし「夢乃」は明良のもう1つの人格でもある…というドラマの設定なのだが、一般庶民に芸者さんはあまり馴染みがないのではなかろうか。芸者といえば夜の世界、オトナの遊び…なんてことを想像してしまうのだが、そもそも芸者とはどんなお仕事をする人たちなのだろう。

「大辞林」で調べてみると芸者とは…歌・舞踊・三味線などで宴席に興を添えることを職業とする女性…とある。なるほど、単に美しく和装で着飾っただけではダメ。それなりの高いレベルで芸事をこなさなければならないお仕事なのだ。そういえば、周防正行監督『舞妓はレディ
』（DVD&Blu-ray発売中）では、主人公・春子（上白石萌音）は劇中でいろいろなお稽古に励んでいた。
ちなみに「舞妓」は京都での呼び名、関東では「半玉（はんぎょく）」と呼び、芸妓の見習いのことを言う。厳しい修行を経て、一人前になると「芸妓」になれる。「芸者」「芸妓」「芸子」と色々呼び名があるが、お仕事の内容は変わりないそうだ。もし芸者に興味があり、なりたいと思う方がいらっしゃったら…まずは『舞妓はレディ』を鑑賞し、その後、こちら（芸妓置屋 菊悦）のホームページにアクセスすることをオススメする。芸妓さんがどんな仕事をするのか、芸妓になるためにどうすればいいのか、専門用語などのQ&Aが掲載されている。
⇒『舞妓はレディ』公式サイト
⇒芸妓置屋 菊悦公式サイト

■前回のあらすじ
副院長の蓮見（松重豊）の視力が低下していることに気づいた倫太郎（堺雅人）。倫太郎は心因性のものと考えるが、蓮見本人がそのことを否定、さらに検査も拒否。一方、理事の円能寺（小日向文世）は新しい病院設立のため補助金目当てで行政府報道長官の池（石橋蓮司）に取り入ろうとする。池は円能寺の要求をのむ代わりにある大臣の息子のオペを依頼。脳腫瘍を取り除く難しいオペだが、円能寺は金のために安易に引き受け、蓮見にオペを押しつける。
倫太郎は蓮見と同期の荒木（遠藤憲一）から、蓮見の過去を聞く。10年前、今回と同じような脳腫瘍の患者のオペを執刀した蓮見は、命を助ける代わりに患者の記憶を奪ってしまった。その後、記憶をなくした患者本人、そして家族は辛い思いをし…その患者が半年前に亡くなった。葬式に出た蓮見に遺族は罵声を浴びせたらしい。それ以来、蓮見の視力は低下してしまったのだ。
強引な円能寺の依頼を断れず、蓮見は自分がオペに立ちあい指示を出し、百合子（吉瀬美智子）が執刀する方法をとり、無事手術は成功した。
一方、明良（蒼井優）の治療に取り組む倫太郎だったが、もう一人の人格・夢乃（蒼井優）は倫太郎を激しく拒絶する。夢乃は母・るり子（高畑淳子）に声をかけ、倫太郎を陥れようとするのだが…。

■第9話あらすじ
倫太郎（堺雅人）が自分の人格を消し去ろうとしていると思い込む夢乃（蒼井優）は、倫太郎を陥れようと母・るり子（高畑淳子）と手を組み「精神科医が患者に手を出した」と2人の路上キス写真をネタに倫太郎と病院を訴える記者会見を行った。人気精神科医のスキャンダルとしてマスコミは大騒ぎに。円能寺（小日向文世）は倫太郎を謹慎処分にし、その代わりに荒木（遠藤憲一）を復職させる。
それでも倫太郎は夢乃／明良（青井優）に優しく接し続けるのだが、それがさらに夢乃の気持ちを逆なですることに…。

日本テレビ6月10日（水）夜10時「Dr.倫太郎」第9話。主演は日本テレビの連続ドラマ初主演となる堺雅人、共演は蒼井優、吉瀬美智子、内田有紀、高梨臨、高橋一生、真飛聖、中西美帆、余貴美子、遠藤憲一、酒井若菜、長塚圭史、松重豊、石橋蓮司、高畑淳子、小日向文世ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。最新話は日テレオンデマンド、Huluにて配信中

◇日本テレビ「Dr.倫太郎」番組公式サイト
◇日本テレオンデマンド公式サイト
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