市民を追い出し丸ごと富裕層の市民に入れ替えて都市開発するという噂で持ちきりの幸多市。住民たちは不安になる中、住民説明会が行われることに…しかしクローバーと都市開発の代表として壇上に上がったのはタツヤ（AKIRA）だった！「HEAT」第7話は18日（火）夜10時より放送、予告動画は番組公式サイトで公開。

21世紀になってまだ15年しか経ってないのに「今世紀最低視聴率を記録した」などと不名誉な烙印を押されてしまった「HEAT」。たしかにゴールデンタイムで2.8%（ビデオリサーチ調べ、関東地区）というのは厳しい数字だ。深夜ドラマじゃないんだから…と思わずにはいられない。
各メディアで主演のAKIRAが酷評されているが、果たして本当にそうだろうか？　どうしてもEXILEというと「ワイルド」「ヤンキー」的なイメージに囚われてしまうが、主人公タツヤ（AKIRA）の猛烈エリートサラリーマンぶりも悪くないと思う。むしろ、ドラマ開始当時は、相当イヤな性格だったタツヤが、どんどん消防団に感化され、利益優先ではなく街や住民のことを考えるイイ奴に変わってきた。そういう熱血さはAKIRAのイメージに合っているのではないだろうか。
18日放送の第7話では、住民に寄り添ったプロジェクト案を出したタツヤが、社長（稲垣吾郎）によって却下され、利益優先に方向転換させられる。住民の気持ちと会社との板挟みになって苦しむタツヤ、最終的にどちらを選ぶのか、タツヤの将来に関わる大事な回になりそうだ。

■前回のあらすじ
就活中の大学生団員・松山（吉沢亮）は、なかなか内定をもらえずにいた。消防団に入ると就活に有利と聞いたから入ったのに…と、団員に八つ当たり。揚げ句の果てに「鳴海（正名僕蔵）さんのようになりたくない！」と言い出す始末。松山はしばらく就活に集中したいので団の活動を休むと言った。その鳴海は会社の成績が不振でリストラ寸前。会社をクビになってしまうと、幸多市と関わりがなくなり団を辞めなければならない。鳴海のことを心配した上司は、大口契約のアポイントメントを鳴海に譲ってくれた。しかし鳴海はアポをすっぽかしてしまい、上司からも「もう庇いきれない」と見放されてしまう。鳴海は退職届を出す覚悟でいた。
一方、再開発プロジェクトに取り組むタツヤ（AKIRA）だったが、頑なに反対を貫く地権者・菅井（斉木しげる）に頭を悩ませていた。それでもタツヤは何度も菅井のもとに通い、市民に親しまれる都市開発を進めたいと力説。大きな公園を作り、そこで菅井が栽培している花々を移植したいと願いでる。熱心なタツヤに根負けした菅井は「信用を裏切るなよ」と言って、地権者として協力してくれることを約束してくれた。
松山の就活は順調で、大手ベンチャー企業の最終面接までいった。しかしそこの社長のポリシーは「協力し合うなんて無駄。自分の利益最優先」という合理主義者。松山も同じような考えを持とうと、消防団を辞める覚悟で就活に臨む。そんな中、鳴海が大事なアポをすっぽかした理由が判明。新聞の投書欄に「道で倒れている人を救護した消防団員」のことが掲載されていた。名前は出ていなかったが、それは鳴海のこと。咲良（栗山千明）らは、その記事をもって鳴海の会社へ行き、社長に鳴海のリストラを考え直してほしいと懇願。なんとか、鳴海の解雇は回避されることになった。それを聞いた松山は、自分が本当に目指すことは「利益優先」ではないことに気づき、就活を一からやり直すことにし、消防団に復帰した。
着々とプロジェクトを進めるタツヤは、幸多市の市民のことを考えた人にも環境にも優しい都市開発案を日比野（稲垣吾郎）に提出したのだが、日比野は笑顔でその企画書を破り捨てた。

■第7話あらすじ
街の人たちのことを考え、タツヤ（AKIRA）が再提出した幸多市再開発プロジェクト案をあっさり破り捨てた日比野（稲垣吾郎）。日比野は秘密裏に濱田（田中圭）を動かし、会社の利益優先となるプロジェクトを進めていた。タツヤには、それに従わなければ担当を外すと警告。動揺するタツヤだが、日比野に従わざるを得なかった。
幸多市では都市開発の噂で持ちきりとなる。しかも今住んでいる住民を全員追い出し、住民丸ごと富裕層に入れ替えるという強引な手法の都市開発だという。プロジェクトをすすめるクローバー都市開発の説明会が行われ、住民らは参加するのだが、そこでクローバー都市開発側の担当者として現れたのは、タツヤだった。

フジテレビ8月18日（火）夜10時より「HEAT」第7話を放送。出演はEXILE AKIRA、栗山千明、佐藤隆太、田中圭、菜々緒、工藤阿須加、鈴木伸之、井出卓也、吉沢亮、小芝風花、堀内敬子、正名僕蔵、菅原大吉、稲垣吾郎ほか。予告動画は番組公式サイトで公開。フジテレビオンデマンドにて見逃し配信中。

◇フジテレビ「HEAT」番組公式サイト
◇フジテレビオンデマンド公式サイト

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