パティシエ見習いの田所真弓（木下あゆ美）が絞殺死体となって発見された！犯人は2時間半後に犯行現場近くの交番に自首。元タクシー運転手の木島義男（でんでん）は真弓とすれ違いざまに肩がぶつかり口論になった末殺害したと自供するのだが…26日（水）夜9時より「刑事7人」第7話、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

「刑事7人」の主人公で「時間」に拘る刑事・天樹を演じる東山紀之。もう「少年隊のヒガシ」などと軽々しく呼べない。ジャニーズ事務所の中で、マッチに続く大御所である。そんなヒガシがさらなる高みを求め挑戦する。毎年恒例、テレビ東京がお正月に放送する大型時代劇スペシャルに主演することが発表された。2016年1月2日放送される「信長燃ゆ（仮）」で織田信長役で主演を勤めることが発表された。

テレビ東京のお正月時代劇スペシャルも今回で38作目となる。原作は直木賞作家・安部龍太郎著『信長燃ゆ』（上下・新潮文庫刊）。物語は織田信長が羽柴秀吉、徳川家康らを従え天下統一をめざし「本能寺の変」までの1年半を描く。東山紀之、50歳を目前に大役を射止めた。テレビ朝日「必殺仕事人」シリーズやNHKBS「大岡越前」などジャニーズきっての時代劇俳優として、着実にキャリアを積んでいるヒガシ。お正月のスペシャルでどんな信長を演じるのか、今から楽しみである。
⇒テレビ東京2016年1月2日放送「信長燃ゆ（仮）」番組公式サイト

■前回のあらすじ
元最高裁判事で現在、テレビのコメンテーターとして活躍する高堂隼人（長谷川初範）が自転車事故を起こした。たまたま事故に遭遇した天樹（東山紀之）は高堂と、ぶつかった西沢淳一（近藤公園）を近くの交番まで連れていき、天樹はその場を去った。ところがそのすぐ後、交番から高堂が警察の自転車を盗んで逃走したと連絡が入る。さらに事故を起こした高堂の自転車を調べると、何者かによってブレーキが切断されていたことが発覚。交番の警察官によると、高堂は「1時間で自宅に帰ると連絡してしまったのに…」と呟いていたという。
高堂は以前、最年少で最高裁判事になった経歴を持つ。天樹は高堂がかかわった判例で高堂に恨みを持つものがいないか、山下（片岡愛之助）に調べてもらう。その中で、地裁で有罪になったにもかかわらず、最高裁で覆り無罪になった判例があることがわかった。8年前、夫不在の家に押し入った成瀬博之は妻子を殺害。1時間後に帰宅した夫が遺体を発見。犯人はすぐ逮捕されたが、最高裁で犯行当時の成瀬は覚醒剤による心神喪失、刑法第39条にのっとり罪を問えない…つまり無罪と当時の判事、高堂は判決を下した。その妻子を殺されたった1人残された夫が、高堂と自転車事故を起こした西沢と判明。高堂は、妻子を拉致され、1時間以内に指定の場所に来なければ殺害すると西沢から脅されていた。この日、8月19日は高堂が最高裁で成瀬に無罪判決を下した日。西沢はこの日を選んで高堂に復讐しようとしていた。
調べを進めると西沢は現在住むアパートの他に、以前家族と住んでいたアパートもそのまま借りていた。家賃2件分払い続けていたが、経済的に行き詰まり犯行に及んだ模様。
一方、指定された場所、かつて西沢が住んでいたアパートへ辿りついた高堂はすでに妻子は成瀬によって殺害されたと西沢から聞かされる。高堂は西沢が自分が下した無罪判決の被害者遺族だったことを覚えていなかった。それがさらに西沢の怒りの火に油を注いでしまった。西沢は高堂に拳銃を差しだし、妻子を殺させた自分を殺せと命じる。嘆き悲しむ高堂は、震える手で拳銃を発砲したのだが…そこへ天樹が駆け込んできた。西沢が持っていた拳銃はニセモノで発射音だけだった。しかし西沢は満足げな顔をして、ベランダから飛び降り自殺してしまった。その後、高堂の妻子は無事保護された。

■第7話あらすじ
女性の絞殺死体が発見される。天樹（東山紀之）は遺体の体つきからパティシネ見習いではないかと推測する。所持品から身元が割れ、天樹が言ったとおり、有名洋菓子店で働くパティシエ見習いの田所真弓（木下あゆ美）と判明。死亡推定時刻、つまり犯行時刻から2時間半後、一人の男が犯行現場近くの交番に自首してきた。元タクシー運転手の木島義男（でんでん）は、被害者と面識はなかったが、すれ違いざまに肩がぶつかり口論の末、真弓を殺害してしまったと言う。天樹は、犯行現場から交番まで徒歩10分たらずのところ、木島はなぜ2時間半もかけたのか疑問に思うのだが…。

テレビ朝日8月26日（水）夜9時「刑事7人」第7話を放送。出演は東山紀之、髙嶋政宏、片岡愛之助、鈴木浩介、倉科カナ、吉田鋼太郎、北大路欣也ほか。第7話予告動画は番組公式サイトで公開。テレ朝動画にて有料見逃し配信中。

◇テレビ朝日「刑事7人」番組公式サイト
◇テレビ朝動画公式サイト

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